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容疑者Xの献身
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容疑者Xの献身の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全891件 461~480 24/45ページ
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| 天才的な数学者でありながら不遇な日々を過ごしていた高校教師は、一人娘と暮らす隣人に想いを寄せていた。彼女たちが起こした事件を知った彼は、二人を救うための完全犯罪を企てる…。目的が手段を形作るのか、もしくは手段が目的を形作るのか。社会という歯車に成り下がることも献身と呼ぶべきであるのか…。 「この世に無駄な歯車なんかないし、その使い道を決められるのは歯車自身だけだ、ということをいいたかったんだ」 | ||||
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| ガリレオも認めるほど知的な、でも恋や愛とは無縁な数学者が、好きな女性のために犯罪に加担してしまう。そのトリックはまさに普通の価値観、思考、視点を逆手に取った難問。だが、このトリックが常人には解けないのは、実はトリック云々よりも、・・・ここから先は読んで体験してください。 最終的には刑務所に入り自由を奪われてもこの容疑者にとっては例えば壁の汚れで数学の理論を証明してしまうほど、頭の中は常人には知り得ない、数学の美しく鮮やかな世界が広がっている。 だれとも分かち合えない知的な美しい世界。だったら牢屋の外で生きていても牢屋の中でも同じじゃないか。 とさえ言っているような。 容疑者の心と孤独と頭の中の無限の宇宙に胸が沁み入りました。 | ||||
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| 映画になった「ガリレオ」の原作本。 おもしろ〜い。\(^o^)/ ドラマも好きで見ていました。 ミステリとしても良く出来ているが、なかなか深いのよね。 一番心に残った所。 「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。」 スーパーオススメです。 | ||||
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| 本作で用いられているトリックは、非常に古典的な パターンに、大胆かつ斬新なアレンジを加えたもの (盗難自転車という小道具が、印象的かつ効果的)。 日時に関する記述や日常描写の何気ない変化に着目し、注意深く読めば、早い 段階で本作のトリックを見抜くことも可能とは思いますが、よく練られ、人間ドラマ のプロットと緊密に連動するように逆算されたものであるのも間違いありません。 そして、そのトリックを可能ならしめた、石神という特異 なキャラクターの人物造形こそが本作最大のキモです。 石神は、殺人を犯したヒロインに無償の“献身”を捧げますが、その“献身”とは 己の内に存在する美や理想に殉じる行為に他なりません。極端な話、ヒロインは そうした観念の代替物に過ぎないです(もちろん、石神がヒロインに惚れていない わけではないのでしょうが)。 そんな石神を、“キモい妄想野郎”と指弾するのは簡単ですが、人間誰しも、 大なり小なり、石神的な心性を抱えていることは忘れてはならないでしょう。 とはいえ、“純愛”の犠牲となったある無辜の人物や、フィナーレのお膳立てという 作者の都合で悲惨な運命に見舞われることになるヒロインの娘などの脇役たちに 本作の、物語としての歪みが集約されているとは思いますw | ||||
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| 東野氏の探偵ガリレオシリーズの一つ。直木賞受賞。 数学者で高校教師である石神は隣人の靖子に思いを寄せる。ある日突発的に靖子が殺人事件を犯してしまうことから事件が動き出す。事件を知った石神は思いを寄せる靖子を救うため、完全犯罪を画策する。 折りしも警察から依頼を受けた天才物理学者ガリレオが調査に乗り出すと、そこには大学の同級生でもある石神がいた。事件への石神の関与を次第に疑いだしたガリレオは、石神の練った緻密な論理に挑んでいく。 この論理を紐解く過程がこの小説の醍醐味であるといえる。 物語の終焉については賛否両論あると思います。が、少しでも気になる人は読んで損はないと思う。 東野氏の小説は表現が直接的すぎるため、行間に味を感じませんが逆にそれが推理小説には合っているのかも知れない。他のガリレオシリーズよりは出来がいいように思うので星4つ。 好みが分かれる一冊。 | ||||
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| 映画を見てから読んでみた。献身と言う言葉の重さであり後味のどことなくほろ苦いような何とも言えない気分にさせられる。 最後の2ページくらいは思わず2度読み返した。献身とは「切なさ」が残るものなのですね・・・ | ||||
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| 東野圭吾さんの本を読んだことがない人に、どれか一冊だけ薦めるとしたら、これです。 「ガリレオ」シリーズを読んだことがない人でも、問題なく楽しめると思います。 天才的な頭脳を持ちながら、高校の数学教師に甘んじてアパート暮らしをしている、どこかパラノイア的なところがある男「石神」と、彼の旧友でもある探偵ガリレオの頭脳戦。 序盤を読んで、トリックが分かったと思った人は、最後に「あっ」と驚かされます。 途中でトリックが読めた人でも、ヒロイン靖子の心の動きにぐっと来るでしょう。 石神の人物像も面白いですが、作者は女性の心理を描くのが本当に上手いです。 | ||||
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| 東野圭吾さんの作品って途中まで読ませますが どれも後味が悪いですよね。 そんな中でもこの作品はまだ後味が悪くない部類に入りますが それでも若干後味が悪い。 わたしが気にいらなかったのは、石神が無関係なホームレスを殺す一点のみ。 例えサスペンスで人が殺されると判っていても、 無関係で哀れな男が殺されるというのは心が痛みます。 作者はどういう気持ちでこの作品を書いたのでしょうか。 「白夜行」でもこれに似たエピソードが出てきますが 非常に嫌なものが残ります。 でもこれが東野ワールドなんでしょうね。 | ||||
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| 引き込まれ、すぐに読破しました。 非常に面白かったです。 この作品に限らず、東野圭吾さんの作品は表現が直接的で、 揶揄や読者に想像させるところが少なく、小説っぽくないとか 低レベルとあまり良くない感想を述べられる方もいらっしゃいますが、 逆にそこが一番の良さでもあると私は思っています。 仕事等さまざまなことでなかなか纏まった時間を読書に充てられない人にとっては 東野さんの作品は少し間をおいてもすぐにまた本の世界に戻ることができやすく、 大変重宝しています。 また、必ずといっていいほど、意外な展開をいくつか用意してくれますし、 読後にさほど重くない(たまに重い命題のものもありますが)程度、 人生を考えさせるような読後感を与えてくれます。 この作品もそう、最後の最後の文章、 犯人がとった行動にあなたは何を感じるでしょうか。 もう一度読みたくなる作品です。 | ||||
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| 東野圭吾作品には、あまりなじみがなかったんですが、本当に読みやすかったです。 内容がわかりやすいし、文章が簡潔ですので、集中して読むことができます。 ただ、内容としては、ふーん、なるほど。。。といった感じで、可もなく、不可もなく・・・ トリックは、ガリレオ先生の動き方で、中盤くらいからなんとなくネタが分かってしまったり。 登場人物の魅力的という観点からも、石神と花岡母と花岡娘、三者のそれぞれに対する感情が、もう少し絡み合ってくれれば、感情移入できたのになぁと感じました。 | ||||
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| ミステリー小説として読めば、ページをめくる手がとまらなくなる面白さ。 読みやすくわかりやすい文章によく練られたトリックはさすがという感じでした。 が、涙無しでは読めないと評価されるような「愛の物語」としては かなり疑問が残ります。 モテない男の一方的な片思いが高じた偏執的な愛は 「気持ち悪い」のひとこと。 さらに、そのストーカーのような押し付けがましい愛情によって 罪のない人を殺めるという時点で、こんな愛情が美化されることに 危惧さえ感じました。 いたるところに、心に残る秀逸なフレーズがある作品ですが、 感動というよりも、ホームレスなど弱者の命を軽んじ、 非常にイヤな気分になりました。 | ||||
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| 全く関係のない人間を巻き込んで殺しておいて、純愛も献身もないでしょ。 ただの自己満。なにか勘違いしてるとしか思えない。 殺人とはいかなる場合も肯定されるものではないと思います。 被害者や遺族はかわいそうで、加害者(殺人者)はあくまでも「悪」として描く、 同じミステリーなら宮部みゆきの小説の方が心に響く。 | ||||
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| 著者が134回直木賞を受賞したさいの作品です。帯に「週刊文春傑作ミステリーベストテン」第1位、「このミステリーがすごい」第1位、「本格ミステリ・ベストテン」第1位、の3冠達成とあります。 ミステリーはあまり読みませんが、よくできていました。殺人犯の物語で、犯人は最初から分っているのですが、当該事件の殺人の話だけでなく、そういうこともしくんでいたのかと、最後におどろかされます(オフレコですが)。 問題の犯人は高校の数学の教師で石神といい、すごく優秀な人物でしたが、わけあって今、高校の先生をしています。隣に娘がひとりいる離婚した花岡靖子という女性が住み(お弁当屋さんで働いている、もとバーで勤務していた)、彼女に元の夫・富樫がヨリを戻そうとつきまとい、そこから絞殺事件が起きます。 元夫を殺したのは靖子とその娘、もっとも最初から殺そうとしたのではなく、はずみでそうなったのです。靖子に仄かな気持ちをもっていた石神が靖子とその娘を庇おうとある工作(トリック)をします。捜査にあたった刑事は、石神の術中にはまります。 そこに同じ大学の同期生であった友人湯川助教授(通称ガリレオ)が絡んできます。筆舌に尽くしがたい興味深い展開。 そしてあっと仰天する結末。靖子を庇おうとした石神の詭計は功を奏するのか?? 完璧なアリバイ、沈着冷静な石神の嫉妬の炎、命がけの純愛の帰結としての犯罪、湯川の理性的な友情・・・。無駄がところ、冗長なところがありません。 | ||||
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| こんなに目からうろこのトリックは、滅多にない。 「知っていさえすればできる」難しい科学的な知識を使うのでもなく、 「密室」とか「電車」とかありがちなテーマでもなく、 ひとつひとつは、ごくあたりまえのことを積み重ね、その組み合わせで驚くような結果を作り出す。 すごい! と思いました。 また、登場人物が魅力的です。主人公の苦しみや、ヒロインの気持ちは、ごく普通の当たり前に共感できることで、本当によかった。 東野圭吾の本は、たくさん読みましたが、この本は本当に秀逸だと思います。 | ||||
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| 今までの推理小説にはない独創性とセンセーショナルな結末。 ドラマ版「ガリレオ」を観ていない方はもちろん、すでに映画をご覧になった方も楽しめます。 推理小説を読まない人にもお勧め。 | ||||
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| トリックを知った時鳥肌が立った 小説を月に20冊は読む僕は推理小説を読むとトリックが解る事がある これは全く想像もつかない展開 そして 想像もつかないトリック 東野圭吾には感服 推理小説でもこれ以上に凄い作品はもう出ないだろうと思う | ||||
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| 映画をみまして、いろんな方から「本もいい!」と伺い、読んだ次第です。 原作を読んでしみじみ、映画は結構原作に忠実だったんだなあ。と思いました。 まあ、映画は柴咲コウがいたので、じゃっかん設定は違いますけど。 草薙が絶対に必要だったので、北村一輝が出てたのはわかりました。 ・・・まあ、やはり品川とか真矢さんは必ずしも必要ではなかったな…というのもわかりました…。 それにしてもガリレオ先生。 本で読むほうが頭よさそうです。 まあ、いったセリフがくっきりと残っているからかもしれませんが。 そして、石神が花岡靖子の涙に吠えたあのシーン。 期待しすぎていたのか、そこは結構普通でした。 それよりも、石神から花岡靖子にあてた手紙。 あそこで涙がふっとでてきました。 終わり方は少し映画のほうが先までやっていましたが、原作の終わり方もとても情感があってよかったと思います。 よかった、と表現するには、とても切ないような悔しいような悲しいような、妙な気分ではありますが…。 | ||||
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| 「探偵ガリレオ」、「予知夢」と続くガリレオシリーズの第3弾です。 「ガリレオ」に比べ、「予知夢」は少々登場人物に人間味がでてきたのですが、 本作では人間味でまくりです。 特に、孤高(といっても、ちゃんと仕事をしているけれど)の数学者と、 主人公の掛け合いは秀逸。湯川はページ数でいえば6、7割のところで真相に到達していますが、 犯人への気遣いから、それを親友ではあるが刑事の草薙に語ろうとはしません。 この部分のお互いの心理、思考の読み合いはかなり面白いです。 単なる「2人の天才のトリック対推理」というところに終始しないところも良い点です。 というより、前作までのように、トリックの面白さだけで釣るつもりはないと いっているかのような書き振りから見える、筆者の心意気がかっこいいのです。 湯川の、尊敬する人間の考えを尊重する崇高な考え方、思考、行動に胸を打たれました。 こういう人情が絡み合う展開が好みなので、大満足しました!!!! 出所後の2人はどうなるのか、結ばれて欲しいなとついつい妄想を膨らませてしまいます。ぐへへへ。 300ページ以上一気に読みきらせる力のある小説です。密度の濃い良い読書体験ができました。 | ||||
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| タイトルと背景、人物設定、トリック、その全てが見事な計算のもとに絡み合っている。ここまで無駄なく完璧に組み立てられた小説は他に知らない。これだけでも、十分すぎる程すばらしいが、その上に、繰り広げられる人間模様との対比がまた深みを持たせている。計算しつくされた、完璧で無機質な流れの中で戸惑う、不完全で有機的な人間心理。まさに傑作。 | ||||
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| 自分は映画が先でしたが、このラストには参ったをします。 トリックの中身もさることながら タイトルの意味がそこで初めてわかって、「仰天」とはまさにこのことです。 ともかく一度読んでみてください。 描写の甘さとかそんなのを凌駕して その登場人物たちの思いの深さに心を打たれます。 | ||||
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