■スポンサードリンク


テンペスト



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

テンペストの評価: 3.59/5点 レビュー 152件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.59pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
<<12
No.14:
(1pt)

ゲームの達人

かつてシドニー・シェルダンが猛烈に売れていた時、そんなに人気があるならハズレルことは
無いだろうと、「ゲームの達人」を読んだことがあるが、あまりに文章に深みがない上に、
次から次へと場面展開が進むだけの、大人向けの小説とは思えない内容の薄さにガッカリした
記憶がある。超訳というやつだったので、シドニー・シェルダンの文章力がどうなのかは英語
の苦手な私には今もって謎ではあるけれど・・・。
「テンペスト」大絶賛の記事を読み、大いに期待を持って読み始めたが、ちょっと読んだだけで
「ゲームの達人」の時のガッカリ感を思い出してしまった。場面展開は早く、次々とあらわれる
ピンチをどんどんと解決していくが、丹念な描きこみが無く、手に汗握る緊迫感は皆無です。
多くの方が書かれているように深みのある話を期待する方は読まれないほうが良いです。
はっきり言って時間の無駄です。私は丹念に描いてくれる作家さんが好きなので受付ませんでした。
でもライトノベル好きの方、かつてシドニー・シェルダンに熱狂した方だったら面白いと感じるの
でしょう。もうこれは好みの問題なので仕方が無いですね。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.13:
(2pt)

設定は良いのだけど…

設定としてはすごく、面白いし勢いはあります。
前半は、大変面白く読ませていただいたのですが、後半になるにつれて……???

男装した女性が知能を武器に琉球王朝のため、さまざまな政局や困難に立ち向かっていく。
それが、後半になるにつれてどんどんぶれていっているような気がします。

琉球王朝の血筋(再興)のことも、政治家としても、女性(恋愛)面でも。。。
一貫性のない女性になってしまっています。

エピソード的には面白いものがたくさん入ってます。
しかし、それを盛り込みすぎて、一貫性のない女性になってしまっているように思いました。
もっとエピソードを絞って、主人公に意思の強さというか、筋の通ったものがあればもっと面白かったと思います。

個々のエピソードや、設定としては面白かっただけに、残念でした。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.12:
(1pt)

作者手書き(らしい)POPに惹かれたけど・・・(微妙なネタバレあり)

自分にとってつまらない作品にレビューは書かないようにしています。
だって、自分にとって面白くなくてもそれはあくまで自分の感想で、楽しく読んだ人に失礼だし、作品を生み出した作家さんにとってわが子とも言える作品をけなされるなんて悲しいことだと思うから。

だけど、これは…。そもそもプロット段階でしっかり話が練りこまれていたんでしょうか?そして、この統一感のない表現力の乏しさは何なんだろう?

言葉の稚拙さ、下品さ、ご都合主義満載でほとんどの部分で共感できない主人公の感情の変化。そして、一番驚いたのが、本当に沖縄出身なのかと思ってしまった程の女性についてのサディスティックで下卑た描き方。

自分は本も音楽も何でも面白ければジャンルにこだわりはないタイプ。
正統派の小説だけじゃなく、マンガも週刊誌も読むし、アニメだった見ます。これだって、POP以外何の先入観もないまま読み始めましたから、すべてを否定するつもりはないです。

要素としては、「とりかえばや物語」をベースに、「ベルセルク」「ドラゴンボール」「ハーレクインロマンス」を取り込んで、最後は何とかロマンスで丸め込んだという感じ。

で、文庫の一巻は面白かった。早く次の巻が読みたいと思いました。
でも、二巻の途中でグロテスクさが増して以降、嫌気がさしてきて、早く読み終わりたいと願うようになりました。

正統派の歴史物じゃないからとか、ファンタジーだから、なんて次元の話ではないです。

しっちゃかめっちゃかな話に突っ込みを入れたいところは山ほどあれど、それは単行本の方のレビューや琉歌の知識人の方がしてくださっているので割愛。

自分にとっての最たる嫌悪感は、寧温や聞得大君の身に降りかかった事件の件です。

沖縄での米兵による暴行事件とか自分で人生を終らせてしまった韓国の女優さんが脳裏に浮かんでしまって、逆に言えば、被害者にとっては生きるか死ぬか、生きていくなら生涯心に地獄を抱えなくてはならなくなる程のことなのに、割と簡単に乗り越えちゃう主人公の描き方に、浅さだけじゃなくて怒りさえ覚えてしまいました。

ただ、これを機に「真鶴」は、位の高い女性に付けられる名前で(それを自分で付けてしまうのもどうかと思うけど)平民だと「鶴」とか、「聞得大君」は実は昭和初期頃まで引き継がれたとか調べたり、琉球・沖縄の文化に興味を持てたので、そこで何とか読んだ甲斐があったかと思いますし、下品さを排除して構成を建て直した脚本なら舞台やドラマでも見たい気もします。だって、沖縄と言えば、激戦の悲劇しかないなんて辛すぎる…。

でも「あごむしられ」ってググっても琉球語辞典で検索しても、テンペスト関連以外で見つけられませんでした。
テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)より
4043647115
No.11:
(1pt)

設定に無理がありすぎ!

面白くない訳ではないが、一歩間違えると荒唐無稽なくだらない話になりそう。読者層の見当がつかない。
たくさんの龍の媾合いから話が始まる。龍という皇帝の象徴が蛇のように絡み合いのたうちまわる描写、正直グロテスクで気味が悪い。
主人公は天才美少女、それが宦官(性器を切り取った男)として宮廷に上がる。(これも考えようによってはグロテスク。)そこには、権力と利権に群がる男達と、嫉妬と贅沢に明け暮れる女達、あらゆる才能に恵まれた美少女は敢然と立ち向かい、琉球王朝を支える。まるでマンガのようなそんな話。
主人公の描き方でも、宮廷においては完璧な論理的、少女として描くときは、悪く言えばロリコン趣味。喜怒哀楽の全てをふんだんにちりばめ、これでもかと読者にぶつける。ファンタジーなのかコミックなのか、子供向けか大人向けか全く理解できない。
琉球という歴史的な王朝の描写と設定が無ければ読むのをやめていたと思う。第一巻しか読んでいませんが、二巻目以降を読みたくなるほど引き付けるものがない。
テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)より
4043647115
No.10:
(1pt)

他の作品に

池上作品は既に何冊か読み、そのカルさも、フザケ具合も、登場人物の(ある意味)お行儀の悪さも、奇想天外なストーリーも大好きで「ウ−ン!これぞエンターテイメント!」と面白がってきました。よって『テンペスト上・下』も期待を持ってひもときましたが…ウ〜ン、ちょっと満足出来なかった。なんかねぇ、濃度が薄い(他の小説に比ると)。および力が弱い(特に、後半から終盤)。「ページを増やしすぎた弊害では…?」ファンとしてはそう感じます。
まだ池上作品を読んでいない方の1冊目には『テンペスト』はお薦めしません。
あなたが女の人なら1冊目は『バガージマヌパナス』か『風車祭』がお薦めです。
あなたが男の人なら1冊目は『レキオス』か『シャングリ・ラ』がお薦めです。
また『テンペスト』のみ読んでがっかりした人にも、上記4作お薦めします。
…蛇足ですが、池上作品はハチャメチャ・エンターテイメントです。どんなものにも(エンターテイメントにさえも)“マジメな世界”を求める方には合わない作家と思います。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.9:
(2pt)

稚拙な文章

「これはプロットかい?」と思ってしまうような文章。
あまりに稚拙。
これを読んで面白いっていうのは違うんじゃないでしょうか。
これがプロットで、ここから話を膨らませるというなら、分かるんですけどね。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.8:
(2pt)

稚拙な文章+突飛な展開

「これはプロットかい?」と思ってしまうような文章。
あまりに稚拙。
これを読んで面白いっていうのは違うんじゃないでしょうか。
これがプロットで、ここから話を膨らませるというなら、分かるんですけどね。

と、上巻でレビューしたけど、下巻になると、突飛というか矛盾が多すぎて、コメディーかと思ってしまった。
テンペスト 下 花風の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 下 花風の巻より
4048738690
No.7:
(1pt)

期待はずれ

「本屋大賞」とか「桁外れの面白さ!」とかに踊らされ、さらに長編ということで読んでみたのですが
はっきり言って期待外れでした。
全体的に軽すぎるし、なんで小説で漫画のようなずっこけが必要なのかがわかりません。
上巻はまだしも、下巻に入るとくだらないギャグとかが多すぎて
途中で読むのをやめたくなりました。もったいないので読みましたけれど。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.6:
(2pt)

確かに漫画化が良さそう

正統派の歴史系ファンタジーを期待すると肩透かしをくらうので注意。他のレビューでもあるように、確かに漫画化が一番合う作品だと思います。むしろ最初から漫画で出して欲しかった。
素早い物語の展開、登場人物の多種多様さ、舞台の色鮮やかさは、漫画であれば、物語の荒唐無稽さや文章のつたなさ、人物造形の薄さを補ってくれるでしょう。琉球が舞台の小説でこれほど話題になったのは初めて見たので、このままフェードアウトせずに漫画で再挑戦してほしいです。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.5:
(1pt)

どっちつかずというか…。

面白いといえば、面白いのでしょう。
作者が考えうるエピソードの全てを注ぎ込んだような波乱万丈なストーリー。
でも胸焼けしてしまうくらいに男としても女としても最上の才能を持っているにも
かかわらず、びっくりするくらい主人公に魅力が無いのが致命的。
登場人物の誰もがあっさりと裏切ったり心変わりをしたりで誰にも感情移入できません。
ライトノベルのようなキャラクター小説としてはとても読めない。
コメディなんだかシリアスなんだかもよくわからず。
そのため読んでいて最初から最後まで「中途半端」な上滑りしている印象を拭えません。

ファンタジーだからと割り切って読みたくてもそもそも主人公真鶴が
男装したり女装したりすることであっさりと別人に変わるのに無理がありすぎる。
この大前提を受け入れられるか否かと文章のカタカナ語や陳腐な言い回し、
お約束過ぎる漫画的表現を受け流せるかどうかがこの物語を面白いと感じられるか
どうかの境目のような気がします。
唐草模様の風呂敷を背負って部屋を追い出されるって何それ?
このような表現の連発には正直うんざりしました。

面白い材料がこれだけ揃っているというのに…調理方法を間違って出来た料理のような作品。
それを新しい料理と呼ぶか失敗作と呼ぶかは人によってかなり分かれるでしょう。
私の口には合いませんでした。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.4:
(2pt)

う〜ん・・・

作者の著作は読んだことがなかったのですが
様々な方々が絶賛されていたので、初めて手にとってみました。

感想としてはなぜこれほどまで諸氏が絶賛されているのか自分には
分かりませんでした。文章力が正直、プロのものとは思えません。
ストーリーにしたって、ただのファンタジーの域を出ません。
何もかもが現実離れしすぎです。何で庶民が食いぶちに困り、
政府の財源が底をついているといっているときに
難破した外国船に対してあそこまで豪勢に接待できるのか。
それが琉球の生き残る道?そんな単純な話なのか?

まあ、割り切ってファンタジー小説として読むことができる人にとっては
面白いのかな〜。真面目に官僚論や政策論など持ち出すから中途半端になってしまうのでは。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.3:
(1pt)

安っぽい

ゴテゴテと装飾過多な描写があったり、「ハートを射止める」「○○は△△にメロメロだ」と
いった陳腐な表現が頻繁に出てきてげっそりした。
また、セリフも「○○で〜す」「○○ですぅ〜」「○○だわぁん」といった、軽薄な調子の
ものが多く、なんとかならないのかと思う。

特にひどかったのが、ペリー提督一行が王宮へ向かうのをなるべく長く足止めすべく菓子で
接待した側室の真美那が、これ以上は無理というときに泣き落としにかかるのだが、
そのセリフが「真美那、泣いちゃう」で、あまりの稚拙さに、ハァ!? と呆れてしまった。
(このセリフは作者のお気に入りのようで、その後も何度も出てきて読む気を萎えさせて
くれた)

また、主人公の真鶴が男装したり女装したりするだけで、周囲の者が別人だと思うという
のも非常に無理がある。

評価できる点は作者に候文や琉球の短歌の素養があることと、琉球王朝の歴史や王宮のことが
わかる点だけだった。

波乱万丈の物語という触れ込みだが、上巻を4分の1読んだあたりで、これ、いつになったら
面白くなるのかな、と、早くも飽きてしまった。

確かに栄光をつかみかけては叩き落され、つかみかけては叩き落されの繰り返しで、
波乱万丈といえば言えるのだが、展開が出来の悪い漫画のように非常にベタで
薄っぺらく、先が読めてしまう。

分厚い上下巻を読み終えても、何も充実感がなかった。買わずに図書館で借りてよかったと
心から思った。もっと言うなら貴重な時間を返せと言いたい。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.2:
(1pt)

題名と表紙と内容の相違が酷すぎる

池上氏の「わが島の話」を読んでとても面白かったので、購入しました。琉球王朝の華麗でダイナミックなストーリーだと思っていましたが、内容があまりにも稚拙で下品なのにがっかりしました。当時の琉球と清国、薩摩との関係や宮中の様子、庶民の生活など歌など細かく描かれているところはとても面白く興味を引きました。しかし登場人物の人間関係、各々の品性が疑われるような描写が目につき、(御内原など大奥顔負けの陰湿さ!)聞得大君や徐丁垓など人間とは思えない人物など、せっかくの壮大なストーリーなのに沖縄の風俗?習慣?を取り入れ過ぎて読み方を変えたら、これはパロディーなのかと笑えてしまう。「わが島の話」の時のドタバタをそのまま取り入れただけの感がある。主人公も強い決意で意気揚々と宮殿に乗り込んだわりにはちょっとしたことですぐ挫けるような弱さ。まだ上しか読んでいない状態で、
すでに購入したことを後悔している。このままでは妖怪七変化で終わってしまうのかと不安になる。幕末物でも「篤姫」の重厚さとは正反対の軽さ。でも私は沖縄のそんな陽気さと楽天思考が大好きで何度も沖縄に行ってます。薩摩支配や第二次大戦の暗い歴史があるからこそ、あまりシリアスなストーリーにはできないのかなと思ったりします。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682
No.1:
(1pt)

これは酷い

宣伝文句に惹かれて購入しましたが・・・
正直なんでこんなに高い評価がされているのかわかりません。

まず文章力が携帯小説レベルです。
明瞭でわかりやすいと言えば聞こえはいいですが、
語彙数が少なく表現がありきたりなだけです。
日本の作家はここまで文章が書けなくなったのか、
と嘆かずにはいられませんでした。

せめて宣伝文句にあるように設定が斬新であれば、と期待したのですが
内容は上下を通して一昔前の設定(男装美少女、運命の子など)の詰め合わせで、
読み終わる頃には疲れました。

以上の理由から、私は高い金を払って買う価値はないと感じました。
テンペスト  上 若夏の巻Amazon書評・レビュー:テンペスト 上 若夏の巻より
4048738682

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!