トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ
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琉球時代の、人々の暮らし、伝統文化が盛り込まれていて、三線の名手の主人公の設定が面白い! 池上永一さんの小説は、長編が多い中、一話完結で続いていく物は、珍しい! 出来る事ならば続編を書いて欲しい! 海外に住む兄にも送った。友達にも贈った! お気に入りの本です。 池上永一さんの本は、これに限らず全て虜になる! | ||||
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前巻にも増して素敵な話が多かった。 はっきり言って本筋のテンペストよりもこちらのスピンオフシリーズの方が好き。 前巻トロイメライでは食と唄・三線が話の軸としてよく描かれていたけれど、今巻では漆器や上布といった工芸品の話が盛り沢山。よく取材されているなぁ。 おなじみナビー・カマドー・カミー三姉妹の繰り出す魅力的な料理の数々も健在で嬉しい。 …と、褒め倒して終わりたいけれど、見過ごせない点がいくつか。 時々、「あれ?前回までの設定忘れてない?」っていう描写がある。 前巻で黒マンサージに惚れたはずの魔加那が、今巻では綺麗さっぱり忘れたかのような振る舞いをしていたり、弱みを握って関係が逆転したはずの大貫と武太が、しばらく経つと丸っきり元通りになってたり。 筆者が忘れてるか、もしくはその辺の話運びが面倒になったの?としか思えないスルーっぷり。 そして…最後の話。ありゃないよ!!!! あれこそ面倒になってバッサリ話終わらしたの? セクハラ放置?布里が慰み者にされる位なら妾として囲う!とかの選択肢もなし? トロイメライでも最後の話はちょっと割り切れなくて切ない内容だったけど、ここまでオチ丸投げの救いのない話じゃなかった。読後感悪すぎる。 続きを書いてきちんと救ってほしい | ||||
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トロイメライの続編で、ハチャメチャなキャラクターたちが江戸時代末期の沖縄で暴れてくれるます。著者の作品にはそういったキャラクターが多く登場しますが、いずれもそのいい加減さに筋が通った登場人物を気に入っています。 それぞれのストーリーにあるのは貧しくても誠実に生きていけばなんとかなる=「なんくるないさー」の精神で、いずれも読後感のよい連作短編集です。 | ||||
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テンペストのスピンオフ的な短編集の第二作目。今回はちょっとしんみりしたトーンのお話が多いです。武太が前作より成長したせいか、すこし引いた立ち位地です。 相変わらず池上さんの、結末がどうあろうとも、人を暖かく見つめる姿勢が変わらず、読んでよかったな、と思う短編集。 短編集としては、話の並び方を変えたほうがいいのではないか(芭蕉布の恋、は哀しい恋の話なので、これでこのシリーズが終わってしまうのは寂しい感が増す)という気がしますが、それがぎゃくに、ファンとしてはまた続編を書いてほしい、とよけい思わせられるというか。 書いてくれないかな~。 | ||||
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前作よりも、落ち着いた感じの話が多かったかなと思います。 あの、聞得大君がでてくると、やっぱり面白いというか、自分なりの正義感を貫いてるから憎めなくていいです。 風水師の話も、なかなかよくできています。 最後の芭蕉布の話、あっけない終わり方に思えて、ちょっと残念だったので星一つ減らしましたが、沖縄のことをよく知るためにはほんとにこういう小説なかなか役に立ちます。 もっともっと続編が読みたいです。 | ||||
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