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ハイペリオン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ハイペリオンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 41~60 3/5ページ
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前作でこらから始まるところで終わった時間の墓標へ巡礼たちが辿り着き・・・というお話。 前作同様、ハードSFの粋を結晶したかのごとく壮大なイメージの奔流に圧倒される小説。前作で未解で終わった伏線が徐々に明らかになり、最後の大団円でほぼ全ての謎が解決されるカタルシスはなかなか凄く、私みたいにあまりSFを読まないような人間でもかなり面白い作品でした。作品に散りばめられたSF的イメージの数々も視覚的色彩に溢れ、一瞬たりとも飽きさせない著者の筆力に唸りました。著者のシモンズは器用な作家でクライム・ノヴェルやスパイ小説も書けるようですが、個人的にはホラーとSFに特化した仕事をして頂きたいと思います。 ただ、前作で使われた入れ子構造の枠物語を本作ではあまり使っていなかったので、前作のカタルシスより若干劣るかもとも思いました。といって、この小説がつまらないという訳では毛頭なく、数多あるSF小説(或はSF戦争小説)の中でもかなり上位に位する過剰なるイメージに満ちた傑作としてこらからも読み継がれていくであろうと思いました。あまりこの手の小説を読まない人は人生の損失だとさえ思います。 著者渾身の傑作SF小説。前作ともども是非ご一読を。 | ||||
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前作でハイぺリオンに降り立った巡礼者たちが様々な体験をし・・・というお話。 前作の続きなので、前作を読まないと意味がない壮大なSF小説。前作で振られた様々な伏線が徐々に解明されやがて・・・という物語は私のような半可通なSF好きにも訴求する圧倒的迫力の小説でした。 ただ、前作が色々な小説の枠組みを駆使した凄まじいジャンル・ミックス小説だったのに比して、本作では前作では登場しなかった語り手を用意して、SF戦争小説風になっている所が評価の分かれ目になりそうで、私も実を言うと前作があまりに凝った小説で狂喜したのに比べて、ストレートなSF小説になっている所に若干、物足りなさを感じたのも事実でした。決してつまらない作品ではなく、物凄く面白い小説でしたが、前作には劣ると思わざるを得ないと残念ながら思いました。 とは言え、本書と前作がSF史上に残る連作であるのは論を待たない事実で、殺戮者シュライクの実像、時間の墓標、敵軍のアウスター等過剰ともいえるSF的イメージに圧倒されました。特に、訳者あとがきでこの小説を読み解く上で重要なファクターが様々な角度から論じられているので必読と言えます。読み終わった方は是非読んで頂きたいあとがきです。 前作と合わせるとあらゆるジャンルのSF史に残る小説。「ハイぺリオン」共々ご一読を。 | ||||
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28世紀の宇宙で「時間の墓標」といわれる領域が変化しそれを何とかするため7人の地球人が派遣されるが・・・というお話。 この小説で著者のダン・シモンズが試みたかったことはSF小説の中にあらゆる物語形式をぶちこんで総括することだったようで、訳者あとがきでも「一人称、三人称、日記体、回想、夢想、仮想、カットバック等々ーそれらを駆使して描かれる、年代記、一代期、戦記、叙事詩、宗教物語、喜劇、悲劇、秘境探検、ホラー、ミステリー、ハードボイルド、アクション、ラブストーリー、バロディ・・・SFだけをとっても、アシモフからギブソンにいたるまで、銀河帝国もの、スペースオペラ、ニューウェーブ、スペキュレーション、サイバーパンク、時間テーマ、エコロジー、異世界描写等等、思いつくかぎりのものがとりこまれている。むしろシモンズは、すべての・・・とまではいかずとも、代表的な物語類型の集大成を試みたとみるべきだろう」と書かれていて私もそう思いました。こういうことをただ考えるだけなら誰でもできると思いますが、シモンズは見事に描き尽くし、尚且つ面白いという未踏の境地に到達した驚異的作品に思えました。しかも、これだけでも超大作なのにこの後に続編があるという所にも驚かされます。 鬼才シモンズの膂力が判る規格外の傑作。是非ご一読を。 | ||||
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ハイぺリオン上下、ハイぺリオンの没落上のモヤモヤしたものの回収 面白かったけど、ここまで長かった よく分からない部分も残ってなくはないけど読み切った達成感は結構うれしい そして、エンディミオンへ・・・ ここでやめとけばよかったのかなぁ | ||||
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ハイぺリオン上下は苦行のようでしたが、これは入りやすい まだまだモヤモヤしてますが少しずつ光が射してきているような・・・、長い道のりの8合目か | ||||
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ハイぺリオンの物語を読破し、ハイぺリオンの世界観を理解した後に待っているのがこの「ハイぺリオンの没落」である。 ここにきて物語は一気に加速する。 大規模な宇宙艦隊同士の激突。 開き始めた<時間の墓標>そして一人また一人と消えていく巡礼者たち。 ページを繰る手が止まらないほど没入できた巻であった。 | ||||
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稀有壮大な銀河叙事詩が今始まる! 宇宙の辺境にある惑星ハイぺリオン。 その地にある不可思議な遺跡<時間の墓標>、そして不死身の怪物<シュライク>。 その謎を解明すべく様々な経歴を持つ七人の男女がかの惑星へ旅立った。 このハイぺリオンだけでも十分過ぎるほどボリュームがあるのだが、物語としては「ハイぺリオン」と「ハイぺリオンの没落」のセットで一つの物語を成しており圧倒的なボリュームの物語である。 しかし、物語のテンポと読者を惹きつけて放さないストーリーの魅力により全然長く感じない。 ハイぺリオンでは七人の男女がなぜこの探索行に加わることになったのかその経緯が各人の口から語られる。 この巻では、司祭、兵士そして詩人の物語が語られる。 なんか中世に書かれたカンタベリー物語のSF版ぽくってすごく面白いです! | ||||
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良いですね、面白いです。 最近、SF小説の名作なるものを片っ端から読んでいるのですが、純粋に読み物としてはこれが今のところ一番面白いです。 久しぶりに寝食忘れて小説を読む喜びに浸っております。 何が良いってキッチリエンタメやっているところですね。映画やアニメ、漫画などと言った視覚に訴えかけるものとは違う(無論それも素晴らしいものではありますが)文字媒体特有のエンタメです。 ただ他のレビュアーさんのおっしゃる通り、何か強烈に新しい価値観を見せてくれると言ったことに関しては控えめではあります。 同時期ジョージ・オーウェル作の1984を読ませていただきましたが。ああいう強烈な印象を与える作品ではないと思います。 しかし、少々SFを囓った程度の身には十分な新鮮さがあり、読んでる最中退屈すると言ったこととは無縁で居られました。 訳文ですが不自然さもほとんど感じられません。 刺激的な楽しい小説に飢えている方には是非とオススメできる一冊です! | ||||
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ホイト神父の話から始まる。この話だけでも、ゆうに長編小説が書けます。 読み終わらないうちは死ねない、ハイペリオン病の始まりです。 読み続けていないと落ち着かない、不安である。 読んでいる最中は、気持ちよく安心である。 読むのを中断すると、確実に禁断症状に襲われる作品なのです。 もう少し突っ込んで書けば、空前絶後の世界文学の出来上がりだったのですが。 通俗的というのは、当たっています。 いや、とりあえず、禁断症状にならないように、ひたすら読み続けましょう。 4部作を終えたら、すぐにまたここに戻ってくる。 これってハイペリオンアヘン? | ||||
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ハイペリオン病のまま、この2作目に突入。 パラビューのハイペリオンから、オンリービューの没落へ。 神の視点、キーツの内面の目によって整えられた世界認識は、語り手とはだれかという、もうすっかりすり切れた問題を改めて提出しています。 まるで世界文学のおさらいのようにこのハイペリオン4部作は書かれています。 いつの日か、戦争と平和やカラマーゾフのようなそんな作品群の中にこのハイペリオンが入ることはないでしょうが、けれども、フッとそんな妄想を抱きたくなります。 しかし、世界文学殿堂へのチケットくらいは夢見てもいいかもしれません。 読んでいる最中、思いました、こんなに面白くていいのだろうか、と。 他の人にもこの快感、そう読書する快感(リーディングハイとでも言うんでしょうかね)を味わってほしい、そう思います。 | ||||
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雲門との対話、すこしわかりずらかった。 しかし、ハイペリオン病、あるいはアヘンハイペリオン、その面目躍如。 ダン・シモンズはこの世界の存在する謎に迫ろうとしている、そんな風な深読みも許す内容です。 世界の謎がこの一冊に入っていると思うと、ほんと、ぞくぞくします。 そして、最後のCEOグラッグ・ストーンの決断。 その一点に向かって作品は、暴走列車のように走り続けます。 | ||||
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宇宙戦争、タイムトラベル、人工知能、ヴァーチャルワールド、エイリアン、ミュータント、、、、 こんなにぶち込んで最後はまとめた作者はすごいと思うが、 物語はやはりキャラクターだと思う! 一人でもキャラクターを好きになったり、 感情移入でも出来たならもっと楽しめたのだが、、、 | ||||
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前半のハイペリオンでやりかけで終わっていたので期待して読んでいった 長い長いと思いながらも割と早く読み終わってしまい 読み応えをもとめて読み始めたのに…と思ってしまった。 エンディミオン即発注。 | ||||
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あなたがベンジャミンバトンやニューロマンサー等のオリジナルを読んだことがないならこの物語は万能であり万有な小説となるでしょう。 ただどれほど物語を巧みに交差させようとすでにどこかで感じてしまったセンスオブワンダーのレプリカが素材では継ぎ接ぎだらけの中身の虚ろなハリボテの巨人ができあがるだけです。 既存の宗教、過去の名詩人、時代を変えたSF小説をいくら並べられてもその中心に作者が自ら生み出したセンスオブワンダーを核に据えなければ、サイエンスフィクションとしての存在意義があるのだろうかと問いたくなります。 | ||||
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話の長いのはともかく字が小さめなのは目が疲れてしまった。 その割りに没落の発注が遅れていらいらして待つ始末。 やはりおもしろいということだろう。 これに尽きる。 | ||||
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《究極の想像力》 舞台は28世紀、その時代を七人の巡礼者たちに語らせる形で、ダン・シモンズは究極の想像力でもって描く。 テクノ・コアという超AIコンピューター群に支えられた物質、システムの中で暮らす人類。 宇宙へ進出し、惑星へ植民し連邦を構築する人類。 そんな人類の生き方とは、別の歩みを選択し独自に宇宙に適応した人類、アウスター。 広大な連邦の中で、唯一人類も、テクノ・コアも、支配できない辺境の星ハイペリオン。 謎に包まれた、ハイペリオンにある<時間の墓標>群と、出没する殺戮の神シュライク。 <時間の墓標>を目指す選ばれた七人の巡礼者たち。 《映像化不可能》 映像化、映画化を切に願い続けるが、今は不可能だと思う。 すべての物が刷新され更新された世界、広大過ぎるし、複雑すぎる・・・。 例えば、どんな優れたSF映画があっても、それはこの『ハイペリオン』の世界では、一断面の世界に過ぎない。 《永遠の快楽》 何度も読み返す長編、『ハイペリオン』。(『ハイペリオンの没落』を含む) 汲めども尽きせぬ永遠の読書の快楽を保証する。(全編読み返すのは『ハイペリオンの没落』の方だが) 特に本書、「第一章 司祭の物語:神の名を叫んだ男」は、その異様さ、残酷さが極まっていて、どうか初めて読む方に言いたい、ビクラ族が登場するまで読み続けて欲しい!!・・・と。 どうか多くの方が、八人目のハイペリオンの巡礼となって、この壮大な物語の旅人となることを願う。 上巻目次 プロローグ 第一章 司祭の物語:神の名を叫んだ男 第二章 兵士の物語:戦場の恋人 第三章 詩人の物語:『ハイペリオンの歌』 第四章 | ||||
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読み返す頻度は、前作「ハイペリオン」よりこの「ハイペリオンの没落」の方が多いのです。(そもそも本を読み返すことって、私は滅多にしませんが) ハイペリオンは舞台が28世紀。 その壮大で異様な世界、人類が宇宙へ進出し惑星を統治する連邦を組織し、AI群テクノ・コアが《ウェヴ》テクノロジーを維持確立する世界。(人類はテクノ・コアに支配されているともいえる) 人も戦艦も転位ゲートによって瞬時に惑星間移動が可能で、その絶大なコアの力は連邦を影で支配するが、そのコアが唯一支配できない予測不能な地域が、辺境の惑星ハイペリオンだった。 そのハイペリオンでは、誰が造ったのか分からない遺跡群「時間の墓標」で時が逆行し、謎の殺戮怪物シュライクが跋扈し始める。 コアの目指す「完璧な支配」を唯一揺るがす目障りな汚点でもある惑星ハイペリオン。 ハイペリオンに関心を示すのはコアばりではなかった。 テクノ・コアの支援のもと惑星の支配に乗り出した人類と袂を分かち、宇宙への同化を選んだ人類「アウスター」(連邦からは蛮族と呼ばれている)もハイペリオン空域に侵攻する。 連邦は、選ばれし巡礼7名を時間の墓標に送り込む。その巡礼たちの時間の墓標へ至る苦難の行程と、巡礼たちによって語られるそれぞれの物語(悪夢の物語ともいえる)を通じて、28世紀の世界の成り立ちと謎を深く提示したのが前作「ハイペリオン」だ。 本作「ハイペリオンの没落」は、巡礼たちが時間の墓標に到着した後の続編だが、物語は連邦CEOマイナ・グラッドストーンとテクノ・コアが送り込んだ新しいキャラクター、ジョセフ・セヴァーンを中心に進む。 巡礼者たちは・・・。 ホイトは死んでデュレに生まれ変わり、カッサードはシュライクと対決し、サイリーナスはシュライクによって速贄(はやにえ)の樹に突き刺され、ソルとレイチェルは別世界へ旅立ち、ブローンはAI「雲門」と対面し「後に続く者」を身篭り、マスティーンは姿を消し、領事はアウスターと対面し・・・。 アウスターの侵攻により迫る来る連邦崩壊、その真の理由、真の敵は? 究極の解決策としてテクノ・コアが提案する艦隊デスウォンド装置、デスボムを使用するかしないか、グラッドストーンの究極の選択はいかに? そこにもたらされるセヴァーンからの決定的な情報・・・。 壮絶なまでに美しいクライマックスへ物語りは上り詰める。 そして読む者は、息を呑まざるを得ないだろう・・・。 何かそそれるものがありませんか? 本が好きなあなたへ、SF嫌いなんて言わないで、是非一度読んでみてください!! 世紀の傑作です。 | ||||
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きっかけは何年前でしょうか、健康診断の休み時間、週刊誌にのっていた椎名誠の書評でした。 文庫を購入後、単行本を買いなおすなんて「ハイペリオン」と「ハイペリオンの没落」しかないし、私は決して読書量は多くはありませんが、それでも自分の読んできた小説の中で「〜没落」と共に最高峰を占める作品であり続けています。 この作品の素晴らしさ、凄さ、美しさ、恐ろしさを語る言葉を残念ながら私は持っていません。 でも一言だけ。 「SF嫌い?でも本好きならこの小説読まないで死ぬのは、ちともったいないかも」 時間の墓標、シュライク、アウスター、聖十字架、テクノ・コア、コムログ、ジョン・キーツ、聖樹船イグドラシル、ビクラ族、デスウォンド・・・何かそそられるものがありませんか? 人間の想像力、創作力に限界はないのでしょうか・・・、そう、ないのでしょう。 ならば映像化も不可能ではないはず、きっと。 ダン・シモンズの大傑作、SF大叙事詩、その物語の大河の奔流に身を投げて存分に味わう醍醐味・・・。 是非、「ハイペリオンの没落」と共に一読を。 いや、何度でも繰り返し・・・。 | ||||
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海外のSF小説は、どうも読みにくいという印象があって、 あまり手に取ることはありませんでした。 ですが本屋でたまたま見かけたので、買ってみました。 予想通り読みにくいです。 独自の言葉、たくさんの登場人物、よく分からない世界観など 途中で投げ出したくなりました。 52ページの辺りまでは苦痛でした。 ですが、途中から展開が分かりやすくなります。 そこからがこの小説の本領発揮です。 登場人物たちが自分たちの過去を語り始めます。 この1つ1つの話が実に秀逸です。 ハイペリオンの上巻ではとりあえず3人の過去が語られます。 このハイペリオンは、ハイペリオンの上下巻とハイペリオンの没落の上下巻で 一連の話が完結しています。全部読まなければ意味がないと性質のものです。 いずれもかなり厚く、読むのにはそれなりの覚悟が必要ですが、 SFという世界にどっぷりと浸りたい方にはお勧めだと思います。 | ||||
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なるほど,ハイペリオンの物語は,本作品以降も続くし,本作品を読み終えた後に その後の巡礼たちがどうなるのか知りたくなるのは当然でしょう。 「ハイペリオンの没落」まで読了しましたが,それでもやはり,まだまだなんだかすっきりしない 気持ちが残りました。 でもそれでもいいのです。 本作は,ハイペリオンへの巡礼たちが,巡礼に参加することになる経緯を順に語っていくという形式を とっていますが,その巡礼たちの物語がそれぞれ大変面白く,この形式をとったことでこの作品の成功が 約束されたと言えそうです。 どの物語も良いですが,私は特に,学者の物語には,どうにも涙が止まりませんでした。 | ||||
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