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(短編集)
死と砂時計
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死と砂時計の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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| 帯の「探偵、犯人、被害者――全員が監獄の中」という惹句で購入を決めた短篇ミステリ連作集。プロローグと6つの短篇、そしてエピローグで物語が完結する。まず「終末監獄」という発想がすばらしい。国内で死刑を執行することに風当たりが強い21世紀、ジャリーミスタン首長国は、金銭と共に「死刑囚を受け容れる」政策をとった。これにより、世界中から死刑囚が終末監獄に集まる。これによってジャリーミスタン監獄は「国籍」「人種」「言語」「宗教」「風習」などがごちゃまぜとなり、この齟齬が謎やトリックを出現させる。この設定がすこぶる効果を上げている。 その謎といえば、翌日に執行が決まった死刑囚をなぜ前日に殺害する必要があったのか? 看守に見つかりやすい満月の夜に何故死刑囚は脱獄を企てたのか? 墓守が埋めた屍体をわざわざ掘り起こして傷つけた理由は? などとてもパラドキシカル。作者がチェスタトン好きなこともうなずける。 そして明かされる真相は……うーん……こういう感想本当に申し訳なのだけれど、個人的に「物理トリック」って魅力を感じないので……こういうまっこう勝負のトリックを読むと自分はよいミステリ読みではないのだといつも思う。 やや肩透かしを食らった強引な展開の「女囚マリア・スコフィールドの懐胎」と最終話に続くエピローグ……要るのかなあ、これ。作品自体の読後感がすごく悪くなったとしても、ミステリ作家って、どうしても「最後の一行」「どんでん返し」の誘惑に勝てないの人種なのだろうか…… | ||||
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| 評価が高めだったので期待して購入。密室同然の刑務所内で、しかも死刑囚が殺されると言う謎は魅力的ですが、正直、謎解きミステリーとしてはどの短編も平凡で、特に驚かされるようなトリックもドンデン返しも無く、ほとんどすべて予想通りの真相だったので、やや期待ハズレ感は否めません。 主人公アラン青年に関する最終章は彼の過去話になりますが、その内容自体はたいした事はありませんでしたが、探偵役のシュルツ老にとってアランの存在がどういうものであったのか、それが判明するラスト数行の衝撃はなかなかでした。★的には3.5点といったところ。 | ||||
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| 評価が高めだったので期待して購入。密室同然の刑務所内で、しかも死刑囚が殺されると言う謎は魅力的ですが、正直、謎解きミステリーとしてはどの短編も平凡で、特に驚かされるようなトリックもドンデン返しも無く、ほとんどすべて予想通りの真相だったので、やや期待ハズレ感は否めません。 主人公アラン青年に関する最終章は彼の過去話になりますが、その内容自体はたいした事はありませんでしたが、探偵役のシュルツ老にとってアランの存在がどういうものであったのか、それが判明するラスト数行の衝撃はなかなかでした。★的には3.5点といったところ。 | ||||
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| 本格ミステリ大賞受賞作ということで、期待して読みましたが、思ったほどの奇想はなかったです。それぞれ良くできているけれど、短編なのであっさり目です。 外界から隔絶された特殊な監獄で不可思議な犯罪が次々起きて…。設定は面白いし、謎もなるほどなできなんですけどね。 落ちについては好みの別れるところかと。 | ||||
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| 世界中の死刑囚が集められ収容される架空の施設ジャリーミスタン終末監獄内での事件を、 ホームズ役の牢名主シュルツ老が、ワトスン役のアラン青年を引きつれて解き明かす連作短編ミステリー。 ジャリーミスタン首長国は、どうやらドバイ首長国の隣という設定らしく、UAEに属するらしい。 囚人もイスラム教徒が大半を占めるが、キリスト教徒、仏教徒、無宗教、無神論者なども存在する。 監獄内の言語は、架空のジャリーミスタン語に統制され、各囚人の体内には脱獄防止のためマイクロチップが 埋めこまれている。 どれも逆説的アプローチを試みた小粋な謎解き物語となっているが、チェスタトンに比肩する 「墓守ラクパ・ギャルポの誉れ」は、水際立っているように思われた。 掉尾を飾る「確定囚アラン・イシダの真実」は、獄内の事件ではなく、回想である。 エピローグ、ラスト数行がコワい。 | ||||
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| トリックや真相は、そこだけを見れば、 悪くはないが正直言ってそこまで優れているとは思わない。 グイグイ読ませるし、悪くはないが。 独特の世界観が面白く、監獄内のルール、死刑囚のそこに至るまでの事情、キャラクターがそこそこ描かれているのが良い。 伏線がその中に仕込んであるので自力で真相を見破ってみたいと思わせる。 しかし牢獄だからもう少し密室ものを期待してしまった。 けれど最後の作品は出色の出来。 | ||||
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