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ビリヤード・ハナブサへようこその評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この一ヶ月、Kindle Unlimitedの無料期間で連作ミステリを中心になるべく沢山の本を読もうとしたのだが、結局20冊ほどしか読めなかった。最後は私の読書傾向からKindleがしつこくおすすめしてくるので、イヤな予感がしながらもこの本にしてみた。 ビリヤード用語に絡めた謎解きという趣向は分かるが、どれもこじつけのように感じた。トリックにも新味はなく、第一話からいきなり乱歩のベストテン級の再現で唖然となる。 第四話では暗号めいたものが出てくるが、何のヒントもなく普通の人には絶対分からないので読者は考えても無駄である。しかし探偵役にはそれが閃くし、犯人断定の決め手の一つにもなっている。非常にアンフェアだと思うが、作者にはそうではないらしい。 連作ミステリらしい繰り返しギャグや漫才のような会話は嫌いではないのだが、ミステリ観が私とは合わなかったようだ。やはりAmazonのおすすめをあまり信じてはいけない。 | ||||
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連作短編集。肝心のトリックがありきたり過ぎた。一作目は楽しく読んだが二作目三作目と続いたら、もう駄作にしか思えなくなった。捻りも合わせ技もない。ビリヤードという舞台が珍しいだけ。 一作目はまあいいでしょう。何百万回見てきたトリックですが(密室も衣服も)、謎解き部分は論理的で面白かった。 二作目に至ってはトリックすらない。単なる人殺しだった。で、探偵役は、適当な思い付きで犯人を当てる。これはあんまりだ。 三作目もトリックはない。わかりやすい自白。 四作目の出だしで、死体よりもビリヤード台を心配する、安直なスピード違反、遺体を無関係な人に写メで送る、っていうのがあって、もう閉じました。 推理小説は、トリックの筋が良ければいいんです、筋さえよけりゃキャラが極悪人でもいいし、細かな反感はどうでもよくなる。 でも、トリックがありきたりなうえに、探偵役が思い付きで犯人を言い当てる、これはないです。 笑いを誘おうとする節がありますが、死体ジョークってミステリーの筋が良くないと笑えない、反感買うだけです。 | ||||
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