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テミスの剣
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テミスの剣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 1~20 1/5ページ
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●警察や司法の不正と隠蔽体質は、出世欲と組織防衛に起因しているようです。民間組織ならいざ知らず、 国家権力の行為は恐怖でしかない。無実の人が罪を着せられる過程は生々しく冷酷でまさに悪夢。我々民間 人はどこに誰にすがればいいのでしょうか? たった一人の新米刑事が闇に抗がい真の正義を追求して行く姿は、なんとも痛々しい。小説の中だけで なく、現実の社会にもテミスの剣は存在してほしい。読む者を圧倒させる迫力ある作品でした。 | ||||
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次の展開が気になる楽しい時間でした。内容は決してお気楽なものではないですが、謂れの無い罪で貶めれるコト、親の目線、ミスを犯した身、色々考えさせられました。 | ||||
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とにかく面白くて、もうクライマックスくらいか?って思ったらまだ半分、本当のクライマックスは口が空いて塞がらない 主人公がずっと共感できるリアルな若いまっすぐさ、 技術的には成長を感じるものの そのまっすぐな正義がずっと一本気でかっこよくて共感できた 久しぶりにめちゃくちゃ面白い本 | ||||
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最近も紀州のドンファンの配偶者が、疑わしきは罰せずという事で地裁レベルで無罪となった。 このミステリーandエンタテインメント小説では、自分の子どもが冤罪となり、理不尽な扱いを受ける。親の立場にたてば、狂いそうになるであろう。 全体的には飽きさせる事なく、一気に読ませる良質な小説である。 | ||||
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3作目があるのか否か分からないのですが、まだ読みたいですね。なんやかんやこの2ヶ月くらい中山七里の作品にハマっています。いつも「自分だったら…」と読みながら思って考えてしまう。 3作目が無くても、この後、別の作品を探してまた読み出すのだと思う。中山七里中毒になっている。 | ||||
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冤罪ものは、気分が重くなること、間違いなし、なのですけど。 冤罪を通して若い刑事が成長していく姿はあっぱれ。 裁判官という職業についてもかなり理解を深めてくれます。 見たことのない漢字や語句、でも意味はわかるし、この言葉・漢字の選択がなぜこの場面でなされているかも、読んでいて感じるし、とにかく 重厚な語句に魅了される、日本語の読める日本人で良かった。 気は重いまま進行するわけではない。クラマックへ向けてどんどん引き込まれるのです。 かなり素晴らしい作品と,思います! | ||||
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正義を貫くとはどういうことなのか、そもそも正義とはなんなのか。 | ||||
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大傑作だったという記憶だけで、ほとんど忘れていたので再読。中盤まで、刑事による強引な取り調べと冤罪の発生までが臨場感たっぷりに描かれる。リーダビリティ十分だが、すでにテレビ等でよく知られた内容であり新規性はない。物語はそこで急展開(別の事件発生)。その犯人を追及する捜査の過程が続く。これも十分に面白いのだが、新規性はない。終盤にさしかかり意外な犯人。かなり意外だが、ここで終われば大傑作とまではいかない。あれっ? こんな感じだったけ? 初読の時は、中山七里自体をそれほど知らず、これで満足したのか? いえいえ、どんでん返しの帝王の実力発揮はこれから。そして怒涛の伏線回収(詳細はもちろん書きません)。そしてラストの人間ドラマと感動。やはり、これは文句なしの大傑作でした。 | ||||
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冤罪を中心に、日本の警察と検察、裁判所を丁寧に客観的に描写し、読者に色々と問題意識をもたせる意欲作だ。 | ||||
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面白かったと思います。また考えさせる、内容でした。このシリーズは、全て購入しましたので、これから楽しみです。 | ||||
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楠木明大25才豪雨の夜不動産業者殺しの犯人にされてしまう 自殺を遂げるが真犯人は別にいた。。警察渡瀬は真犯人捕まえる。。渡瀬自身も離婚やいろいろな危機があり真犯人捕まえることができる。。展開が早くて読みやすいです | ||||
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大どんでん返しが面白いとの評を読み、期待して購入。 結果、ありがちな冤罪ストーリーで、終盤での大どんでん返し感は無かった。 途中、若干冗長で読むのが辛いと感じるところもあり、飛ばし読みしたい気持ちを抑えて読み終えたのに残念だ。 | ||||
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氏の著書を初めて読んだのですがストーリー展開が緻密なのにスッキリ。巧みな描写表現で人物の動き、性格、心理がスッと入ってきます。 「正義」や「正義を担う組織」が主軸だけれど、そこに身を置くものの苦悩にグッときました。登場人物が他の作品にも繋がっていたりするとのことで今後他の作品を読んで行くのが楽しみです(次に読んだ作品がまさにそうでこちらを先に読んでいて正解でした)。暫く次に何読もうかと悩むことは無さそうです(^_^) | ||||
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しっかり構築されたお話で面白く読みましたが、冤罪の話で、読んでいて辛く感じるのは避けようがありません。 ダーティな要素のある物語であることは(おそらく作者の配慮により)序盤から明らかなので、覚悟を決めて読み進む人しかいないとは思いますが、重たい苦いミステリーです。 | ||||
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初めて読む作家さんだから一番売れてるものと決めてます。 一本の太い事件に対して、時間軸と主人公の感情軸、登場人物が交わって描かれています。王道のストーリーなのですが、一気に読みたいというテンポやハラハラ感はなく、クライマックスでも盛り上がらなかったのが残念です。 ドンデン返しの帝王というからどれくらい伏線持つのかと思っていましたが、無理やり組み合わせた感が強く、そういえばそんなことあったかなという展開でした。 違和感はなく、最後まで読もうと思えるストーリーなのですが、少し物足りなさを感じました。 ふと、これが2時間ドラマの中で、演出として音楽とか表情加わると、絶対面白い白くなるだろうなと思ったということは、作者の描くディテールが弱いのかもしれませんね。 | ||||
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続きが気になってサクサク読めました。 これまでも推理小説を読んできたせいか何となく犯人の目星がついていたりのちに要点となる部分も頭の隅っこで覚えていたりして、終わりの方になるにつれて、あぁやっぱりこの人が犯人で終わるのかー。どんでん返しではあるけど一般的な推理小説だなーと思いきや綺麗に伏線回収していてスッキリしました。無理やりやこじつけではなくて自然な感じでとても良かったです。 | ||||
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たまたまKindleで無料で読めるので手に取った1冊、著者のことも初めて知りましたが、すっかりファンになりました。中山七里さんのほかの本も続けて読んでいきたいです! 読み始めて、学生の頃観た映画ダンサーインザダークで冤罪の恐ろしさを感じたことを思い出しました。でもそれはまだ序章で、さらにこの本は、冤罪の怖さと罪とそこから2度と元には戻らない現実と贖罪を、主人公を通してザクリザクリと抉っていきます。 この本の醍醐味は、多彩な登場人物とそれぞれの視点から物語が進んでいくところにもあると思います。 すべてを知った後、物事が過ぎた後に俯瞰して「ああすればよかった」は現実でも痛いほどありますが、それができない。現実でもできるわけがない。それなら、渡瀬警部のように、じゃあそこからどうすればいいのかを考え抜くこと、後悔を糧にすることが大事なのだなとあらためて感じました。日常生活にもエールをもらった気持ちで読み終えました。 | ||||
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プロットを追うために無理やり書き進めた印象を持ちました。強引なベテラン刑事にリアリティがなく、またこれだけヘイトを集めておいて何もなく退官。冤罪で自殺する男の心理や、隠蔽しようとする警察の動きも不自然であり、真犯人の動機もとってつけたようなものでした。それらに目をつぶれば、一気に読めて面白いと思います。 | ||||
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結末、展開が面白くて最後まで一気に読みました。冤罪は許されるものではないけど、主人公はこれからも枷を背負って真相へと執着していってほしい。正義の女神テミスに裁かれるまで。 | ||||
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冤罪をテーマにした作品としてはほぼほぼテンプレ通りと言っていい展開であり、 真相が判明してもどんでん返し的な驚きはありませんでしたが、それでも読書の 時間を無駄にせず楽しめるだけのクオリティは保たれていたという感想です。 気になったのは、割と長尺で喋る登場人物が多くその内容も似たりよったりなの でクドく感じたり、主役である刑事の言動がどんどん鼻についてきて好きになれ ないといった点でした。こうなるとどれだけ熱い展開でも白けてきてしまいます。 以上の理由で個人的にはそこまで高い評価にはなりませんでしたが、その辺りが 気にならない方からすればもっと良い評価になるかもしれません。あらすじを見 て気になった方は手に取ってみても損はないかと思います。 | ||||
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