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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全856件 281~300 15/43ページ
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それぞれのおかれた人間の心理を的確に表現している展が素晴らしい。愛が人間の本質という点で、素晴らしい作品だと思った。 最後の展開には驚いた。 | ||||
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著者は、『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞した東野圭吾。 (2008/08/10 ' 2008/09/15 第5刷発行) 天才数学者でありながら、不遇な数学教師生活を送る主人公・石神。 隣に一人娘と住んでいる靖子にひそかな思いを寄せていたが、彼女らが前・夫を殺害したことを知り、それを完全犯罪に仕立てようと躍起する。 それを暴く、かつての親友である物理学者・湯川とのやりとりを描く。 この小説の面白いところは、オチやトリックもだけれど、事件は最初の数ページで起こり、その後は特に事件自体が進展することはなく、定点観測的に事件の階層を一進一退明らかにしていくところだった。 ───「あの試験の本質は素粒子論にある。だからそちらからアプローチしてほしかった。物理論の試験だからといって、ほかの理論を無用だと決めつけるな。それではいい学者になれない。思い込みはいつだって敵だ。見えるものを見えなくしてしまうからな」(p.286) | ||||
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これは素晴らしいわ。 物語の展開も、謎解きも、心理描写も見事です。 シリーズ最高傑作だと思います。 | ||||
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他の方が書かれている、東野圭吾最高傑作には同意致します。正直、東野作品が出ると買ってしまいますし、だいたい常に鞄に一冊は入っていて、一番気になる作家ではあります。ただ、落胆させられたり、あまりの強引な結末に首を捻る事もしばしば。 その中にあってこの作品は、ストレートに褒めらる、ベストなガリレオであり、ベストな東野圭吾に違いありません。 ただ、推理小説得意のドキドキどんでん返しは、あまり期待出来ません。石神の純愛、愚鈍とも言える行動が、泣かせるのかも知れません。理数系著者の特性か、時々心理描写が淡々となる作品もありますが、本作は描き切っているかと思われます。 | ||||
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水の中にでも落としたものを乾かしたようなものでびっくりしました。 正直、これほどひどい物を出品していること自体、疑問です。 | ||||
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ぼくがこの本を読んだのは中学生の時だったのですが、当時はガチガチなアリバイ崩しを期待していたので、この作品のトリックには「えー!そうきますかぁ!?がっくり」と思ったものでしたが、今思い返すとこのトリックの凄さがよく分かります。 さらにこの作人のテーマである、愛と人間の存在理由。これは幾度となく人類が考えてきたテーマでしょう。どんな人間だってぶつかるであろうこの問題。中学生だった僕には答えは出せませんでしたが、正解なんてないので、答えは出せないのが当たり前なのかも? ここまで献身的に人を愛せて、合理的に人の価値をとらえる人間(犯人のこと)は見たことがないです。 | ||||
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映画は見たことあるけど東野圭吾の本は初めて。この本は代表作らしい。 殺人推理もので読みやすいし、引き込まれていくのは確かだけれでも、なんかなぁ… ちょっと物足りない感じもした。ラストの奇想天外な結末には驚きだし、泣けてしまうシーンもあるんだけど、東野の代表作という期待が大きすぎただけにその気持を満足させるには至らなかった。 一見するとカテゴリーは違うけれど、意外な結末や泣ける深い愛情というテーマであれば「永遠の0」の方がずっといいと思った。 | ||||
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トリックに唸り そして、切ないことこの上ない。 傑作だと思います。 | ||||
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私はドラマ、映画、の後に読んだのですが、映像が読んでる最中甦って良かったです。 映画の登山はオリジナルですが、底の部分は映画の方が良かった。 その意味でも両方お勧めできます。 | ||||
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配達時間も速いし、商品の質もいいです、おすすめです。。。。。 | ||||
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この複雑なトリックには一応は関心するけど、安定した大学助教授の地位があり、好きな研究に没頭して生きていける主人公のガリレオ先生が、才能があるのに挫折し、数学教師をしている旧友と、薄幸な母娘を3人まとめて刑務所(娘は未成年なので鑑別所か)送りにするのは、お節介で冷血。(ラストシーンでの母親の自白により、娘と一緒に殺人したことは、判明するであろう)少なくとも、旧友の行った行為を無にするような、最後の行動だけは取るべきでなかった。そんな後味の悪さが残ったこれからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学。そもそも、片思いの隣人のために、そこまでするか??という絶対的な疑問も避けられない。 | ||||
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既読の方向けのレビューですのでよろしくです。 一番ひっかかったのは、石神さんが思いを寄せる本当の 殺人犯である花岡母。この人、殺人を犯したのに、呑気に 他の男性とレストランとか行ってるし。指輪もらっちゃうし。 この殺人は正当防衛という形になるかもだし 普通の神経の人間なら「自首します」に当然なるはず。 それに普通の人間なら殺人を犯してしまった事にものすごく悩んで 頭がおかしくなりそうになるはずだ。 なのに、この女はまるで無実の罪を着せられそうになる被害者か何かのように書かれている。 読んでて「なんじゃこの女は」と思いました。 私はこの話は、石神がそうやって花岡親子をかばっていたのに、 花岡に思いを寄せる男登場で、愛が憎しみに変わる、という話なのか と思っていた。 緻密に計算していたのに、思いもよらない外部ファクター登場、って事で。 それと、この話、私には湯川さんがどう天才なのかさっぱりわからなかったし 草薙さんは無能な刑事にしか思えなかった。 湯川と石神が友人というのも?で せいぜい学校が同じ程度なんじゃないの?と。 読んでいてすごく仲が良かったとは思えないんだけど。 だから湯川がつらそう、というのも、え、そうなの?と…。 実感わかなかった。 最後の方で湯川君が謎解きするのはまあいいんですけど 「本当に殺したのは○○なんです」という文は戦慄が走った。 花岡が殺したんではなかったのか!!!! そこから始まる、石神と花岡元夫の隠された過去、 偶然を利用しての石神の復讐…なのか??? すごい!と思ったのに… ただの、日付が違うという読者ミスリードだった…。 トリックには釈然としませんでした。 「警察は科学捜査をする」と思い込んでいたので 「そういわれたらそうなの?」と自分を無理やり納得させるしかなかった…。 でも私は泣けましたよ。 なーんも人生いいことない石神の気持ちに感情移入しました。 まあ、結局湯川と石神が友達ってところに? 花岡母のあり方に? トリックに? 面白かったっていう人たちは本格推理を読んだ事がないのかなあ? 外国人作家の推理小説はいいですよ。 後、最後、湯川さんのセリフは ブラック・ジャックみたいだな、と思いました。 漫画ちっくでした。 | ||||
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私は偶然、映画をTV(WOWOW)放送で見た。思わず引き込まれ、最後までテレビの前を 動けなかった。 そしてキャストをピタリと当てはめて原作を読んだ。 映画は、原作に実に忠実であった。まるで映画の脚本を読んだようでもあった。 映画監督は、原作を尊重したのだろう。それだけプロットが十分に良くできていて、 読者(見る者)を引き付けるストーリー展開であるということだ。 一部のレビューにあるように、とりたてて文章表現が秀逸というわけではないが、 このようなストリーを紡いでしまう作者には敬服する。面白かった。 「容疑者Xの献身」というタイトルも然りである。 まだお読みでないかたには、おすすめする。 | ||||
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すぐに入手できて助かりました。今後ともよろしくおねがいします。 | ||||
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東野圭吾氏の作品は他2作読んでいるが、それほど好きではない。本作が氏の最高傑作と聞いていなければ☆4だった。 文章、解答に到達するまでの湯川や草薙の推理は非常に丁寧で分かりやすい。伏線の散りばめ方も見事で、序盤から散りばめられていた作中のヒントが、名探偵湯川の推理により一点に終息するというのは並の作家に出来ることではない。 ただし、肝心のトリック自体は読みやすい。丁寧に読んでいけばある程度検討がついてしまった方もいるはず。 加えて、この作品の根底にある「深い愛情」だが、これもトリックが読めてしまえばそれほど衝撃を受けないのではないか。 裏を返せば、トリックに気づかず読み進めた方がこの作品を楽しむことができるのだろう。 この作品は名探偵湯川と刑事の草薙、湯川の友人石神に焦点を当てられているため、ヒロインの靖子と娘美里への掘り下げが浅くならざるをえない。私は本作から「献身」は読みとれたが「深い愛情」には心を動かされなかった。あまり危機感の無い靖子の言動にも疑問を覚えたほどだ。 完成度の高い作品ではあるが、最終的な感想はタイトルの通りである。 | ||||
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手頃の値段で、ほぼ新品のもので、名作を読めて嬉しかったです。ありがとうございます! | ||||
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文章は決して巧い方ではないだろう 著者の作品を10冊ほど読んでいるが、いつもそう感じる しかし、どの著作をとってみても心を揺さぶられる言葉がある これは巨大な才能に他ならないと思う 本当は星4つといきたいところなのだが、 著者は中学校の先輩なので星1つのおまけぐらいは大目に見ていただいて… | ||||
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東野圭吾作品を初めて読みました. 私が今まで出会った作品の中で最高の本の1つです. 魅力的に感じた点を述べます. 1.物語を構成していく2人の人物 2.私達読者も含めた犯罪を隠蔽するための大胆なトリック 1.についてです 高校で数学を教えている石神と大学で准教授をしている湯川という人物 物語はこの2人の頭脳が火花を散らせる所に最も面白みがあります. お互いを認め合う友人であり好敵手である2人が繰り広げる展開は ワクワク・ドキドキさせてくれます. 次がどうなるか読みたくて仕方なくなるはずです. 2.についてです 大胆不敵で想像の遥か上を行くトリックです. あらゆる要素が含まれており、トリックを仕掛けた人物を象徴するような 劇的な展開が待っています. 私、amazonのレビューを書くのは初めてです. なぜレビューを書いたかと言うと他の人にも読んで欲しいと思ったからです. それと自分が面白いと思った要素を整理したいとも考えました. 東野圭吾さんのように文章で伝えるのは上手ではないですが 買って損はしない作品です.皆さんにも読んで頂けたらと思います. | ||||
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よくできてはいるけど、それほど文章がうまいだろうか? それとも、みんな別に文章力は気にしていないのだろうか? | ||||
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TVドラマでも観たがなかなか面白い。はたして人間は相手(第3者)に好意も持っているものの身代りになれるだろうか。一般文学289作品目の感想。2006/03/20 | ||||
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