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(短編集)

死と砂時計



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【この小説が収録されている参考書籍】
死と砂時計 (創元クライム・クラブ)
死と砂時計 (創元推理文庫)

死と砂時計の評価: 6.86/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.86pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全7件 1~7 1/1ページ
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

死と砂時計の感想

アラブのとある小国での物語です。読みやすい文体なのですが固有名詞が覚えづらく、残念ながら物語に没入出来ずに終わってしまいました。最終章のみ、生死と砂時計の砂の表現が哲学的で興味をひかれたものの、狙ったラストで一気に醒めてしまうという、ちょっと残念な結果に。醒めたのは私だけかもしれませんが…。
そうはいっても、架空の国の不可思議な物語…お好きな方にはおもしろいかもしれません。

はつえ
L7BVQMDY
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

死と砂時計の感想

明日になれば刑が執行され死ぬ運命の確定死刑囚が、なぜその執行前夜に独房で殺されたのか?
とか、なぜ女囚は男のいない女子監獄内で妊娠したのか?
といった終末監獄で起きた事件の、主に逆説的な動機の謎を、牢名主の老人と新入り囚人のコンビが解き明かしていく短編集。
「墓守ラクパ・ギャルポの誉れ」が個人的ベストで、また掉尾の「確定囚アラン・イシダの真実」で明かされる、とある強烈な動機も面白かったです。

そう、この2作品はとても面白かったのですが。
残りのいくつかではその謎が解かれることで別の謎が生じてしまっているのが残念で、高評価には出来ませんでした。

▼以下、ネタバレ感想

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AliceinAbyss
RG0JBP5M
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死と砂時計の感想

 
 砂漠の国ジャリーミスタンは他国から死刑囚を預かり、代わりに処刑することで外貨を獲得してきた。 死刑囚が集う終末監獄で不可解な事件に遭遇する青年と老人。 何故死刑執行前夜に殺されなければならなかったのか、何故態々不利なタイミングで脱獄を企てたのか、死に限りなく近い閉鎖状況下で起こる事件は常識に則っては解決しない・・・。 

 終末監獄を舞台にした連作短編集。 随所に逆説が施され、犯人の起した迂遠的な手法に迫る。 そして最後を締めくくるエピソードは予想もしえない終結を迎えるのだった。 ★は8つ。
 

りーり
9EDFH0HC
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

死と砂時計の感想

作者初読。
死刑囚ばかりを収容する終末監獄が舞台という一風変わった設定の連作短編集です。
「インパクトに欠けるけど、なんかセンスはいいよなぁ」なんて思って読んでたら、ラストにとんでもない結末が・・・
「いい意味での後味の悪さ」 是非味わってみて下さい。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死と砂時計の感想

第16回本格ミステリ大賞受賞作。世界各国から集められた死刑囚を収容する、ジャリーミスタン終末監獄を舞台とする特殊設定ミステリ連作集。密室ものから社会派要素のあるものや、脱獄ミステリなど個々に違った趣向がある。「魔王シャウオ・ドルマヤンの密室」・「墓守ラクパ・ギャルボの誉れ」が私的ベストです。

水生
89I2I7TQ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

死と砂時計の感想


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氣學師
S90TRJAH
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

死と砂時計の感想

死刑囚専門の刑務所内で起こる、不思議な事件の数々。
設定は面白いけど……それぞれの事件の真相はややパンチが足りない印象。

しかしそれでも、最後の最後に判明するある人の陰謀には驚かざるを得なかった!!
そのビックリを他の皆さんにもぜひ味わってみてもらいたいです。

青鳥の如き囀るもの
QV33BIU3

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