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(短編集)
死と砂時計
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死と砂時計の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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評価が高めだったので期待して購入。密室同然の刑務所内で、しかも死刑囚が殺されると言う謎は魅力的ですが、正直、謎解きミステリーとしてはどの短編も平凡で、特に驚かされるようなトリックもドンデン返しも無く、ほとんどすべて予想通りの真相だったので、やや期待ハズレ感は否めません。 主人公アラン青年に関する最終章は彼の過去話になりますが、その内容自体はたいした事はありませんでしたが、探偵役のシュルツ老にとってアランの存在がどういうものであったのか、それが判明するラスト数行の衝撃はなかなかでした。★的には3.5点といったところ。 | ||||
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評価が高めだったので期待して購入。密室同然の刑務所内で、しかも死刑囚が殺されると言う謎は魅力的ですが、正直、謎解きミステリーとしてはどの短編も平凡で、特に驚かされるようなトリックもドンデン返しも無く、ほとんどすべて予想通りの真相だったので、やや期待ハズレ感は否めません。 主人公アラン青年に関する最終章は彼の過去話になりますが、その内容自体はたいした事はありませんでしたが、探偵役のシュルツ老にとってアランの存在がどういうものであったのか、それが判明するラスト数行の衝撃はなかなかでした。★的には3.5点といったところ。 | ||||
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本格ミステリ大賞受賞作ということで、期待して読みましたが、思ったほどの奇想はなかったです。それぞれ良くできているけれど、短編なのであっさり目です。 外界から隔絶された特殊な監獄で不可思議な犯罪が次々起きて…。設定は面白いし、謎もなるほどなできなんですけどね。 落ちについては好みの別れるところかと。 | ||||
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世界中の死刑囚が集められ収容される架空の施設ジャリーミスタン終末監獄内での事件を、 ホームズ役の牢名主シュルツ老が、ワトスン役のアラン青年を引きつれて解き明かす連作短編ミステリー。 ジャリーミスタン首長国は、どうやらドバイ首長国の隣という設定らしく、UAEに属するらしい。 囚人もイスラム教徒が大半を占めるが、キリスト教徒、仏教徒、無宗教、無神論者なども存在する。 監獄内の言語は、架空のジャリーミスタン語に統制され、各囚人の体内には脱獄防止のためマイクロチップが 埋めこまれている。 どれも逆説的アプローチを試みた小粋な謎解き物語となっているが、チェスタトンに比肩する 「墓守ラクパ・ギャルポの誉れ」は、水際立っているように思われた。 掉尾を飾る「確定囚アラン・イシダの真実」は、獄内の事件ではなく、回想である。 エピローグ、ラスト数行がコワい。 | ||||
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トリックや真相は、そこだけを見れば、 悪くはないが正直言ってそこまで優れているとは思わない。 グイグイ読ませるし、悪くはないが。 独特の世界観が面白く、監獄内のルール、死刑囚のそこに至るまでの事情、キャラクターがそこそこ描かれているのが良い。 伏線がその中に仕込んであるので自力で真相を見破ってみたいと思わせる。 しかし牢獄だからもう少し密室ものを期待してしまった。 けれど最後の作品は出色の出来。 | ||||
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