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ハイペリオン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ハイペリオンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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いつまでたってもシュライクの謎・存在理由が解けないまま引っ張り廻され、シリーズ全巻を中古で買ってしまったが、少しずつ明らかになる答えにちっとも納得できず、モヤモヤしたまま読了。 過去のSFで登場したガシェットを、リスペクトも無いまま拝借し、半値8掛けの大安売り。 「ハイペリオン」だけならば、強烈なイメージで提示される数々の謎自体のオモシロさに対し、4つくらいは☆を付けたいが、巻を進めるごとにストーリーは陳腐になり、明かされる謎の答えに一つ一つガッカリしつづけなければならない。こんなものに少々のカネと膨大な時間を掛ける不幸の連鎖は、ここでとめなければならない、という義憤にかられ☆ひとつ。 細かく言えば「ハイペリオン」☆☆☆☆ 「没落」☆☆ 「エン」☆ 「覚醒」中古でよかった、新品だったらカネ返せ ってところか。ヒューゴ賞の審査員も続編にはガッカリしているんじゃないかしらん。 SF=サイエンス・フィクションがフィクションとして成立するためには、架空の世界の構造がもっともらしく強固に構築されていなければならない。SFに限らず、指輪物語でもハリポタでも、その世界の内部では矛盾が無いよう、細部まで造り込まれたピースが強固に隙間無く積まれていなければたち網現実世界に引き戻されてしまう。ハリボテで出来た舞台セットでも、美しく組み建てることによりプロセニアムアーチのように我々の眼前に迫り、展開するストーリーの起承転結の滑らかな連続サイクルが疑問を感じさせずに受け手に届くことによって、我々はその世界に意識ごと没入ことができる。謎が大きければ大きいほど、必ずその世界での理によって消化分解され、破綻無く論理的に解明されなければならない。全ての物語が宝探しならば、お宝が向こうから歩いてきたり、終幕にゼンマイ仕掛けで吊られて登場してはダメなのである。ヨシャバテ! ハイペリオンシリーズは壮大なスペース「オペラ」ではある。読後に溜飲できない気持ち悪さを例えるまらば、「魔笛」や「トゥーランドット」のまとめストーリーだけを読み、なんじゃそのオチわッって突っ込みたくなる気分と似ている。鳴り響く未来世界のイメージに幻惑され続けることは、スペースオペラの鑑賞方法として多分正解なのだろう。しかし、この作品オペラであってもはSFではない。 サイエンスと表することができるような、科学的・工学的ガシェットを使いこなすことも出来ず、フィクションをノンフィクションと錯覚させる、隙の無い緻密な世界観を提示することも出来ず。 これはSFではない。サイエンス・フィクションではない。 | ||||
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原著もつまらないが、訳はさらに拙く、到底勧められない。どうしても読みたければ原著を読むべきだが、お勧めしない。 | ||||
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原著もつまらないが、訳はさらに拙く、到底勧められない。どうしても読みたければ原著を読むべきだが、お勧めしない。 | ||||
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あなたがベンジャミンバトンやニューロマンサー等のオリジナルを読んだことがないならこの物語は万能であり万有な小説となるでしょう。 ただどれほど物語を巧みに交差させようとすでにどこかで感じてしまったセンスオブワンダーのレプリカが素材では継ぎ接ぎだらけの中身の虚ろなハリボテの巨人ができあがるだけです。 既存の宗教、過去の名詩人、時代を変えたSF小説をいくら並べられてもその中心に作者が自ら生み出したセンスオブワンダーを核に据えなければ、サイエンスフィクションとしての存在意義があるのだろうかと問いたくなります。 | ||||
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何故こんなに評価が高いのか理解に苦しみます。私は相当SFをよんできましたが、このシリーズはひたすら退屈です。もう、どうでもいいジーンが多すぎてついついページを飛ばしたくなります。良いとこどりといわれている本書ですが、元ネタの本を読んだ方が数倍面白いと思います。てんこ盛りが良いとはかぎりません。コアなSFファンにはお勧めできません。 | ||||
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この話をハイペリオンだけ読んで評するのは無理と言うものでしょうが、 怒りのやり場がないので、ちょっとここに吐き出します。 購入前にちょっとでも書評を読めばよかったのですが、上下2巻の大部の作なのに、 ハイペリオンだけでは全く落ちがついていません。年代記みたいなもので、 ハイペリオンだけで一応の片がつくのかと勝手に思っていた私としましては、 「そりゃないよ〜」というのが正直な感想です。 さて続きを読んだものかどうか。結末は気になるが、正直、経過が破滅的過ぎて ハッピーエンド至上主義の私としては、読む意欲が... この成り行きでノー天気に終わってもそれはそれでいやな気がするし。 この際、つまらなくても最後まで読むという信条は、お休みしようと思います。 | ||||
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