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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全694件 241~260 13/35ページ
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確かにその「1行」は衝撃的で「ああっ!」と思う。 しかし、そのトリックだけの為にすべてが構成されていて、小説としての 面白さはほとんど無いと思う。何より文章がほぼ素人なので、情景を描写 してるだけで、物語の厚みはほぼ無い。なぜ十角館だけでなく別の無駄な展開と交互に描かれるのかと 言う違和感もその1行の為であり、トリックの為に他の描写がおざなりにされている。 推理小説としては、これが初めての人は確かにもの凄いと思うのだろうが、他のものを 読んでると描写の稚拙さと登場人物の軽さに不満は多いと思う。 これが今風なら仕方が無いが、こんな薄っぺらいものが本格と呼ばれるのは、どんなものかと。 ちなみに、この手なら「アクロイド殺し」より、横溝正史の「夜歩く」だと思う。 ほぼ矛盾がなく、衝撃的。 | ||||
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古本でも気にならないくらい綺麗な状態だったにも関わらず、とても安く購入できました。 | ||||
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綾辻さんの代表作のような本です面白かったです | ||||
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この本のいい点は、シナリオの進行がきれいに進んでいるのでどのくらいの時間が経過しているかがわかりやすくまた真相を知って行くのと同時に「そういうことだったのか!」と納得できるような内容でしかも映画やドラマなどにはできない小説だからこそできる表現やトリックがあるのでおすすめです! | ||||
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この作品は、新本格化の雄である綾辻行人のデビュー作であり、新本格化の金字塔ともなっている作品である。それくらい完成度が高い。 異才の建築家、中村青司が離れ小島に建てた通称「十角館」において、青司、その妻、使用人家族が殺されるという痛ましい事件が起こる。 その一年後、「十角館」に招待された大学ミステリークラブの7人の登場人物が物理的に遮断された孤島の館で次々と殺されていく。司直の助けは一切期待できず、登場人物は自らの手で謎を解明しなければならない。この設定は、アガサ・クリステ ィの「そして誰もいなくなった」と同じものであり、「そして~」が好きな読者は本作品は読む価値があると思う。 本作品では叙述トリックが使われており、私はレビューでこのことを知った。 トリックや伏線の張り方はよくできているのだが、事前に叙述トリックと知っていたおかげで、ハードルがかなり上がってしまい、真相解明に至ってもあまり驚かなかった。完成度が高い作品なのに星が四つなのはそのせいである。 少し脇道に逸れるが、横溝正史の「夜歩く」は、叙述トリックの使用を知らなかったおかげで、読了後はかなりの衝撃を受けた。やはり、叙述トリックというのは最後まで伏せておかねば効果が薄い。 「十角館の殺人」をじゅうぶんに楽しみたいと思えば、私を含め、レビューは一切読まないほうがいい。 | ||||
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面白かったけど、アガサクリスティーのそして誰もいなくなったとほとんど同じ展開だった。 表現、知名度も含めて、読むなら「そして誰もいなくなった」を読んだ方がいい。 | ||||
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最後はニックネームでたくさん名前が出てくる。 一人一人の特徴があまりうまく表現されていないから最後色んな事を後もわかんなくなってしまっている | ||||
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自分は人物像を深く理解して謎解きに没入するタイプなので、謎解き重視の本書はあいませんでした。 | ||||
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普段あまり本を読まないのですがそれでも入り込めました。 | ||||
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さすが長年、金字塔と呼ばれる作品です。 まぁこの作品を読んだ人は誰しもが言うであろうテンプレート「ラスト間際の一文」で全てが明かされる驚き。 是非味わってみてください。 | ||||
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途中から犯人のことを分かった気がしたのに、裏切られました。アガサ・クリスティのそして誰もいなくなったが私を惑わせたのか…面白いトリックだった、大人気なわけだ! | ||||
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肝心なトリックが最も脆弱に思えるが、その綱渡り的な感覚さえも織り込んだのかもしれない。孤島もの、著名な探偵小説の作家たち、有名ミステリーのオマージュ、スケープゴートとミスディレクション、物語の視点移動などがミステリー感を際立たせる。 最初は、犯人の意外性に驚き、動機に同情しつつも、どこかやるせない思いを持ちながら読み終える。そして、読み飛ばした箇所に戻り、読み直す。「そうか、そう書いているのか」と呟く。 再読時は、犯人の視点がわかるため、倒叙ミステリーして楽しめる。再読した時の方が、犯罪そのものの危うさを感じながら読める分、スリリングかもしれない。このままでは、犯罪が露呈してしまう、ああ、バレる、そこには関わらない方がいいのに、などと犯人に感情移入しながら読むことになるからだ。 結末がわかっているミステリーは再読することは滅多にないのだが、なぜかこの作品は再読し、初読の時とは別のドキドキを感じた。それが、名作の名作である所以なのだろうか。 | ||||
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ミステリーとしてはあっさり目だが、何よりも素晴らしいのが作中の叙述トリック 不自然さのない文章に、真正面から仕込んであるので後半での驚きに拍車がかかる 本格ミステリ好きには物足りないかもしれないが、読む価値はある | ||||
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本作「十角館の殺人」の冒頭で著者の綾辻行人氏が「敬愛すべき全ての先達に捧ぐ」と述べています。 先達とは、「明智小五郎シリーズ」の江戸川乱歩氏や、 「金田一耕助シリーズ」の横溝正史氏を念頭に置いているのでしょうね。 本書は講談社から昭和62年に刊行され、新本格派の先駆けとされた推理小説です。 前記の二氏も著者も学識のある推理作家です。 「どうあがいてみたところで、しょせん人は人、神にはなれない」・・ 「法を超えての裁き」・・深い本格派の推理小説ですね。秀作です。72歳福岡在住 | ||||
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ミステリーにはパターンがいくつかあるけれど、名探偵コナン等で似たような話を見慣れすぎてるせいか、全く驚くことが出来ず期待外れでした。 発刊されてすぐ読んでいたらきっと星5つだったかも。 7人行って死体が6人だから生き残りが誰かはすぐわかるんだけど、それがあの人だと分かった時も、ああ成る程、そりゃそうだよね、と特に驚きもせず。動機も弱い。 嫌がらせにしても何故中村氏の奥様の左手の必要があったのか、もう少しきちんとかいて欲しかった。その辺りの伏線が回収されるのかと期待していたので…。 | ||||
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クローズドサークル系ミステリ。アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と設定は似ている。ラストにだれが、どうやって、なぜ、と犯人視点で明かされるところは見どころ。わたしの中でアガサ・クリスティの作品とリンクしてたので、違う推理をしていました、騙された!最後まで読み終え、真の「探偵」役に気づきます。 | ||||
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いろいろレビューがありますが、作者と同年代の海外推理小説オタクでないと、あの一文の衝撃は分からないんだなぁ、と思いました あ、私はすごい衝撃受けましたよ | ||||
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十数年前に初めて読んだ時の衝撃が忘れられず、電子書籍版でも購入しました。 久しぶりに読み返しましたが、やはり面白いです。 新本格の走りと言われるだけあって、ミステリーとしてもしっかりとした作品です。 綾辻さんの館シリーズは全て読んでいますが本作品が1番好きです。 | ||||
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アガサ・クリスティーやエラリー・クイーンの主要な小説をすべて読んでいます。どうしても二番煎じ感があり、楽しめませんでした。オリジナル要素もありましたが、それがかえって犯人の手掛かりになってしまったようで、私には序盤で犯人が分かり展開が読めてしまった。次もまた海外の古いミステリに戻ります。 | ||||
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人生に時間は限られており、一生の間に読める本の数は限られている。従ってつまらない本を読んでいる暇はない。 その尺度で考えても、広くお薦めできる。やや強引な設定はある。登場人物の発言を通じて著者自身も、一定部分その点を自認しているようにも思われる。 しかし、この作品のドンデン返しの秀逸さは、多少のアラなど全く問題にしないレベルだろう。 ミステリーは「謎」を楽しむものだから、その謎解きの衝撃と、フェアに示された伏線が評価の主軸だという考え方に立てば超一級の作品と、断言できよう。 リアリティ偏重の、自然な「ミステリーもどき」と一線を画し、「新本格」という推理小説の原点回帰の潮流を産んだ作品だという事実も十分に頷ける。 それにしても、これがデビュー作だというのも驚くべきことだ。 | ||||
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