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パレートの誤算
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パレートの誤算の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 1~20 1/4ページ
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前半から私らの知る生活保護への現実と受給者への偏見を書かれておりそこへ刑事事件・殺人事件を絡めて話が進んで行くので読み易かった。 でも終盤の主人公が拉致されてからの流れは少し無理が それでも娯楽として読む分には面白かった。 流石!柚木裕子さん。 | ||||
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ケースワーカーや貧困ビジネスの問題など普通に暮らしていたら触れることのなかった世界について学ぶきっかけになりました。 ミステリーだったので一気に読み進めることができました。 | ||||
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生活保護受給世帯、ケースワーカー、相談員、不正受給、貧困ビジネス。勉強になった。小説の世界とはいうものの、実世界でも起きているコトなんだろうと思う。終盤のスピード感は、ハラハラドキドキした。犯人は誰なのか、二転三転して、最後はびっくりした。それにしても、職業人は、職務をまっとうに遂行することが大切だと改めて思った。渋沢栄一の「誠実に努力する人に運命はひらける」という言葉を思い出した。勉強になった小説だ。 | ||||
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福祉の世界で働いている私にとって計算では計り知れない事がたくさんありますね⁉️改めて思いました‼️ | ||||
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会社員が事件の真相に向かって、刑事と協力して立ち向かう物語で、最後に意外な犯人が浮き彫りになります!相手を信頼することが大事だと思いました。 | ||||
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社会問題に鋭く追及した推理小説です | ||||
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優しい人だったのではないか、と思いました。 | ||||
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配送予定日より4日遅れの到着でしたが、商品は期待どうりの状態でした。 配送の遅れは日本郵便の責任の可能性もありますのであまり気にしていません。 | ||||
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まだ読み始めたばかりですが、期待が持てそうです。 | ||||
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今後とも保管管理に十分注意して良い商品の提供を期待してます。 | ||||
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きっと登場人物は現実の世界にも普通に存在するんだろうな。 人間の誰もが持っている意識が悲しい現実を生み出していると感じさせられた。 | ||||
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柚月裕子によるミステリー小説「パレートの誤算」はなかなかの秀作である。 生活保護を司る市役所職員が受給者のケースワーカーとして勤務しているのだが、 その中の優秀なベテラン職員山川が他殺体で発見される。 彼の後任となった生前の部下であった牧野聡美と小野寺淳一にはさまざまな疑問が生まれる中、 この殺人事件が組織的な不正受給がらみでの貧困ビジネスであることに気づく。 役所内での人間関係や生活保護受給者の実態からこの事件が解き明かされながら、 この二人、特に聡美には大きな危機が迫る。 現代のリアルな生活保護の実態の怪しい一面を垣間見ることができる小説であった。 読んでいて勉強になり、ミステリー作品としては非常に優れた作品である。 殺人事件のトリックや種明かしというような遊戯的ミステリーではなく、 現実として大いにあり得るストーリーである。 私は最初にドラマ(原作と異なる部分もある)を見たが、 そのドラマの出来栄えの良さから、原作をぜひ読んでみようと思った。 その時のドラマの中で、殺された山川が部下の聡美に ケースワーカーの心がけとして言った次の言葉(原作にこの発言はなかった)が 大変に印象的であった。 「生保受給者は人の税金で金をもらい、感謝もせずに自堕落に図々しく生きている者たちだと 思ってはいけない。彼らは感謝しながら申し訳ないという気持ちで受給される必要はないんだよ。 火事になったとき、その火を消すのは消防署の仕事だが、それは消すのが当たり前だからだよ。 生活に困窮している人が生活保護をもらうのは当たり前のことなのだね。 我々は当たり前に困窮者を助けなければいけない。それが自分たちの仕事だよ」 もちろん、虚偽の生保受給申告をして金を受領している者たちもおり、 それは取り締まらなければならないが、生保の目的は受給者がしっかりと 一人でも生きて行けるようになるまでのサポートなのである。 多くの受給者は生きることが下手で、仕事がうまくゆかず、生活苦に陥った人たちなのだ。 彼らを食い物にした貧困ビジネスの多くにはヤクザが絡んでおり、摘発されるべきである。 ミステリー小説でありながら、社会派小説のような説得力がある。 柚月裕子の筆力は大変優れている。 良い作品であった。 | ||||
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久しぶりに読むのが止まらない小説だった。 小説っていいなと思える時間を過ごせて良かったです。 | ||||
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題名の意味、、残念ながら、読み終えてもなるほど〜!とはなりませんでした。 現在の生活保護の問題において、敢えて極端に不快に思う出来事を描いたり、差別的な考え方の人を主要人物においたりしたのは、きっとその後の出来事があって、それがすべてではないのだという気づきがあるという成長に持っていくためなんだろうけど、主人公がそこに行き着く根拠がよくわからないし、最初の方の印象が強くて、何でそんなふうに考えを改められたんだろう、と納得いかない点もあり、、。 こういうデリケートな問題だからこそ、読み手が違うふうに取る可能性を限りなくゼロに近づけるような丁寧な展開にしたほうが、題名部分の話題になったときに腑に落ちたのでは?と個人的には思いました。 ミステリ部分に関しては、犯人は後出しジャンケン的に誰にでもなりうる展開だったので、そこは下手に推理することもなくおまけの部分くらいな感じで気軽に読めました。 | ||||
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徐々にわかる真実。時空を超えて明かされてゆく、知りたくなかった事実。もしかすると、あぁ、やっぱり!の展開に、最後はいっきに読み終わりました。この方の小説は、緻密に練られていて、リアリティーがあり事実をそのまま小説にしているかのようです。是非! | ||||
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柚月裕子ファンになって約半年。彼女の小説タイトルには、いつも疑問符がついていた。何でこんなタイトル? しかしながら、パレートの誤算には、タイトルと内容の齟齬を感じない。生活保護受給という、アンタッチャブル感のあるテーマを採り上げて、それを現代社会に巣食う社会問題に絡めつつ、ミステリのエッセンスを散りばめて、最後にタイトルの意味を晒す、、、。上手い! 柚月裕子ファンはどの作品がナンバーワン? 私はパレートの誤算を柚月裕子作品のナンバーワンにすいきょしたい。本作は紛れもなく名著だと思います❗️ | ||||
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生活保護の裏事情を知った気分で、なんか複雑になった、、、そして予想だにせぬ衝撃のラスト!!あなたはスッキリする?それとも疑問符がつく? | ||||
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大変丁寧で受け取った商品にも満足しています | ||||
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【ネタバレ注意です。】 「生活保護制度の実態」「苦悩する市役所やその職員」「受給者のあり様」などを主軸に置いて書き進めた小説ではあるが,中盤以降は「ヤ〇〇は極悪な存在」「一度,〇ク〇に付け込まれると,地獄」という事を記しているだけになる。もちろん「〇〇ザ」は生活保護の問題に関わっている重大な存在ではあるが,絶対的な悪を想定し,その中に何でもかんでも放り込んでしまうのは,序盤で「普通の人間が持つ弱さ強さ」を丁寧に描こうとしていただけに惜しまれる。日本が抱える重大なテーマを無理にミステリー仕立て(犯人がいる小説)にしようとして,何だか上手く行かないまま終えてしまった,という感じに思えた。 | ||||
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柚月作品を何作も読んで来ると、 大体最後の結末が見えて来る。 が、しかし、このパターンが面白いので、 また次作も買う。 電車の中で、寝る前に、暇な時に時間を忘れられる。 苦痛にならなくて、解りやすく、時間が経つのを忘れられる爽快な文章。 | ||||
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