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容疑者Xの献身



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【この小説が収録されている参考書籍】
容疑者Xの献身
容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身の評価: 4.19/5点 レビュー 891件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全891件 381~400 20/45ページ
No.511:
(5pt)

なかなか本格的なミステリー

ミステリーとしてもなかなかの作品だと思います。
もちろん、人間ドラマとしても最高峰な作品です。
東野圭吾さんの作品の中でも最もインパクトがあり、
この作者さんの本を読んだことのない方にも安心してオススメできる内容と言えるでしょう。
ミステリー入門にもよいのでは。
容疑者Xの献身Amazon書評・レビュー:容疑者Xの献身より
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No.510:
(5pt)

最後の展開は鳥肌もの

「ガリレオ」としてテレビドラマ化された著者の長編推理小説。そのドラマはおろか推理小説自体小学生の時に読んだ以来という私であったが、この本を読み始めたら先が読めない展開にどんどん吸い込まれていった。

物理学者で警察の捜査の助言をする「ガリレオ」こと湯川、隣に住んでいた母子の殺人を完全犯罪にするために手を貸す天才数学者の石神。この二人が旧友で捜査の過程で再会していく。読んでいながらどうやって湯川がその謎解きをしていくかが気になって止まらない。

最後の展開には読んでいて鳥肌が立ってしまう。完全に著者のファンになってしまい、他のシリーズも読んでみようと思った。
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No.509:
(1pt)

論理的に破綻していませんか。

以下、自分のブログからの抜粋になります。

 犯人である数学教師自身が被害者の指紋に関して述べた台詞として、交通違反等を起こして警察に指紋を採取されているかもしれないというものがある。そのことの真偽はともかく、犯人はそのように認識していたのはこの一文から間違いないところだ。つまり、一般人であっても警察に指紋を採取されている可能性は決して低いものではないとの認識だ。
 そのような認識を持った犯人が、身代わりに使うホームレスが警察に指紋を採取されている可能性に思いが至らないことがあるだろうか。しかも、おそらく統計的に見ればホームレスが警察に指紋を採取されている可能性は、国民全体の平均より高いとみることができるだろう。にもかかわらず、彼が、自転車や元夫のいたレンタルルームににホームレスの指紋を残すことで、この指紋を焼かれた死体が元夫に結びつくと考えたのは初歩的でかつ致命的なミスと言わざるをえない。
 現実にはホームレスの指紋情報を警察は保有していないかもしれない。しかし、数学教師の認識からすれば、非常に確率の悪い掛けになるはずで、そうだとすればこのような判断は合理的とは到底いえないだろう。

 さらに、本来はこちらが先なのだが、警察は元夫の指紋情報を保有しているかもしれないと認識している。それなのになぜ元夫のレンタルルームに別の人間の指紋を残せば、警察はその別の人間の指紋を元夫の指紋だと判断するのだろうか。むしろ、別人の指紋があって元夫の指紋を消そうとした形跡がある。これは何かあると思われるのが関の山だろう。ついでに言えば、警察の鑑識の能力は極めて高い。素人の数学教師が人目をはばかりながら痕跡を消そうとしても、元夫の指紋が発見される可能性は高いし、仮に指紋をうまく消せたとしても、消そうとした痕跡は必ず発見されるだろうね。
 従って、仮に警察が元夫、ホームレス両者の指紋情報を保有していなかったとしても、部屋の中の不自然な痕跡を見つけて疑念を抱く可能性は高いだろうといえる。
 結局、本件では、数学教師の認識からしてもこのような犯行はしないはずだし、客観的に見ても犯行が成立する可能性はかなり低いと言わざるを得ない。


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No.508:
(4pt)

完成度の高さが仇に。

おとといの晩、十時から読み始め、朝の六時に読み終わりました。それほどの引力を持った小説だと思いました。

 小説内ではとある殺人事件が起きます。殺人犯とその娘、それを擁護する天才数学者、謎を追うガリレオ、という構造。

 読み終えてまず、これは傑作、と思いました。普段はいわゆる純文学ばかりを読んでいたので敬遠していた作家ですが、なるほどこれは読まれるわけだと感嘆しました。この時点では星は五つだろうと考えていました。

 というのも、本作はミステリーとしてほとんど非の打ちどころがない作品だったからです。ラストまであと少しのページになったとき、ここからどうやって謎を解き明かしていくのだろう…?と思わずページ不足を気にしたのですが、杞憂でした。トリックを一行で示されたとき、「え?」と思わず呟き、何項かページを前にめくってん?ん?え?と戸惑ってしまったくらいです。謎解きは破綻がなく、二重三重に張り巡らされた伏線が一気に回収されていくとき、強烈なカタルシスを感じました。

 ところが、直後に読んだ直木賞受賞作家の選考委員の選評ページで、なるほど確かに…と思わされる意見が。それはキャラクターの人物造形の浅さ、また、適格とは言えない心理描写などなどでした。確かにそうなんです。人物があまりにも極端なキャラとして確立してしまったがゆえに、そこまで彼らをたらしめる要因が分からないのです。
 
 そこでさらに逆に言うと、それほどミステリーとして破綻のないものだったため、人間心理の部分のあらが目立ってしまったためとも言えるのではないか、そう思いました。
 
 結局、ミステリーとしての完成度の高さに寄り添うほどの心理描写がなかった、と言うことで、星は四つにしました。
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No.507:
(4pt)

これはこれで必読

著者の直木賞受賞作。

内容、ストーリー、ラストなど全ては完璧です。まさに東野ワールド。
読んでいて全然飽きないし、続きが気になるので途中で止められない。
読みやすいけど、なんだか物足りない。
それは東野さんだから普通よりどうしても必然的に期待値が上がってしまうからでしょう。

やはり個人的には「悪意」の方が直木賞には向いているかと思います。
あれは越えられない。色んな意味で。
「ガリレオ」シリーズ=東野初心者、「加賀恭一朗」シリーズ=東野中級者な気がする。
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No.506:
(4pt)

さすが直木賞受賞作

面白かった。全然飽きなかった。謎作りが理知的で巧妙。意外性溢れる物語の展開。息の抜けない緊張感が最初から最後までずっと続いた。

この種のストーリーを読むと、犯人に追求の手が伸びないようにと願う自分がいる。犯罪者に対して何故そのような気持ちになるのか不思議だ。ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだ時もそんな気持ちになった。
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No.505:
(5pt)

さりげない1行に涙

物語の終わりに近い部分に、石神がなぜここまでの「献身」をしたかを示す1行があります。(最後の最後の取ってつけたような「泣かせ」の部分ではありません)
この1行だけでこの小説に出会えてよかったと思えます。そんな珠玉の1行をさりげなく書けてしまう −あるいは、さりげなく書いたように見せてしまう− この作家の力量に感服します。
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No.504:
(5pt)

探偵ガリレオ

探偵ガリレオシリーズが何故好評なのかが分かる一冊です。

同級生の数学者が,高校の数学の教師をしている。
なぜ,隣室の女性の殺人をごまかそうとしたのか。
なぜ,殺人の偽装が成功するのか。
なぜ,数学で身を立てないのか。
なぜ,なぜ,なぜ。

最後にそれぞれのなぜに対する回答を出している。
用意周到な作品。

同級生の刑事に,友人であるか刑事であるかの選択を迫る。
探偵ガリレオが自分自身に,友人であるかどうかを迫っているのだと思われる。

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No.503:
(2pt)

読むのが苦痛でした。。。

高評価でしたので期待して読みましたが、つまらなかったです(^^

推理や謎解きに興味ない人間にはダメでした。

おバカな私には天才と天才のやりとりが全然つまんなかった。。。

あ、でも石神の不器用な愛情表現にはジーンときました。
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No.502:
(4pt)

悲しすぎるほど・・・

初めて東野圭吾さんの本を読みました。物語が進むにつれてどんどん主人公に同情してはらはらどきどきしていきました。
結末は悲しすぎるほどでした。
余韻が今でも残っています。
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No.501:
(5pt)

私は・・・・

私は最低ランクの歯車には
絶対になりたくない

と思いました。
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No.500:
(5pt)

被害者X ・・・

私にとって、初めての東野作品。
恥ずかしいことに、直木賞作家であることも、そしてその受賞作であることも知らずに手に取った。

ミステリーの王道、ミステリーの中のミステリー、という感じ。
奇をてらわない平易な文章、煩わしさを感じない語彙でスルスルと読ませてくれる。
物語の最初に犯行場面が描写されるので、これは謎解きやトリックというより、心理戦を描く作品なのかなぁと読み進めていったが、最後に明らかになる真実に、震えました、心が。

作者は、理系出身とのこと。
私も理系卒のためか動機、感情移入という点でも違和感なく、素直に受け止めることができた。
「完全犯罪」まであと一歩至らなかった犯人、その犯行を暴いた者、告発せざるを得なかった者、隠蔽に耐えられずに心が折れてしまった者。そして、捜査する側。いずれの苦悩もわかるような気がするし、物語の中の人物たちの、その後の幸せを願ってしまった…

今更私が書くまでもなく、間違いなく第一級の推理小説。

蛇足だがよくよく考えると、本筋とは全く離れて注目されないところに、非常に気の毒な人物がいる。そのことが気になってしまう自分が、おかしくもあった。彼は数学の犠牲者なのだろうか?
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No.499:
(4pt)

面白いけど、普通。1回読めばok。

この作者さんの話は、いくつか読んでいるが、
特に選んで読むほど好きではないので、
家にあるのは知っていたけれど、ずっと読まずに放っておいた本を、
今回古本屋さんで、定価の20%オフで買取と聞いたので、
読んで売ってしまおう、と手に取った。

面白くてサクサク読めた。
テレビや映画になっているシリーズもののようで、
私でも、1回くらいはテレビで見たことがあるようで、
なんとなく、画が目に浮かんだ。

読者は犯行や犯人は知っている状態で、
詳細の部分だけを知らずに読み進む形式で、自分も推理しつつ読める。

面白かったけれど、やっぱり、
「手元に置いておいてまた読みたい」とは思わないお話。

途中の推理の部分が面白いだけだからなのか。
ラストはあっけないし、ワンパターンな気はする。

でも、面白く最後まで読める。
今回飛行機の往復で読んだが、そういうときにオススメと思う。
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No.498:
(5pt)

推理小説で初めて心揺さぶられました

推理小説は割と好きで、西村京太郎とか赤川次郎とか内田康夫とか何冊も読んできました。
東野圭吾も有名なので何冊か読んできました。

今まで基本的に推理小説は頭の体操というようなイメージでした。
トリックがあって、さらにそれを支えるようなストーリーがあって。

また、ガリレオの1巻、2巻も好きでした。
推理だけでなく、科学的な仕掛けが織り込まれており、
楽しく読むことができました。

ですが、この容疑者Xの献身は、そうした推理小説像を打ち破るものでした。
緻密なトリックや描写はもちろんですが、とにかく
最後に明かされるトリックとそれを行った登場人物の思いに、
心が強く揺さぶられました。

今までの推理小説で、認識というレベルでトリックあかしで驚いたことはありましたが、
心情まで動かされるようなものはありませんでした。
ガリレオの1巻と2巻が、この小説を彩るための前座ではなかったのかと
思われるほどです。

単なる推理小説では終わらないこの小説は、
今まで私が読んできた推理小説でも、珠玉のものだと思います。
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No.497:
(5pt)

名作とうたわれるだけはあるかな、と

物語がいいのはもちろんですが、前二作(探偵ガリレオ、予知夢)では深く知ることができなかった湯川の本質を理解することができたのが何より楽しめたところです。天才とか言われてもやはり人間味がないと探偵は務まりませんよね。

 東野さんの本は安定して面白いです。
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No.496:
(5pt)

やられました

今年の1月に同名の映画が放映され、TVシリーズ版の映画には正直期待していませんでした。しかし、堤真一さんや松雪泰子さんの演技に引き込まれ、ずっと原作を読みたいと思っていました。他に読んでいた本があったことでずっと先延ばしにしていたのですが、原作を購入できる機会に恵まれ、今日の朝読みきることができました。
 映画で筋を知っていたので多分淡々と読んでいくことになるだろうなと予想していましたが、ラスト30頁からは私は不覚にも泣いてしまい、読書で泣くという経験がなかったものですから、正直今でも戸惑っております。原作を読まなかったら、この作品の奥深さはわからなかったでしょう。読み終わってから、またDVDで映画を見ましたが、完全に石神に感情移入してしまい、やはり号泣してしまいました。
 だから、映画を観て作品に興味を持ち、原作を読んでいない方がいらっしゃいましたら是非よむべきだと思います。私が本作で印象深かったところは「誰かに認めてもらう必要はないのだ。」というところです。個人的に私は仕事を一人で進めなければいけな箇所についており、他人からの評価を気にしていたのですが、ここを読むとどうしても涙が出てしまいます。男なのにだらしないですね。でも自分でいいと思えばそれで良いのですよね。正直私も石神のように、人付き合いが下手な部分がるので、共感できるところが多々ありました。この作品のテーマは無償の愛であり、そのテーマからは少々ずれた感想になってしまいましたが、興味ある方は是非お読みください。

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No.495:
(5pt)

大胆なトリック

遅まきながら、手に取った初めての東野作品でした。

出だしは、独身中年が、一目惚れした女性のために犯罪に走るという
ありがちはストーリー展開。アリバイ工作がメインのテーマらしいが、
そのアリバイ自体は映画館で映画をみていたという、なんとも冴えない展開だな・・・
なんでこんなのが売れるのかな?
と思いながら読み進めると・・

いや〜 驚きました。こんなトリックがあったんですね。トリックの斬新さに感動し、
また、中年が自己を犠牲にして、完結しない愛貫く姿にも心打たれました。

このあと立て続けに3日に1冊のペースで15冊ほど東野作品を読みましたが、どれも
レベルが高く、「秘密」など推理小説の枠を超えた作品にも良い物があることを知りました。
まさに天才ですね。
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No.494:
(2pt)

読めてしまうのは

こういうどんでん返し物の一番厄介なのは結局トリックを初期段階で読めてしまうとその先全然面白くないところだと思う。
重要なのは、物語の核を一つに絞らないこと(今回の場合、アリバイのトリックだけに絞られていたので、そうではない部分にも問題提起すべきだった)。トリックを全て見破れたわけではないんだけど、予想はついてしまったのが残念。

あとは人物描写が薄弱でゲーム感覚ですね。東野作品はあと「放課後」しか読んでませんが、文章がへたくそであまり面白くないです。
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No.493:
(3pt)

献身か……

いやいや。読んでみましたよ。東野圭吾の容疑者Xの献身。いろんなところで東野東野東野。どこの本屋行っても東野か伊坂か道尾ですもんね。
クイーンとかクリスティとかカー先生を好んで読んでいる私は些か警戒しましたよ。まあ、他の方も言われている通り、今の日本の人気トップの作家がどれほどのものを書いているのかというのを知りたくて読んでみました。みんながみんな口をそろえて東野さんの事をいうので若干嫉妬していたというのもあるかもしれません。途中まで読んで、で、この後どのように落とすのだろうと考えていました。そこにあのトリックでした。素直におもしろかったです。ただ★1の評価をつけている人が言うように無実の人の命を代価にしたあの行為が純愛といっていいのか、目を瞑っていいのかは確かに一見の余地有りだと思いました。でもそれに気がつく読者の方はある程度上級者じゃないのかとも思います。この本がおもしろいことは間違いないと思いますが、★1の人が感じたことを多くの読者は気がついていないというかそこまで思い至っていないのでしょう。練りに練ったプロットとかトリックとか人物描写!とかいっている読者の方は多いですが、その人たちは、じゃあ古典の作品とかを読んだらなんて言うんでしょうね。と、いいつつ、東野作品また読んでいきたいと思います。
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No.492:
(4pt)

考えは計算できても気持ちまでは計算できなかったのか?

映画の方は幾つか腑に落ちない点がありましたが、さすがに原作は流れに納得感があります。複雑な思いが混じり合ったに違いない最後の号泣は、果たしてどの要素が多くを占めたのか・・・・? 読後、幾つかの異なるエンディングでラストを書き換えてみたくなる作品だと思います。
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