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パレートの誤算
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パレートの誤算の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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【ネタバレ注意です。】 「生活保護制度の実態」「苦悩する市役所やその職員」「受給者のあり様」などを主軸に置いて書き進めた小説ではあるが,中盤以降は「ヤ〇〇は極悪な存在」「一度,〇ク〇に付け込まれると,地獄」という事を記しているだけになる。もちろん「〇〇ザ」は生活保護の問題に関わっている重大な存在ではあるが,絶対的な悪を想定し,その中に何でもかんでも放り込んでしまうのは,序盤で「普通の人間が持つ弱さ強さ」を丁寧に描こうとしていただけに惜しまれる。日本が抱える重大なテーマを無理にミステリー仕立て(犯人がいる小説)にしようとして,何だか上手く行かないまま終えてしまった,という感じに思えた。 | ||||
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生活保護のケースワーカーをする若い女性が主人公の素人探偵物。 テーマからして暗く、重苦しい展開が続き読むのが辛かったです。 殺人事件が発生し、貧困ビジネスややくざの影がちらほらします。 素人探偵ものにありがちな「偶然」関係者が知り合い「偶然」裏社会に詳しい知り合いがいるなどの ご都合主義的展開が続きます。それが許されるのは浅見光彦だけです。 殺して死体は海に捨てるつもりで拉致したのに、意識が戻るまで待ってあげるのはなぜ? 携帯電話は壊すのにSIMは抜かないで残しておいたのはなぜ? 犯人が遺棄した証拠品が山中や道路脇から簡単に見つかるのは? 沢山残した伏線は一応回収してるのですが、高額なコレクションの正体はネットオークションで転売したから とか納得できないことばかり。 警察がなぜか急にやる気を出してやくざを追い詰めるシーンだけは面白かったです。どうせなら最初から最後まで そうすればいいのに。それに気づいたから次に孤狼の血を書いたのかもしれません。 ドラマ化するというので読みましたが、おすすめできません。 | ||||
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出てくる、市の職員の行動が全く勉強不足。 ケースワーカーの仕事や市の職員の勉強不足。 ケースワーカーが、保護者に金とか絶対貸さない。 思いっきり違和感続出の物語でした。 | ||||
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本当に彼女が書いたの?これに尽きる。 彼女の作品は大好きで、すべて読んでいるが 全くこれは納得ができない!社会派ミステリー? まず骨格が弱過ぎ、登場人物に全く共感が持てない。 この時点で私は普通だったら読むのを止める。でも 彼女の作品なので何とか最後まで読んだ。まるで 二時間ドラマの脚本のようだ。ハラハラドキドキの サスペンスならそれも良いが、そういう意味では 全く状況の描写が上手くないし、途中の中弛みが 抜けないままラストまで適当に流した感じである。 これほどガッカリしたのは初めてだ。彼女には 得意のリーガル物でまた感動させてほしい。 | ||||
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生活保護の闇という帯に惹かれて読みましたが、生活保護の闇はあまり出て来ませんでした。犯人も序盤でわかる。ミスリードの部分(主人公に心の中で言わせている台詞)が棒読みすぎて、すぐにわかります。後半も、まるで刑事ドラマの台本読まされてるのかってくらいのクサさ。話もありがちな単調さ、ラストもよくある終わり方なので、読後何も残りませんでした。 | ||||
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「パレート最適」を使ったミステリーかと思ったら、使っているのは(パレートの論旨とはズレている)80:20の法則。 題材は貧困ビジネス。時流に即しているのかもしれないけど、早いうちに共犯者もわかってしまう。ヤクザが重刑の放火を選択するのも無理があるね。 題名から期待する程ではない。誤算といえば誤算かもしれない。 | ||||
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