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パレートの誤算
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パレートの誤算の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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ミステリー要素は「先輩ケースワーカーはなぜ、誰に殺されたのか?」という 部分なんですが、「驚きの新事実が! → 一体、真相はどうなってるんだ???」 というメリハリが薄く、あまり盛り上がることなく話は淡々と進みます。 (最後に一応、どんでん返しはあるのですが) かといって、「生活保護の闇とは?」がメインテーマになる程は深く切り込んで おらず、生活保護というシステムの問題点についても、ケースワーカーという仕事の 厳しい現実についても、週刊誌レベルの浅い話に止まります。 もう一つ、個人的に最も不満だったのは「魅力的な登場人物がいない」という点。 特に、主人公の聡美は典型的な「綺麗事ばかり言っている世間知らず」タイプで、 最後までイライラしっぱなしでした。 ということで、「検事の〜」二冊や「最後の証人」と比べると かなり落ちるという印象です。 | ||||
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ラストの展開は、 やや読める&犯人に意外性がない… といった感じであったが、 ”パレートの法則” の持つ意味が、読前と読後でこんなに変わるとは! | ||||
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私自身福祉関係の仕事をしていますので、生保について語る市職員の建前と内輪話に「そうそう!」とうなずきながら読みました。 読みやすく引き込まれる展開に、つい徹夜してしまいました。非常に面白く、心温まるラストに★5。 こんな熱い市職員と刑事。パレートの法則に対する考え方に作者の想いを感じます。私も応援しますよ! | ||||
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生活保護費の不正受給というアクチュアルな問題をめぐるサスペンス。 話が進むにつれて、生活保護費に蟻のように群がる人間たちの姿が浮き彫りになる。 しかし、だからといって、本書は、安直な生活保護批判の書ではない。 むしろ、主人公の聡美は、生活保護者を親身に援助するケースワーカーの仕事に目覚めていく。 社会の一定の割合の人間はつねに怠け者であるという、パレートの法則を誤算とするために。 サスペンスとしては、最後にどんでん返しがあるが、そこに至るまでいささか単調なきらいがある。 最初はいやいやケースワーカーをしていた主人公の内面の変化についても、もう少し丁寧に書いて欲しかった。 とはいえ、佳作である。 | ||||
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