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テンペスト
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【この小説が収録されている参考書籍】
テンペストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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主人公は真鶴であり、温寧である。 それはわかるんだけど、都合よく二人は入れ替わり、結局、本人がどうしたかったのか、わからない。ブレにブレる主人公の主軸に、物語もブレて、読んでる方はイライラしてくる。 唯一、真美那の描写が生き生きしていたかな。 強姦シーンが出てくるけど、ちょっと殴られたくらいの描写で、出てくる女性は真鶴も含めて「男の考える女」でしかないから物語に深く共感できないのかも。 琉球王国の文化や歴史的観点は面白かったです。 つまらんすれ違いを繰り返して、結局恋に生きる女だけが残るのか、という微妙な読後感。 | ||||
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親友の真美那(王の妻)は王女を出産する。孫寧温は昼は政務、夜は真鶴として女の世界。首里天加那志(王) からお呼びがかかり、王の妻としての務めを。ご懐妊して王子を出産する。孫寧温(真鶴)は素性を暴かれ、王も庇うことが出来ずに牢獄へ、それを助けるのは真美那。王子を手渡し、王宮のそとへ。時代は急変して、明治政府により解体されて1879年に沖縄県となる。王宮から出された王、真美那は東京へ。そして、才覚を表して鹿鳴館の主役に上り詰める、経済学を修めた、真美那は尚侯爵家を明治新興財閥の一員にまで伸し上げた。一方、明(王子・真鶴の子)は一日だけの「第三尚氏初代・尚明王」になる。 追伸:朝薫は琉球国がなくなったことにガックリ。海に身を投げて一生を終わる。薩摩藩の雅博は内務官僚を辞して、真鶴の元へ・・・沖縄で自然に囲まれ生活をするようだ。女性は柔軟性があるようですね。本を読み琉球を学ぶことが出来ればと思います。 | ||||
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読む価値が一切なかった…。酷すぎる…。 Kindle Unlimited には、もっと上質な小説への入り口となるような本を扱ってほしいと、切に願います…。 | ||||
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基本琉球王国の史実に寄せたフィクションですが、話に無理が有りすぎて没入出来ませんでした 性別を偽って役人になるとか、側室と役人の二役とか、しまいにゃ息子を相手に母親と先生の二役とか。。。 普通バレるわ、あんたはルパンか(笑) | ||||
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ストーリーは面白いし舞台設定や世界観はとても壮大なのに、人物描写がとても薄っぺらい。 女性蔑視がすぎて何度も挫けそうになった。 なんとか読み終えたけどまた読みたいとは思わない。 | ||||
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ヒロインが「性根座ってなさすぎ」で、この量を読むのがしんどかった。 「面白い」という評判が高いから、「この先面白く感じて来るのかも」と思いながらようよう読んだ。 が、自分には「なんじゃこら」。 この先面白く感じてくるのかも?が、諦めきれないから「下」も一応読んでみようと思う。 が、少々気が重い感じ。 | ||||
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沖縄王朝の歴史小説ってなかなか無いから期待して読んだけどがっかりした。 役人の娘が性別を男と偽って官吏になり活躍するが、女とバレて失脚させられたりレ◯プされたり・・・ ドロドロ系の昼ドラみたいだった。 読んでて気分が悪くなって2巻の途中でギブアップ。 この作者の作品を他にも読んだけど女性キャラへの扱いが酷すぎる。 | ||||
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一巻から三巻まで読んでの評価です。 琉球の歴史や王宮事情、主人公の性別が女であることなどが絡み合って話が作られていてなかなか楽しめます。しかし、いかんせん細部が稚拙。 まず、会話文の品位のなさ。「おーほっほっほ!」「げへへへへ」「この雌豚め!」といった言葉がよく見られます。ライトノベルだったらギリギリセーフ。しかし、小説を読む気でいると幻滅します。 そして、主人公が完璧超人。容姿は他のどの登場人物よりも素晴らしく、誰よりも賢く、苦手といったことでもやってみれば周りを完全に魅了する。そして、国土や龍に愛される存在。話の流れとしても、主人公は度々ピンチに陥るが、結果的にはなんとかなって前よりもいい状態へと落ち着くのが常。 この小説を読むときは、ライトノベルを読む気持ちで。それを踏まえないと辛いです。 | ||||
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2巻まではぐいぐいと、3巻からは頑張って読みました。 作者の著書はテンペストしか読んだことがありませんので、 軽妙すぎるタッチと、極端でわかりやすい人物描写は作風という 他の方のレビューをみて「ああ、そうなのか」と思いました。 琉球を題材にした小説に初めてふれ、とても面白く読みました。 歴史の授業でさらりと流されてしまった尚氏王朝が 鮮やかに、目の前で広がります。 沖縄の島に根付く宗教、美の文化、島を愛する人々の思い。 物語を読みながら「今すぐ首里城を見に行きたい、もっと沖縄を知りたい!」とそわそわしてしまいました。 ただ、評価は星ひとつです。 とてもおもしろく、魅力に溢れています。しかし、読了後の残念さがそれをはるかに上回りました。 まず、下品。物語を盛り上げる下品な言葉使いは世の中にいっぱいあるでしょうが、 本作にいたっては勢いだけで、ただただ読みづらいだけの気がします。 登場人物とストーリーが中途半端。 自分が琉球を守る、救うという勢いで真鶴から寧温になった主人公なのに、 琉球が日本にとりこまれる最大の山場でまさかの傍観者。なんでやねん。 朝薫は自身の愛憎感情に無自覚で、挙句もっともらしい理屈を捏ねての職権乱用。 頭のいい人の典型的な壊れ方だとは思いますが、作者は朝薫を狂気の人としては描いてないような…。 真牛その他のエピソードは伏線でなく、すべて主人公の事情合わせで挿入。 主人公の立ち位置がわからず、登場人物の心の揺れも深くなく、外交・文化・宗教のつまみ食いで、 結局この「小説」の主軸はなんだったのか…と混乱中です。 | ||||
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途中で読むのを止めました・・・ 人間誰の欲望がむき出しすぎて、下品になっています。 欲望は上手く書けば引き込まれるんでしょうけれど、逆だと気分が悪くなるだけです。 この作品をよくNHKはドラマ化したなぁと思ってしまう描写もちらほら。 (恐らく省いたり脚本家がいい様に変えるんでしょうけれど) 重厚な沖縄の歴史大河ドラマを期待している人は読まない方が賢明です。 | ||||
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世間での評判を見て買ってみたけれど、ライトのベルも結構読む自分からしてもとにかく薄く軽い。 登場人物もテンプレート通りで、物事への反応や心の動きが人形のよう。 頭がいいと描写されている人物でもそうは見えず、魅力をいまいち感じないので読むのが辛かった。 物語の流れも事件が起きて追い出されては戻るの繰り返しで単調ですし。 大長編だったので少し期待しすぎた部分もあるけれど、この人の作品だとバカージマヌパナスや風車祭の方が 雰囲気や、時間に対するメンタリティ、習俗など、一言で言ってしまうと空気感が濃厚に感じられて好みでした。 良くも悪くも人形劇的、もしくは韓国宮廷ドラマ的。 沖縄を俯瞰する分にはともかく、激動の時代の人間関係を読みたい、と思ってる人にはあまりオススメできません。 結構評価されてるようなんで、多分そういうところに焦点を当てて読むものではないんだろうな。 数年後もう一度読み返すかもしれません。 | ||||
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アレクサンドル・デュマ・ペールのモンテ・クリスト伯に強姦シーンを付け加えただけの下品な劣化コピー。洋の東西を問わず、モンテ・クリスト伯に影響を受けたと思われる話は多いが、これは目も当てられなかった。一先ず、池上氏は三跪九叩頭の礼についてgoogle検索でもした方が良いのでは? | ||||
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見事な美しい装丁に比べ中身の薄っぺらさが際だつ一品ですね。 ライトノベルならまだ許されたでしょう。 でも私の感想はコバルト文庫から出版したらまだよかったのにでした。 (コバルトにも、もちろん手に汗にぎる次どうなるのさ的なすばらしいモノもあるので バカにしてはいけません) 伏線もなぁんにもない、ひねりもなぁんにもない。 いわゆるケータイ小説に通じるものがあります。 時間の無駄でした。 | ||||
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1巻と2巻までのレビューです。 第1巻の出だしからして、B級映画じみた俗っぽさが全開。 韓流ドラマを意識した起伏のあるストーリーや、映像作品的な場面転換など エンターテイメント性を前面に押し出しているが、作為性が高すぎて逆に興醒め。 女主人公・真鶴の万能超人ぶりも度が過ぎている。 第2巻は文章力の低さが露呈していて致命的。 "蟷螂拳の使い手vs天才役者によるコピー拳法"の件はまるっきりマンガ。ラノベですか。 物語上、真鶴を逆境下に置くための展開も安易で不快。 小説としてよりは、映像作品としての方が映える内容。出来も丁度"ドラマの脚本"レベル。 第3巻以降は読む気になりません。あと、女性を描くのが下手。 | ||||
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ノリは完全にライトノベル。文章の重厚さが微塵も感じられない。 ストーリー展開はハチャメチャで、登場人物の造詣が非常に浅い。ゲーム用に構築されたキャラクター設定のよう。 物語の山場を作るための無理な展開とご都合主義な邂逅が鼻につく。 たまに挿入されるアニメチックなギャグが「寒い」。 とにかく、NHKのドラマの原作に抜擢されたというの信じられないくらいの駄作。 | ||||
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話は確かに面白いです。 今まであまり扱われなかった琉球王国の歴史大河を描き、琉球視点の日本や列強を描くというのも実に興味深かったです。 それに何より、頭脳明晰な男装の麗人という主人公の数奇な人生には魅力があります。 しかし・・・・。 肝心の表現は、品格に欠け、軽く、ラノベか?と思わせるようなノリの軽さ・・・。中学生くらいにも書けそうなお粗末な文章に興ざめせざるをえません。 なかでも辟易としたのが、「ルンルン」「ちょい悪」「お馬鹿」などの現代語、口語の数々。ここには書けないようなあまりに下品で即物的な言葉の羅列にはうんざりします。 文体も、非常に軽く、粗野。芸術性には程遠いといわざるをえません。唐突な展開の流れも多く、題材からすると、あまりにその表現手段が軽い気がします。この程度の文章力で小説家になれるのか?とさえ思ってしまいました。 さらに・・・。 全体に心理描写が単純で雑、かつ男性目線を抜けきれず、男装の麗人が登場してもなんとなく「リボンの騎士」でサファイヤと亜麻色の髪の乙女が入れ替わる単純さの粋をあまり脱していないような気がします。 寧温の心の声がいかに真鶴のそれだからといって、いきなり「・・・だわ」「・・・よね」にも興ざめしますし、雅博や首里天加那志との関係にしても、寧温=真鶴が見抜けないまま、関係が進んでいくのはあまりに不自然。 漫画っぽいといわれるのはこの単純さ故と納得しました。 | ||||
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ドラマにもなっていたので面白いのだろうと思い読んでみましたが セリフがワンパターンで昼のドラマを見ている気分になりました。 全部で四巻ですが毎回起こる事件もワンパターンですし 主人公には優しさというものがまったくありません。 頭脳明晰で美貌の持ち主という設定ですが主人公の気持ちが理解できずに困りました。 そして高貴な人々(女性)の言葉は皆一様に下品です。 四巻購入しましたが、もう二度と読むことはありません。 この作家さんの作品は読みたくありません。 この作家さんは女性蔑視なのでしょうか? | ||||
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ドラマを観て面白そう、琉球の歴史を知るのも面白いかも、と思って購入しました。 レヴューを観て、壮大な大河ドラマ的なものという思い込みは持たないように、できるだけ軽い気持ちで読み始めました。 軽い読み物にしたいのか、壮大にしたいのか、どっちにもふろうとして振り切れない…という気持ち悪いバランスでした。 セリフに重みがなく、下品。大事なセリフ宙に浮いてしまう印象。 山がなく、谷もないあっさりとしすぎたストーリーの流れ。 人物描写もぼんやりとしていて浅いので、セリフや行動に説得力や信憑性がなく、感動に欠けます。 ご都合主義には目をつむるとしても…。 ストーリーやアイデア自体は面白いと思います。 もっとそれを活かす書き方があるような気がします。 似たように、歴史モノ、でも多少フィクションを交えた定金伸治の『ジハード』はすごく面白かったし、 うまいな、と思います。 | ||||
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内容は面白かったです。長編の長さなのに飽きずに一気に読める。 しかし、あまりに文章が軽過ぎ、頭悪い印象、ダレすぎ…凄く違和感を覚えました。 せっかく内容は良いのに、文章力がなさ過ぎて、総合的には正直がっかりです。 これは作家の質が下がっている近年の良い例だと思います。 角川さんの作家は特にそれが顕著で、編集の質も下がっているのかなと心配になります。 編集さんには内容にあった文章、文体を指導してほしかったです。 | ||||
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琉球を舞台にした歴史小説、ということに惹かれて手にとりましたが、 全編を通じて少女向けライトノベルを読んでいるように感じました。 それ自体は、ご都合主義的な点や主人公が超人的すぎるという点をはあっても 物語の筋がハッキリしているという点で読みやすく、一気に読ませる勢いがあったと思います。 ただ、主人公以外の登場人物の扱いは雑な気がします。 作者が割としっかりした人物描写をしていたのは真牛と朝薫ですが もっと主人公の運命に重大な関わりがあると思っていたらそうでもなく、 キャラクター自身も安直な結末を迎えてしまったのは残念です。 逆に重要な人物であるはずの雅博について掘り下げた描写がなく、 主人公がなぜそこまで惹かれるのか、まったく理解できませんでした。 そのためか、ラストの主人公の言動にはええええええ????という疑問符でいっぱいです。 あれだけ国が民がと言っていたのに、子どもに押し付けて終わり??? 本にするとあっという間なので忘れがちですが、最後の場面では主人公の年齢は40代近く。 あの少女漫画的な描写は無理がある気がします。 ただ、あの場面は少女時代から押し込められていた真鶴がようやく自分を取り戻した瞬間、 と思うべきなのかもしれませんね。 | ||||
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