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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全694件 261~280 14/35ページ
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「ミステリ史上最大級の驚愕の結末」に期待をして読んだのですが、見事に肩透かしを食らいました。文章も単調で物語に引き込まれるものではなかったです。上記の煽り文句がなければ、半分も読まないうちに閉じていたと思います。本格ミステリではなく、ライトノベルもしくはジュブナイルのような作品。 ちなみに横溝正史の「獄門島」を同時期に読んだのですがこちらの方が、プロット、トリック、意外性、なにより物語に引き込む文章力が段違いで面白かったです。 | ||||
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ミステリーを読んでいて、時が止まるような一文に出会ったのは初めての経験。思わず、「えっ!?」と声も出た。その瞬間だけで星5つ。 ラストが「おろ…」って感じたので星4つ。 読んで損はない。 | ||||
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何度も何度も色々な所でおもしろいと拝見して今更完読。 斬新なトリックでしたが、期待が大きかっただけになぜか物足りなく感じました。 前情報無しでこの物語と出会っていればもっと楽しめたのかもしれません。 | ||||
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推されてた作品なので期待しすぎてしまいました。 以下ネタバレ有です。 様々なトリックは素晴しく犯人とあのメンバーが同一とは全く意表を突かれたものの、序盤から「千織の彼氏が犯人ではないか」という推測もしていたので物足りない結末でした。 | ||||
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「そして誰もいなくなった」になぞらえた作品で 「アロイド殺し」を彷彿とさせる記述も一部見られました。 クリスティファンにはたまらない設定で楽しく読み進められます。 ただ、クリスティの本格ミステリから比べると、レベルがちょっと低いかもしれません。 叙述トリックはうまいですよ。でも、動機が弱いのが何とも…。 これだけの殺人を忍耐強くこなしていくには、 どうしてもそうせざるをえない心境・強い復讐心が必要だけれど、それが感じられない。 後付けっぽい。 それに、登場人物たちはいつ殺されるかわからない場所にいるのに単独行動って、 愚の骨頂でしょ。リアリティがないよね。 普通なら、1日3交代でホールに2人ずつ常駐して異変を見張るようにするんじゃないかな。 松葉でも燃せば狼煙になるから、燃やすべきだし。本気度が足りん。 それと本土側の河南・島田コンビ。 庭師の妻にまで会うほどの好奇心や行動力があるなら、 漁船を仕立てて島に行くくらいしそうなのに、漁師に会ってもスルー。 この辺りの展開に、ものすごい違和感がありました。 島に行って手紙を受け取ったメンバーたちと話せば、進展するかもしれないのに。 犯人にとっても、本土から人が来る可能性を考えなかったのかな。 最後のシーンは「そして誰も…」へのオマージュなんでしょうが、 こんな心境になるかなあ。しかもよくわからない相手に対して。 ここもかなり違和感がある。 あと、作品当時の90年代はそういう時代だったのでしょうがないかもしれないけれど タバコを吸う描写が異常に多いことと(まあ、この作品には必要なのでしょう) 女性だけが食事の支度をして当たり前という描写が、 何だかなーという感じを受けました。 | ||||
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漫画版で興味を持ち、原作に挑戦した。 本格ミステリは初めてだったのでとりあえずどんどん読み進めたが、終盤で何かしら読み間違えていただろうかと思ったら、それが本作品の仕掛けだったとは。それを知った上で何度も読み返す楽しさがある。 確かに、この作品を漫画化するのは困難ではないかと思われる。9月末発売の最新号であの人物が登場するはずだが、さてどのように演出されるのか、楽しみができた。 | ||||
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初めから最後まで楽しめます。 途中の中だるみがなく、名作です。 | ||||
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トリックは秀逸である。もっとも、作者自身が登場人物達に語らせているように、昨今の科学捜査により崩されそうなものである(ただし、作者は「警察は無能ではない」と語らせながら、終始無能な立ち回りをさせていたため、探偵以外は辿り付けない) しかし、全てにおいて動機が弱い。人が人を殺める理由をもっと丁寧に書いて欲しかった。そこがマイナス1だった。 | ||||
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お友だちに勧められて読みました。終盤の一言で全てが理解できてぞーっとするよ!と言われ、読みましたが、予め聞いていたせいか、あ、なるほどくらいでした | ||||
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多少早い段階で予想はできたが、詳細に至るまでよく考えられている。 ただ簡単に若者を殺しすぎの感は否めない。 | ||||
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名作は一度は読んでみようと購入しました! 本ならではのトリックに引っかかりました! | ||||
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読み進めやすいのはとても良い点ですが、読み終わって心に迫る心情や情景がある、といった所までは届かないかな。 「まぁ、物語だからね」という感覚がずっと付きまとっていました。 人気作なので読んでみましたが、何時何分にこうしてここで移動してこの行動に意味があって殺害が可能、というトリックに喜べる人には喜ばれ続けて人気なんだな、と確認できました。 私は時間割を組んでる感じのミステリーは好きな作家の作品でも面倒に感じてしまう質なので…。 殺害動機の描写にピンとこないのが、一番の「まあ物語だからね」なポイントかなぁ…。 書かれたのが二十代の時だからか、男女や生き死にの心情の汲みかたがまるで浅いというか。 40代の女性の描写が、和服を着ていて今の60代くらいの描かれ方なのも、若い頃って中年以降の大人はそう見えたかもしれないなーと思ったり。 サークルの女性がお茶汲みさせられてるのは、時代の感覚の差だとしても、事件が起きてからもそのまま人に食事を作らせていたり(警戒して自分で作って食べろよー)、「松しか生えてないから狼煙をあげられない」って、カーテンでもシーツでもなんでも剥がして燃やせよー、とか、思いましたよ。 色々切羽詰まれない人達がやすやすと殺されていく話だったわ。ならもっと、むしろ殺した方が良かったようなポイントを見せて欲しかったような…。 | ||||
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最後の一行の衝撃が名高いミステリー小説を遅ればせながら読了。 無人島に集まった大学生が次々に殺されていくというクローズドサークルの物語。全くトリックを見破れない僕は、ミスリードされ続け、予定通りに最後のどんでん返しにやられました。 先日読んだ江戸川乱歩の「孤島の鬼」は奇妙な変態小説ですが(それはそれで面白い)、こちらはスッキリとした後味でした。 | ||||
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読み進めて、最後の一行でのどんでん返しが真骨頂でした | ||||
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動機、トリック、登場人物の心理描写。 3つが揃ってこそミステリーの傑作となり得るのだと思う 3つのいずれもが微妙でとても残念だった ただ噂の一行には確かにぞわっと鳥肌が立ったので、ミステリーというよりホラーなのかも?! | ||||
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サスペンスはあまり読んだことがないんだけど、まぁ普通に面白かった。 ストーリーの所々に時代が反映されててまた別の面で面白かったです。 | ||||
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自分史上1番好きな推理小説を挙げろと言われたらこの本を選びたい。 恐らく映像化はできない、小説というフォーマットだからこそできるトリックの面白さ。 最後のどんでん返しに「あっ!」と声をあげて驚いた衝撃は今でも忘れられない。 推理小説を普段読まない人にこそ最初の1冊としてぜひ読んでほしい! | ||||
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10年以上、間を空けての再読です。 メインの仕掛けは、10年以上経っても覚えているくらい鮮烈で、再読しても、その周到な伏線の張り方に脱帽しました。 綾辻氏は、新本格でくくられる他の作家(法水綸太郎氏や有栖川有栖氏)と比べると、探偵役の使い方がことなり、謎解き係よりも、傍観者/狂言回しの役割を色濃く出す作家だと思います。そんな作家の個性が、この第1作からみることが出来ると思います。 Kindleのカウントで約4000と短めの作品ですが、真相から読者の目を欺く構成の巧みさなど、ミステリ好きなら満足すること請け合いです。 | ||||
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言うまでもないですが新本格ブームの魁となった作品。 類似のトリックはこの作品以前にもたくさんありましたし、トリックに途中で気づいた人も少なくないでしょう。 でも、そこが重要なのではないのです。 このミステリで重要なのは、事件解決が突然訪れること。 よくある推理小説の解決編の探偵による犯人指摘や犯人の告白などではなく、普通の会話の何気ない一言で読者が犯人を知る、道を歩いていて突然横から殴られたかのような衝撃なのです。 たった一言で本格ミステリの歴史を変えた一冊です。 | ||||
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新装文庫で読んでください! 十角館の殺人は、何冊かテキストがありますが、文庫で読んだ後で、山下和美の表紙イラストにつられ、こちらも手に入れました。ですが、イラストは表紙のみです。そしてなによりも、本文の組み方が文庫と違う。 ページをめくった時のあの驚きが醍醐味なのに、この本では、そうではないので、絶対に文庫版をお薦めします。 YAエンターテイメント版だからこそ、本文の組み方にも気を配ってほしかったです。 | ||||
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