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黒祠の島
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黒祠の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全92件 1~20 1/5ページ
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怖いというか薄ら寒い。主人公の粘り強さを尊敬する。 | ||||
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読めばわかります…。 | ||||
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外連味が無い作家だよね、小野不由美って。 さてミステリとしては非常に実直ながら、物語としては消化不良の感が否めない本作。 題材そのものは凄く魅力的なんだから、普通にホラーとして書いてたら凄まじいカタストロフでもってラストを締めくくれた気がしますけど、如何? 個人的には「せっかくの地に足が着いたキャラクターたちの多くが、ミステリ的プロットによって拘束されがんじがらめになってる」様な・・・前時代的な言いぐさか。 上記の意味で勿体ない作品だなと思いつつ嫌いな作品じゃないんで、星三つで。悪しからず。 | ||||
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「三日戻らなかったら探してほしい」 主人公の探偵式部にそう残して姿を消した女性記者を探すミステリー。 個人的には近年稀にみる良作と評価。 不要に書きすぎない、しかし情景描写には言葉を尽くすことを惜しまない小野女史の文章には脱帽である。 本作は「孤島」「異端の風習」「探偵」などベタベタな設定で成り立っているが、 きちんとツボを押さえつつ、ドライな文章で見事に描き上げている。 残穢でも女性作家目線の淡々とした語り口が象徴的であったが、 それよりは読みやすい感触で、しかし必要以上に書きすぎない姿勢を崩していないのは見事。 特に主人公式部の描き方においては、気障でもなく必要以上に斜に構えてもなく、しかし(おそらく)中年男性的な必要以上に感情的になりすぎないスタンスや、どこか達観したような目線で事件をとらえていく姿が好印象。 また、読者に対する情報提供が非常にフェアだ。 最近のミステリーにありがちな「実は〇〇でした」的な「作者しか知りえない情報」をどんでん返しに使用するようなアンフェアなことはせず、常に必要な情報が読者に供給されていた。 それゆえ、ミステリーを読み慣れているものにとっては中盤あたりでラストが予見できてしまうが、しかしそれでいて常に文章を先へ先へと読ませる魅力が損なわれていないのは流石である。 総括すると、ミステリー好き、ホラー好きどちらにもおすすめできる良作。 ホラーよりはミステリー寄りな内容に個人的には感じたが、全編を通して漂う仄暗さはどちらの読者にもおすすめできるものなので、気になったのならぜひとも手に取ってほしい。 | ||||
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怖い。これに尽きる。 日本人なら誰もが恐怖というか不気味さを想像できるシチュエーションなのでは。 ストーリーは大家の有名な作品と近似しているので斬新さはないが、なぜか惹き付けられる。 ところどころに「それは都合が良すぎないか?」と感じる点もあるし、中盤以降はくどすぎる場面もあるけれど、まあ怖かった。 一人暮らしの人が夜中に読むと怖すぎて眠れないのでは(笑)? | ||||
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該当するロケ場所思いつかないけれど上手く実写化できれば映像的にとても美しいものになると思う 登場人物がやや多いのでwikiの登場人物一覧を見ながら読みすすめた しかし守護の人がこれが自分への褒美だと言っていましたがあれが初ご褒美ではないのかな 在任中それ以前に某父事件のような凄惨な事件が過去に起きたという記述は特になかったけど | ||||
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残穢やゴーストハントシリーズが好きで手に取りましたがこちらはオカルト要素は無いかな。閉鎖的な島の信仰を絡めたミステリーです。信仰についてかなりロジカルに根拠づけてくれるので、こういう田舎ギリありそう、となるのがさすが。自分の想像力が乏しいせいか、島や情景の地理的描写が難しく、その点だけ読み進めるのに苦労しましたが、話の本筋は結末が気になりどんどん読めました。 | ||||
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舞台設定はホラーですがこの小説において一番重要なポイントは 主人公が最後に葛藤する罪と罰についてだと思います。 著者の別作品の『丕緒の鳥』の中に罪人への刑罰、死刑についてテーマになっている短編がありますが それに相当するぐらい考えさせられる話だと思いました。 また、土着信仰がある島が舞台で、ある住人が心から信仰してはいないが、なんとなくいつもと違うことをするのは避けてしまうという描写があります。 この宗教を信仰してない、何か信仰に意味を見出さなくても長年の文化や生活として根ずいた思考に 信仰が見えるというのは無宗教が多いと言われる日本人にも当てはまるのではないかと思い興味深かったです。 | ||||
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裁きとは何だろう?もちろん警察が逮捕することが裁きでは無くその先に司法がある。それは国家と云う組織の元に行われることで民衆が行えばリンチと化す…地方の島の閑散とした漁村に消えた知人を追って訪れた男は、その痕跡までもが拭い去るように消されたことを知り、やがて無惨な有り様の死体と成り果て既に葬り去られたと知る!?神の裁き?有り得ない解釈だがそれは島民の共通した認識と知らされる。真の犯人とその動機を追い求める彼がたどり着いた結末は…真の神の裁きと、喪ったはずの知人の行方だった。 | ||||
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読みやすくて一気に読めた。主人公の考察と対話で物語が誘導されるが上層面を撫でるようなライトな流れと事件現場のグロテスクな情景がアンバランスだった。「で、どうなるの?!」という高揚感なくスルスルと読み進め、最後は感動もなく尻すぼみに感じる。 舞台・時代的にそれが難しいのはわかるけど、このテーマ(表に出ない土着信仰風習)によくある過去の事例を掘り出してゾクゾクワクワクできる作り込みを期待してしまって物足りなかった。けど、新しくはない作品なので私がこういうテーマの作品に慣れてしまっただけかもしれない。 | ||||
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『屍鬼』を寝る間も惜しんで読んだ後にこちらを購入。 閉鎖的な島だけが舞台になる箱庭感がなんとも言えない陰鬱さを感じさせてとてもよい雰囲気です。 ただ短いせいもあるのか、人間関係が描き切れておらずやや希薄。主人公自身もあっさり描かれているため、感情移入するとっかかりがない。全体的に動きが少なく、「人の話を聞く」→「今までわかっていることを整理しましょう」この繰り返しでだんだん飽きてきます。話自体は面白かったので、ただ惜しいばかりです。 | ||||
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小野先生の本は何冊も読みました。期待通りのドキドキする内容で最後はどうなるんだろう?とラストのページが早く読みたくなる作品でした! | ||||
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ひたすら島民に話しを聞くスタイル。 閉鎖的で余所者を嫌う設定の割には、結構な住人がペラペラ喋って協力的なのに違和感。 期待していた背中が寒くなるような怖いこともなく終わった。 最後はよく読まないと頭がこんがらがり、消化不良なラストだった。 面白かったけど、後には残らない。 | ||||
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夜叉島には便利な空港があるらしい。不思議なんだがそう書いてある。ならば港ばかり警戒して空港は全くの無警戒なのは何故か。実は作者の書き間違えか。ウルトラ閉鎖社会の夜叉島の人々が中盤以降堰を切ったようにしゃべりだすことに非常に違和感がある。実はおしゃべり夜叉島だったのか。高校のころ島を出て行った人たちが作家や医者や弁護士と人も羨む職業についているのも不思議。実は頭の良い人々が閉じ込められた島だったのか。 | ||||
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おどろおどろしさがクセになって 結末がわかっているのに何度も読み返しています。 ドSお嬢様の浅緋ちゃんがとても良いキャラです。 | ||||
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読んでいて多分結論はこうなんだろうな、こういう結論なんだろうなと思っていたものは全て裏切られました。小野不由美さんらしいちょっとオカルト系あり、珍しい推理系ありで最後まで一気に読んでしまいました。 | ||||
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本の内容は満点ですが、表紙が破れてました! 以前もAmazonで注文した本が表紙折り曲げて袋にいれられて届いたこともあります。 | ||||
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あまりのおどろおどろしさに前回読んだ直後、友達にあげてしまいまして、また読みたくなり購入しました。 こういったホラー物は一度読むとまた読みたくなることはないのですが、再読したくなるって不思議。 閉塞的な場所の陰鬱な物語がお好きな方はどうぞ。 | ||||
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色々な謎が渦巻いて、最後になるまで結末がわかりませんでした。 小野不由美さんは、ファンタジーやホラーも素晴らしいですが、本格ミステリーも強い引力で一気に読ませてくれます。 是非読んでみて頂きたい作品です! | ||||
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途中までは面白く読めました。後半になってくるとなんだか謎解きがくどいというか、さっさと解決しないかなって思ってしまいました。 そしてやっと全てが解明できてどんなエンディングになるのだろうとワクワクしていたら、ブツッっとぶった切った様な終わり方でした……すごい消化不良です、長々と読ませておいてこれはないぜと思いました(T_T) | ||||
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