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(短編集)

いちばん長い夜に



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【この小説が収録されている参考書籍】
いちばん長い夜に
いちばん長い夜に (新潮文庫)

いちばん長い夜にの評価: 3.68/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(5pt)

新三大・乃南アサの『社会人になる前の人に読んでもらいたい作品』

乃南アサ作品で読んだなかに、「社会人になる前の人に読んでもらいたい作品」が3つある。

 一つ目は『ニサッタ、ニサッタ』、二つ目は『しゃぼん玉』、そして3つ目が本作を含む『マエ持ち女二人組シリーズ』だ。

 これらを進める理由は、本作の中でもあったが、「こんなことになるならあんなことはしなかった」ということがないようにしてほしいからだ。

 歳を重ねると、「これをやったら絶対に悪い結果になる」と断言できることが増えてくる。
 だが悲しいかな、若いうちはそれが解らないものだし、周りの意見にも耳を傾けることをしないものだ。
 
 それで失敗して、「いい経験にすればいい」といえるものもあるんだけど、一度だけでほとんど取り返しがつかないものもある。

 その「取り返しのつかない失敗」をしたくない、子供にさせたくないと思う人には是非この三作品を読んでもらいたい。
いちばん長い夜に (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:いちばん長い夜に (新潮文庫)より
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No.19:
(1pt)

同じような表現が繰り返される

震災の描写が長すぎて、焦点がずれていきます。

あと、この方のツイッターでの投稿に、
安倍総理とチンパンジーの写真を並べて、「すごい顔してる」と人の顔をけなしたりしていましたが、
人の顔や容姿をけなすことはよくないと思います。

他にも政治家の写真を出して、顔をけなすツイートをされていましたが、
思想はどうあれ、人の容貌を悪く言う作家だということにがっかりしました。
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No.18:
(2pt)

氏の作品は嫌いではないのですが・・・

短編集(何の繋がりもない)のつもりで借りてきたら、ムショ帰りの友人二人が人目を
気にしながら生きていく様を描いているだけとわかり、第一話で放りだしてしまいました。
二話、三話を読めば、また感想は違ったのかもしれません。
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No.17:
(5pt)

新書版で購入しました。

前2作は文庫で読んでいたのですが文庫の発刊が待てなくて新書版で購入しました。
このシリーズは穏やかに楽しんで読めます。前科もちの心理描写が激しくないのがいい。
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No.16:
(4pt)

読み応えがありました

欠かさず読んでいる大好きな作家、乃南アサさんの長編小説です。

「いつか陽のあたる場所で」「すれ違う背中を」に続く前科を持つ2人の女性、芭子と綾香を描いた連作シリーズの完結編になります。

いつも、あとがきから読み始めるのですが、今回そのあとがきに書かれた内容
(著者自身が震災の日に仙台にいた事実)を読んで、いつもより、より丁寧に文字を追いました。

元々、乃南アサさんの作品は小説でありながら、ノンフィクションに近い様なリアリティな話が多いので、毎回感情移入して読ませて頂いていますが、今回は著者自ら経験された事なども織り交ぜながら、描かれていますので、より一層、リアルでした。

前科を持つ芭子と綾香の行く末が気になって、読み続けた作品ですが、最後、読後感の良い完結でホッとしました。

いつもながらの、丁寧な文章と巧みな人物描写
そして今回は震災の様子も解り易く丁寧に描かれていて、絶えず脳内映像で風景が流れました。

やはり乃南アサさんの小説は読み応えがあります。
次作も期待して待ちたいと思います。
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No.15:
(1pt)

編集者が嫌いです

本の内容は5☆ですが、テレビで放送された為に文庫本から値段の高い本に変更して金儲けする編集者が嫌い。
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No.14:
(5pt)

今 読んでます

被災地での取材が生きてます。とてもリアル。 ドラマ通り面白い。
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No.13:
(3pt)

3部作の最終章

3.11のシーンは臨場感があった。新しい出会い、そして、別れ。過去は修正できないが、人はそれでも生きていく。
主人公の「明日」を期待します。
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No.12:
(5pt)

やっと出たので。

前2作を読んですぐさま、と思ったが電子書籍が発売されてなく、今日に至った。
レビューを見させてもらうと賛否両論あるようだが、私はシリーズ全てを同じ目線で読むことができたと思う。

最後の綾さんとハコ、そして南くんが集った居間でのシーンは重苦しさのなかにも光が見えた。
しかし、綾さんの苦しみはどんなだったろうと、泣けてきた。

最後に、いろいろな意味で考えさせられた非常に読みごたえのある小説でした。ありがとうございます。
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No.11:
(5pt)

三部作に納得しました☆

それぞれタイトルは違いますが、一部、二部読みました。
そして三部「いちばん長い夜に」と、続きます。
 二人の女性はともに刑期を過ごしましたが出所後も世間には言えません。
 それぞれ仕事は違いますが、支え合う日常風景が新鮮です。
例えば休日に「ぎんなん」を取りに行く風景や
二人で夕食を作る風景などで、絆は強くても互いに甘えない所がいいです。
 綾香は中高年にさしかかる大人女子。芭子は若い女性で、
つい綾香が掘なか生活を仄めかして言う時、芭子は敏感になりながらも、
綾香から成長する力を貰います。
 芭子は感謝の気持ちから震災の東北に向かい、綾香の過去を追って行きます。
 多くの読者は記事の震災が不自然?などと言いますが、
読ませます。震災渦中で東京へ戻る時はリアルです。
 ドメスチック被害の綾香、買い物依存症に落ち行く芭子。
「現代」を反映させる被害から犯罪に走った二人の罪は重いですが、
その後の生き方を読んで行く中、陽のあたる場所に進みつつある安心がありました。
 乃南氏の作品はミステリーも含めて大好きです。
 主人公のアンラッキー設定から自立過程を描き、結末は離れ離れになるけれど、
それぞれの幸せに進むという物語が「いちばん長い夜に」です。
 
 前作を読んでいなくても、
この二人の経過を振り返ることが出来ます。
 欲を言えば前作の様に文庫版だったらなぁとは思いますが
この単行本を買って良かったです。レビューに惑わされずに読破を。

 閉塞感に未だに浸る世の中でも、きっと生きるヒントが見つかる気が
します。ほっとする読書空間を得たい時は、お勧めです。
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No.10:
(4pt)

「いちばん長い夜に」の意味

いつも楽しみに読んでいたシリーズの最終章です。

前2作もそうでしたが、主人公たちの日常の物語に、等身大の女性の人生を感じて毎回楽しみに読んでいましたが。
半面、この物語に落としどころがあるのか、終わりがあるのかと思ってもいました。
ところが、みごとに終わりましたね。

主人公芭子の人生の展開があまりにできすぎていて、シンデレラじゃないんだからとも思いますが、それは
それでお話の中のことですね。

やはり本作の読みどころは、仙台でのお話でしょう。

読み終わって、乃南さんのあとがきを読んで、深く納得がいきました。
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No.9:
(3pt)

二度と起きては欲しくない災害だが、なぜか懐かしい経験の記録

東日本大震災の被害者の端くれとして、良く書けた被災記録だと思う。 ただ、シリーズの一環として読まなければ、この本の良さは分からないと思う。
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No.8:
(4pt)

よかったです。

ハッピイエンドでほっとしました。いろいろあっても幸せになってほしいです。
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No.7:
(5pt)

感動の一冊

なかなかの人気で本が売れきれが多い中すぐ手に入りました。
感動の一冊です。
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No.6:
(5pt)

想像できなかった結末。でも、納得できる結末でした

NHKのドラマを見て、原作本を購入。その最新版。文庫のシリーズを読んだ後では、ドラマの最後とは違う、その結末に驚きはある。しかし、主人公芭子の心情とと、もう一人の主人公の綾香の地元を実地調査されているときに偶然遭遇した東日本大震災の体験を生かし、今まで語られなかった綾香の心情をうまく描いている部分はただうなるしかなかった。そして、二人の結末はこうなるのも仕方が無いという妙な納得感があった。私自身、中越大震災経験者だが、その当時の生々しさが思い出された。その臨場感を上手に描き出す作者の力量にただ感心するばかりだった。
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No.5:
(4pt)

賛否両論の作品のようですが、良かったです。

購入前にアマゾンでのレビューを見ていて、否定的なレビューが多かったので、どうしようかと思いましたが、結局、このシリーズが好きなので、続きを読んでみたくて購入しました。

個人的には、いい話だったと思います。
東日本大震災がストーリー上に詳細に織り込まれているのは確かに予想外だったけど、それに違和感を感じることはありませんでした。

過去に殺人を犯した綾香が、大震災での大勢の人の死をキッカケに、人の命を奪ったことの重大性に気づくくだりは自然に受け入れられました。

前作2作では語られなかった綾香の心の内面や芭子の成長、新たな出会いとそれぞれの道などが書かれていて、完結編に相応しい内容だったと思います。

芭子と南くんの今後や、綾香の被災地でのこれからの生き方など、まだまだ彼女たちの未来は平穏な道だけではなさそうだけど、後味の悪い終わり方ではないので、2人の未来は読者の想像にまかされるのもいいのでは と思いました。
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No.4:
(1pt)

非常に残念

過去を背負いながらも未来へ向かって前向きに生きて行こうとする芭子と綾香、その2人を取り巻く人々との交流を描く暖かな物語が大好きでした。なぜ震災を長々と、しかも被災地の出身者では無い芭子にここまで関わらせなければならなかったのでしょう。その結果としての芭子の恋愛も、綾香の仕事も子供のことも、むりやり結果を出して終わらせてしまおう、というような姿勢が見えてしまいます。急ぎすぎた感があります。前の二巻で終わってくれたほうが、読者としては希望が持てました。2人の未来への想像をふくらませる喜びも持てました。大好きな作家だけに本当に残念です。
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No.3:
(5pt)

いちばん長い夜に

NHKのTVドラマを見て原作本を読んでみたくて読みました。
当初、TVドラマのタイトルの「いつか陽のあたる場所で」しか原作本は無いと思っていたところ最終章の書かれている「いちばん長い夜に」が発売されると知ってすぐに購入して読んでしまいました。
未だ「すれ違う背中を」もあるみたいですので読んでみたいと思います。
でも最終章はすごい展開になって東日本大震災が起きた日に作者(乃南アサさん)が新幹線で仙台に行くという現実がすごいと思いました。 そして体験した事を最終章の中でうまく表現して入る点は感心しました。
どんどん引き込まれて一気に読んでしまいました。
ぜひ、TVドラマと合わせて読んでみて下さい。
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No.2:
(1pt)

買って後悔

好きなシリーズの最新刊、楽しみにしていたのですが…震災が絡むのは、帯を見て知っていたのだけど、こうまで書かれるとなあ… 実は、ちゃんと読んでないのです。 読めなかった。 フラッシュバック起こします。 綾さんのパン屋での、出来事も、大方の感覚だよねと、変な納得をしたり … 作者がこれを書く事で、震災の体験を昇華させたかったんでしょうけどね。 芭子と綾さんにとっては、次のステージを迎えたのだからよかったんじゃない。 ちゃんと読んでないのに、ごめんなさい。でも、つまんなかった。
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No.1:
(3pt)

思ってたのと違う

震災の描写はあれほど必要だったのか。
登場人物の出身地であり、過去からの決別・再出発への大きな転機となったのですが、作風までもガラッと変化したのに戸惑いました。
筆者の実体験を踏まえているそうですが、この作品でなくても良かったのではないか。ボタンじいさんを含め、根津・谷中界隈の空気が希薄になってしまったのが残念に思います。
いちばん長い夜に (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:いちばん長い夜に (新潮文庫)より
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