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(アンソロジー)

幽霊船―異形コレクション



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【この小説が収録されている参考書籍】
幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)

幽霊船―異形コレクションの評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

2度読みはする気がしません。

今一読んだ気がしなかったです。幽霊船って題名でしたが何か違ってる気がしますね。
幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.2:
(4pt)

バラエティに富んだ作品群です

船がテーマなので、7つの海を舞台にすることができるわけで、そのためか外国を舞台にしたものが多かったです。ノルウェーのフィヨルド・クルーズ船、トルコのボスポラス海峡、外国航路の貨物船、オランダ、イタリアの海辺のリゾート、南極観測船、イスラエルの死海・・かと思えば平安時代の鎌倉や明治時代の東京も登場します。そして幽霊船として有名なあの「マリー・セレスト号」、ついさっきまで人が生活していた痕跡を残したまま乗組員全員が消えてしまったという謎解きに挑戦した作品があるかと思えば、ナチスドイツの飛行船や何百年単位で宇宙を航行する調査船まで登場します。

個人的に気に入ったのは、

竹内義和「リジアの入り江」・・・広島県の最南端、瀬戸内に面した小さな港町、
           仕事でやってきた紀行ライターの私はさびれた民宿に泊まる。
           そこで一目惚れしてしまった不思議な少女は・・
           悲しみと不気味さが同居するホラー作品です。

江坂遊「ジルマの桟橋」・・・独立したばかりの北欧の小さな国、
           中世の面影が残る海辺の町から”幽霊船クルーズ”の招待状が届く。
           わくわくしながらホテルにチェックインした私は・・・
           味わい深いショートショート。

石神茉莉「海聲」・・・・とある地中海の島、
           華やいだビーチからはずれて静かな道にあった小さなハーブ専門店。
           そこで私は人魚の置物をみつける。
           「これは人魚ですね?」と尋ねると、女主人は答える。
           「このあたりでもあまり見られなくなりましたが。
           あなたも見たでしょう?」と・・・・・。

井上雅彦「極光」・・・氷山の間を吹雪が舞う極寒の南極で、調査船に乗っていた私は、
           小学校時代に亡くなってしまった親友の幻影を見る・・。

バラエティに富んだ作品が集まりました。楽しめると思います。
幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.1:
(3pt)

幽霊船?

今回のテーマは幽霊船だったので、結構似たりよったりの話になるかなぁと思っていたらば大間違いでした。
ひとえに幽霊船と思いきや、人魚は出てくる、渡し舟、半魚人、飛行船、挙句は宇宙船までとバラエティーに富んでいて読み応えありました。
しかしいつも思うのが監修者の手腕。物語の順番は絶妙としか言えません。
幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:幽霊船―異形コレクション (光文社文庫)より
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