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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全856件 501~520 26/43ページ
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推理小説愛好家ではないので、このくらいの内容がもっとも楽しめます。トリックも面白く、描写も面白く、非常に好感をもてました。今丁度映画も公開しているので見に行ってみるかな。 | ||||
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まあミステリ小説ですから、殺人を軽く扱うのは仕方ないと思いますが、ホームレスといえども殺人を犯すことと、愛している人を出頭させることとの軽重を比較するとどうでしょうか。最初の殺人は正当防衛でしょう。ホームレスの殺人は、愛している人を守るためとはいえ、利己的です。自分の利益のために行ったことで、決して庇護すべきではありません。天才の頭から発したとは到底思えません。腑に落ちません。納得がいきません。涙なんか到底流れません。愛している人を救うために何の関係もない人を殺す人に同情はできません。 | ||||
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ガリレオシリーズは初めて読みました。 数学の証明の手法と事件の解決方法を関連付けるところなど、登場人物と 事件が上手くかみ合っていて面白く読めました。 数学や物理学が嫌いな人もいるでしょうが、変に専門的な話は出てこず、 あくまでも「謎解き」を彩るために使われているだけなので、ご安心を。 (私も数学嫌いです) 物語の組み立て方が上手いというか、最後に「あっ」と言わせるトリック もミステリとしてなかなかのものだと思います。 ただ、皆さん書いてらっしゃいますが事件に関わる人物の心理描写は、 どちらかというと浅いです。 何を求めるかにもよりますが、(純文学ではないので)ミステリ小説として 謎解きを楽しみたいのであれば買いだと思います。 | ||||
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直木賞受賞作で「天才物理学者ガリレオvs天才数学者」と言う触れ込みから、高度な頭脳合戦を期待していたのだが、意外な程に地味な創り。 高校教師の天才数学者石神はガリレオの大学時代での同期で、アパートの隣室の靖子に想いを寄せている。靖子(と娘)が元夫を絞殺したのに気付き、その隠蔽工作を始めた所から石神の"献身"は始まる。しかし、幾ら天才でも他人が大の男を殺して、その死体が転がっているのに即興の隠蔽が成功する筈はない。アリバイ等の偽装はお寒い限りだが、石神はそれも計算に入れているようだ。しかし、元夫が数日前に靖子の行方を捜していたのは警察も突き止めている。たとえ石神の指示があろうとも、普通の警察小説なら、執拗な追求によって靖子がボロを出す展開になってしまうだろう。ここまでは、頭脳合戦と言うよりは苦い友情ものである。ガリレオも憂いの色が濃い。犯行後、靖子がホステス時代の馴染み客と男と女の関係になろうとしているのも常軌を逸している。娘の方が余程しっかりしている。靖子は殺人と言うものをどう考えていたのだろうか ? 石神が究極の"献身"行動に出るのも予定調和的。石神の言う"思い込みのトリック"も含めて。このトリックは作者の書き方次第でどうにでもなるので、フェアとは言えないだろう。ガリレオが石神の"想い"に気付いたキッカケも凡庸過ぎる。また、石神の何処が天才なのか最後まで分からなかったのも不満。純粋さは感じたが。 「天才vs天才」の頭脳合戦にするなら、犯人側にもっと緻密な計画が欲しかった。本作は単なる"お涙頂戴もの"で、期待を大きく下回る出来。 | ||||
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トリックはすぐにわかり、その後だらだらひっぱっる割りには目新しいネタは出てきません。完璧なトリックと本人は言っていますが、その実、偶然と幸運に助けられた穴だらけのトリックで、これを解明する側も論理的思考といいつつも、ほとんどを勘で解いていきます。 トリックについては細かく描写しすぎて、かえってそのトリックの甘さが目立ちます。(被害者や浮浪者の指紋が警察に登録されていたらどうするのか?浮浪者がレンタルアパートに入るところを目撃されていたらどうするのか?服を着替えるといっても下着まで人の物に変えるのは不自然ではないか?)ミステリーとしては三流です。 ラブストーリーとしての心理的描写は皆無で、そのくせ最後は感情で物語が終わります。 他の方も書いていますが、細かいことを描かずに短編でアイデアだけを楽しめたら面白かったと思います。 | ||||
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不遇の天才数学者石神がしかけた悲しいトリック。 「悲しい」と表現したのは、頭の中で完璧に組み立てた論理的思考が、現実の中の不確実性で少しずつほころんでいくのですが、その場合の結末までも考えられていたからです。 映画では彼の人生への絶望感を抱くようになった理由や、すべてが終わったとき堰を切ったように流れ出てしまった感情がよく表現されていました。 普段が理性的で、殺人が悪いことだなんて十分わかりきっているのだから、なおさらです。 財力のない人間がアカデミックの世界で生き残れないことは実際にありえることですが、「才能のない人間が活躍していることに鬱積した感情を抱いていた」とか、「恋愛はそれまでの不運を補ってあまるほどの幸運をもたらす」だけでは説明がつきません。 東野圭吾さんの作品は心理描写が希薄だといわれていますが、その分読者に想像の余地が残されていると思います。 | ||||
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友達がトリックがアリかナシかと問うて置いておった本。 トリックとしては昔からある手段なので一応アリなんでしょう。 小説というか「読み物」としては、殆どト書き文なのでナシというか 「よく出版できたね」と思いました。ダルマという男の好きな相手の 水商売勤務らしき子連れの女性の性格や風貌、雰囲気などはまったく描かれず (どんな服装、どんな顔つき、柔らかいのか/しっかりした雰囲気なのかまでも) よって「女」という以外の何の人物像も浮かんでこない。 ここはダルマという男が犯罪を犯すきっかけになった女として、 最後に誰もが感動するらしきヶ所、キモにあたるところだと思うので これじゃ酷すぎます。 ここまで何も書かれていない人物もはじめて読みました。 よって「女が描かれていない」というより「余分な人を描く気がない」。 この読み物の最後に用意されてる「女への崇高な愛」というオチがあるから、 そこですべてまかなえる、だからあえて「女の中身」を描き込む必要が無い ...てことなんすかね。 と、こんなことくらい書いてる側は解ってるはずで、これが確信的な手抜きだったら 「小説家ならず」推理小説だから許されると思ったのなら「読み手を舐めてる」 ということだと私は考えます。読み物系新幹線本だった東野圭吾さん、分不相応な 評価がついたなあというのが正直なとこ。 売文とは書かないけど限りなくコストを削減してリーダビリティのみに特化してる シビアな職業作家ですね。 これが直木賞とはあきれます。選考員を見直す必要があるんではないでしょうか。 | ||||
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人気作家東野圭吾の作品は初めてで、しかも直木賞受賞作なので期待して読んだが、結果はがっかりだった。まず隣に住んでいるというだけのことで自分を犠牲にするまで深くその女性を愛するというのが釈然としない。そういうことはあり得ることだが、そうなる心の過程は描かれていない。一歩間違えるとストーカーともいいかねない思いこみではないか。また湯川が乏しいデータから事件の全貌を鮮やかに暴き出すのも不自然である。作者がトリックを作っているのだから、名探偵がそのトリックを完全に解明するように書くのは簡単だが、名探偵がどんなことから謎を解く鍵を得たかが説明されていない。さかんに「論理的」という言葉が出てくるが、事件解明の道筋は論理的でない。安直な作品の作り方だと思った。なぜこれが直木賞に選ばれたのかが謎である。その鍵はこの本が直木賞のパトロンである文藝春秋から出版されたことにある。90年代はまだ他の出版社が結構あったが、最近数年間の直木賞受賞作はほとんどが文藝春秋からの出版物である。 | ||||
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なにより、題名が作品にマッチしていたことが、印象的だった。 最後の最後まで、予想をいい意味で裏切り続け、 ページを繰る手を止めることがない。 すばらしくも、おもしろい作品だった。 やはり、本作品でも教養にあふれた文体は生き生きとしており、 他の小説家には出せない深みを出している。 結末での、カタルシスも大したものだ。 犯罪は社会的に許されない。 しかし、罪を犯すだけの動機は理解される。 そのバランスが、結末で見事に融合されていた。 単純に逮捕されるだけではない、 単純に心が美化されるだけではない、 「深み」がそこにはあった。 もう一度、未体験から読み直したい一冊だ。 | ||||
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「献身」は純愛を履き違えてしまった石神に、皮肉をこめてつけたのかな?って感じです。 純愛として読むと石神の独りよがり的部分がなかなかしっくりきませんでしたが、再読時「間違った愛情表現」として読み直すと、石神の一連の行動がより切なく不憫で、私的にはけっこう楽しめました。 もちろん全体的にはとても面白い、素敵なサスペンス小説です。 一度読む価値ありと思います。 | ||||
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話題になっているから、手に取ってみた作品です。 皆さんも書かれていらっしゃいますが、面白い作品です。トリックや結末は楽しめました。 しかし、文学を勉強中の私には、作品が容易に感じました。表現があまりにも直接的で、登場人物の心中がそのまま描かれてしまっています。これでは、想像するにも想像しようがないというか…。 例えば、夏目漱石や芥川龍之介、等々の文豪は、登場人物の心中を直接描いていません。描くとしたら、その登場人物の行動や行為を描写し、読者に登場人物の心中を読み取らせるのです。そして、結論はひとつではありません。必ず二通り以上の解釈があり、それを読者に委ねるのです。読者である私たちも、彼ら文豪に惑わされ、実際のところは何が本当だろうかと思うこともありますが、その解釈しても考察しても想像しても、しきれないのが、文豪の作品の素晴らしいところだと思います。 長くなってしまいましたが、被害者Xの献身には、そこが欠けていると感じました。心中が書かれ、解釈が既に決まっているので、文学作品としては楽しめないと感じました。 ドラマや映画で、ストーリーを楽しむというのならいい作品なのではないでしょうか。 | ||||
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東野氏の作品はまだ5作品ほどしか読んでいませんが、いずれも根底に報われない純愛というべきものが存在するように感じました。その意味ではワンパターンとも言えます。いずれも、いわゆる不器用な純愛ですが、筆者は心理描写が基本的に不得手ではないかと思います。そのため、読者の想像にまかせる部分が少なくないのですが、それがいい方向に作用する場合とそうでない場合があるように感じます。それで、今回は稚拙さの方を強く感じてしまいました。この物語で一番どこに驚かされるかというと、それは献身の仕方です。トリック自体はたいしたものではないのですが、ある意味、これは献身といえるべきことなのか、私的には理解できません。なんとなくディケンズの「二都物語」を連想したりもしましたが、献身か自己満足か、一見あまりに自分勝手な行動のようにも思えます。ここの心理描写が、つまり献身と読者が納得できるかどうかの説明にはやはり筆力が不足しているように思います。「あっ」とは思うけど軽い、心の底から揺さぶられるような衝撃はありません。もちろん、そのようなものを期待して読む作品ではないのかもしれませんが。読んだあとに余韻が残るものでもないように思います。しかし、「トリックスター」としての才能にはやはり驚嘆してしまいます。 | ||||
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面白い事は面白い。だけど何かおしいんだよなぁ…。他の方も言ってる通り、純愛とは思えないし、ラストの辺りなんて納得がいかなかった。 途中までと、謎は面白かった! | ||||
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高校の数学教師である石神は、 アパートで自殺する直前に、 隣家に越して来た母娘の挨拶のノックで我に返り、 自殺を思いとどまった。 以後、母娘に好意を抱くようになり、 ある日、その母娘が犯してしまった罪を 消し去ろうと「献身」する。 しかし、私には、どうしても石神の自殺(未遂)の 動機が分からなかった。 「数学者として大学に残れなかった悔い」 「日々の生活の疲れ」などとあるが、 私はそれが<石神の自殺(未遂)の動機>とするには弱いというか、 えっ、何で?と大いなる疑問を感じずにはいられなかった。 というのも彼は、彼の性格から考えて、 現状の生活は充分に満たされていたと思うからだ。 生活に困っている訳でもなく、 人間関係に悩んでいる訳でもなく、 好きな数学に打ち込める環境。 それこそが、石神が望んだ環境であり、 それが叶っていたと考えられる。 もちろん、大学で学べれば良かったのだろうが、 「数学はどこでもできる」という彼の言葉にもあるように、 まさに大は付かなくとも、満足できる環境だったのでは。 それとも、単なるやせ我慢・・・。 いずれにしても石神の自殺(未遂)をする程の動機が分からない。 全てを語らないところが、ある意味、華なのかも知れないが。 | ||||
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トリック・展開ともに一級品です。しかしそれ以上に考えさせる作品でした。 石神が払った大きな代償、そうして彼が得ようとしたのは靖子への愛、数学への愛、触れているだけで幸福だと認めたものへ没頭する満足感だったと思います。 しかしたとえそれがどれほど完璧な計画で、靖子が心から幸福を掴めたとしても、娘は一層の罪の重さには耐えられなかった。石神が純粋に、ただ献身的に想って払った代償だとしても、です。 だから結局それは石神の自己満足にすぎなかったのだと、苦しみつつ告げる湯川の厳しさは著者自身の想いのように感じられました。 人を殺した罪、それにより人を苦しませてしまう罪、その両方を犯罪者は負わなければならない、とは「手紙」のテーマです。「手紙」にも見られるように、さりげない出来事の中に作品のテーマ以上のものをこめる著者の手腕には脱帽ですが、石神という人間の異常さ、それゆえに異常なほどの純愛、というのが巧みにトリックやテーマとリンクしていたと思います。 「心温まる」「感動の結末」といった宣伝に結局は白々しい主題しか用意されていないばかりと思っていましたが、本当に感動が、衝撃が、そういったものが溢れてくる作品でした。自分に一生の影響を与える本と出逢うのは容易ではありませんが、この本がその一冊になってくれるかもと期待しています。 | ||||
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映画化をきっかけとして手にとってみました(といっても映画はまだ見ていませんので、単純に小説としての評価です)。 前二作(『探偵ガリレオ』『予知夢』)と違い長編であるため、登場人物の心理の移り変わりや、終盤でそれまで想像がつかない展開があったりなど、ミステリーとしては傑作であると思います。 また天才物理学者・湯川が「石神の古くからの親友」としての自分と、「石神の思考を誰よりも一番に打ち破るのは自分だ」という心の狭間で葛藤を起こす様子は、そつなく科学的に、そして論理的に事件を解決してきたそれまでの湯川にない、人間的な一面をみることができます。 そして事件の調査の過程で、それまで全面的に協力してきた同級生刑事・草薙との関係に、微妙な影が差し込みます。 前二作を読まなくても楽しめる内容ですが、読んでそれまでの湯川のキャラクターや、草薙との関係性を十分に認識してからの方が、このあたりの変化がより実感でき、読み手もより胸が締め付けられることと思います。 ただ、石神の靖子に対する愛情の強さは確かに感じますが、犯罪が絡む、明らかに間違った愛情表現を、帯に書かれている通り「純愛」と呼べるかとなると、私も抵抗があります。 | ||||
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【少々ネタバレあり】まる1日で頭から一気に読み終えました。 まさか…まさか石神がそこまで考えてたとは…自分の手を汚してたとは思ってもいなかった。 どんでん返しでいい意味で期待を裏切られました。 石神が花岡靖子に対する愛に泣かせられました。 どうすれば石神の為にもなるのか…このまま花岡靖子は工藤と幸せになるべきなのか…それがせめてもの石神への救いになるのか。と複雑な心境になりました。 ラストは納得のいく終わり方でしたが…やはり切ないです。はたして、石神が流した涙の意味はなんだったんだろうか。 なんの為に…愛とはいえこれは立派な罪人である。 だが最後の石神の叫びは痛々しかった。 自分を犠牲にしたうえに好きな女さえも守ることもできず目的さえも生きる意味さえも打ち砕かれた彼の心の叫びは今でも頭から離れない。 | ||||
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一気に読んでしまう程の面白さはありませんでしたが、トリックには驚かされ、石神というキャラクターも良くできていて、読後感もなかなかのものでした。 但し、ヒロイン(?)だけは最低です。 | ||||
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ガリレオシリーズは読んだことないけど、 超、面白かった。一気に読めました。 最後の最後まで、私もトリックに引っ掛かり どんでん返しにとてもびっくりしました。 愛する人のために、自分の人生をささげるところは 「白夜行」と、似てるところがあるなと思いました。 賛否両論あるけど、私は好きです。 映画も見ましたが、原作とはまた違う感じで楽しめたし 映像になると感情移入がしやすいのか、大泣きして しまいました。堤さんの演技は必見です! | ||||
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映画公開に合わせて再読。 以前呼んだときよりも、号泣しました。 石神哲哉の愛。 湯川学の、友人に対する愛。 献身と言う言葉に秘められた命がけのトリックと、愛情。 人は人をどこまで愛せるのか。 その答えがここにあると思います。 この本を読んだ後にKOH+「最愛」を聞くと、涙が止まらなくなります。 愛さなくて良いから、遠くで見守ってて。 石神の言葉のように、僕にはとれました。 これは最高のミステリーにして、究極のラブストーリーです。 ”恋”ではない”愛”という感情。 石神が抱いたそれは、紛れもない愛そのものでした。 どうしてそこまで出来るのか。 愛が故の間違った献身という名の数式。 守るために、愛する人に笑っていて欲しいから。 生きる希望を、守りたかった。 愛されることを知らない、愛しすぎた男。 石神哲哉。 彼の切なすぎる”愛の4色問題” 隣同士が、同じ色になっては行けない――‐ 本の後には映画を。 | ||||
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