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十角館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
十角館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全694件 281~300 15/35ページ
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前評判高かったので読んだが期待外れ。真犯人が意外で皆が衝撃受けたんだってさ。でも、この真犯人の人物像がはっきり言って滅茶苦茶、非現実過ぎ。逆恨みで仲間を5人も惨殺しないでしょ、普通は。しかも平然と生きてるし。カササギ殺人事件とは雲泥の差。所詮は日本人ミステリ作家のレベルはこんなものかと思ったわ。 | ||||
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Amazonやネットの評価が高かったので読んでみました。 伏線回収の小説の中ではよくできている方だと思います、が、登場人物の名前が覚えられず、物語の中盤のシーンからこの人は誰だっけ?と読んでいて混乱しました。 そして私が特に疑問に思ったのは千織が亡くなったのはサークルメンバーのせいにして、犯人がサークルメンバーを一方的に恨んでるような描写にしか感じられませんでした。千織の死を、もっと深く描いてくれたらそこまでの犯行をすることを共感できるのに、なんというか、浅くしか感じませんでした。。 衝撃の一言もイマイチ分かりづらかったです。 | ||||
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隔離された場所で起こる事件ものが結構好きなので、面白く読めました。 (そして誰もいなくなった、にちょっと似てる) ただ犯行動機がいまいち…と言うか自分はベタに感じて驚きがなかったのだけ残念。 | ||||
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最近購入して読みました。 あの1行には驚きました。確かに驚いた。でも、、、 疑問点があり過ぎて、素直に感動できませんでした。以下疑問点を書きます。 ーーーーーーー本の内容含んでますので注意ーーーーーーーー ① 6人以外の一切の人間に、守須氏が同行していないと信じ込ませることが可能なのか? 他の方も書いていましたが、これが一番の疑問です。 よしんば、守須氏の親族はいいとしますよ、守須氏自身が細心の注意を払えばいいのだから。 でも他の6人については、二十歳そこらの大学生が1週間の旅行をするのであれば、 普通は親が誰と行くのか?どこに行くのか?って聞きませんかね? もしくは本人から親や友人に話しませんかね? とくにオルフィさんて内気な感じの女性だから親御さんが聞いてこないのかなぁ? 百歩譲って名前までは聞かないとしても、何人で行くかくらい聞きませんかね? そこで7人て答えてたら、生存者一人いるってことになり、大問題になると思うんですけど。 6人全員一人暮らしで、親に連絡しなくても問題にならない環境にいるんでしたっけ? 殺人、かつ、自分は生き残ろうという計画を立てている段階で、こんな、自分でコントロール できない不確定要素に身を委ねるなんて豪胆もしくは楽観的すぎますよ。 ② 軽い脱水状態を意図的に作り出せるなんてできるのか?またその状態での行動力に??? 自分は脱水症状を経験したことがあります。 2時間の資格試験を受験するとき、途中トイレに行けないからと極力水分補給を抑えていたら、 突然、脳が沸騰したように熱くなり意識が遠のいてしまいました。 すぐに持っていた水を飲んだので、昏倒こそ免れましたが、意識朦朧、とてもではないですが、 活発に動くことなどできませんでした。(因みに資格試験は落ちました。) 熱っぽいとか風邪のような症状の前触れなんてなかったです。 意図的に軽い脱水状態を作り出して行動するだけでも無理だと思うのに、人を殺すなんて 無理だと思いますはっきり行って。 火事場の馬鹿力なのか、復讐への執念が成せる技なのか・・・んー共感できないなぁ。 ③最後の二人になったときのエラリイ 中村青司氏が真犯人だという自分の推理を信じ切ってしまったからというのもなくはないのですが。。 (優秀な人ほど自分の考えが正しいと思ったら、他を寄せ付けない性向の持ち主多いですし。) でもねぇ、 5人の被害者が出揃ったとき、エラリイとしては自分が犯人じゃないのは自分が一番 わかっているんだから、自分は探偵。そうなると消去法で殺人犯人はヴァンなのか? って露程も思わないものでしょうか?まして、人が死んでるんですから。 もうそうなったら、殺人犯人の淹れたコーヒーなんか怖くて飲めないと思うんだけどなぁ。 うたた寝って寝ぼけんのもいい加減にしろっての。 ④ 十一角形のコーヒーカップに最初気づかない 正十角形は上下左右対称、十一角形はそうじゃないんだから、さすがに最初の時点で気づきませんか? まして人が死んでいるんですから。穴が開くほど見比べませんかね? なのに角が一つ多いことに気づかないの? ⑤ 身体検査はしないだろうは楽観的すぎないか? これも他の方が書いておられましたが、決定的証拠である毒をもっていながら、 まさか身体検査までは行うまいで片づけていいの? 何度もいいますけど、人死んでるんですよ。そら相互に身体検査くらいするのが、 当然だと思うんですけど。 部屋の中をお互いに公開しないだけでも、それでいいの?って思ったもんですけどね。 ましてヴァンは先に水漏れ部屋を確保してたんでしょ? ということは、部屋決めのとき、ヴァンの部屋は決定で他の人がくじ引きで決めたとか、 全員部屋決めに参加したけどヴァンが真っ先に部屋を指定したってことですよね。 人殺し起こったら、それだけでもなんか怪しくないか?ってなりませんか? そうなると、前乗りも怪しいし、そもそも島貸すよって提案も怪しいし、って。 ヴァンさんもっと疑われる立場じゃないのかなぁ。 それとも部屋決めのとき、偶然雨漏り部屋を引き当てたんですかね?7分の1の確率で。 ということで、文章は読みやすく、あの1行には驚きましたし、こんなすごい文章自分には 何歳になっても書けませんし、まして作者のお若いころのデビュー作とのことですけれども、 でもやっぱり疑問点多すぎてそっちにばかり気をとられてしまいました。 | ||||
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ボリュームはそこそこありますが、一気に読めます。買って良かったと思える内容です。 | ||||
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割と早い段階で 「真犯人はわからないけど、トリックの方向性はこんなかな」 と想像がついた。 果たして、自分の想像は当たっていたが、それでもあの1行は衝撃をくらった。 手放しでおすすめしたい一冊 | ||||
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孤島、曰くつきの奇妙な館、不気味な殺人予告・・・などなど、古典的な設定が魅力的。個人的には、閉じた円環の如く限定された世界の中での事件というものに、昔から惹きつけられていた。限られた状況の中に謎とその謎を解く全ての手掛かりが含まれているという事態には、self-contained であるがゆえに論理的な推論の組み立てのみによって解に辿り着けるという意味で、外的要因に依存しない数学的とも云える"純粋さ"がある。この"純粋な"知的遊戯という側面が、closed circle ものとカテゴライズされる分野に対して自分が感じる魅力であると思う。たとえば、手品でいえば、大掛かりな装置を使ったショーよりも、カードやコインなどのシンプルな道具立てとテーブル上という限られた条件の中でなされる close-up magic のほうに魅力を覚えるというのも、同じ嗜好の現れであろうと思う。 本作は明らかにクリスティ『そして誰もいなくなった』を意識して書かれており、あの名作の雰囲気をもう一度楽しめたような気分になれた。勿論本作には新たなトリックが仕掛けられており、それ自体として楽しめる作品でもある。作中で古今の推理小説やトリックについて蘊蓄を披歴する学生たちのように、作者自身がミステリというジャンルを偏愛しているのが感じられるのがいい。知的娯楽としてのミステリの醍醐味を味わわせてくれる良作。 | ||||
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日頃ミステリー小説はほとんど読まないが、『屍人荘の殺人』を読み、その中で触れられていた 綾辻行人に興味を持ち、この小説を手に取った。 「叙述トリック」とか「衝撃の一文」ということは知っていたが、 その「一文」を、自分は単なる物語の会話中の流れとしてスルーしてしまいました!! なんという不覚、愚かさ、自分バカ・・・。 このミステリー小説の醍醐味を、味あわずに読み終えてしまってから、しばらく経って、 ”え? あれって・・まさか!”という次第。 作品の全体はさすがによくできていて(文章の香味という点では、やや平板だけど)、 先に読んだ『屍人荘の殺人』の内容等ほとんど忘れてしまい、この小説のことばかりが、 頭にうかんできた。そして読み終わるとすぐに、次の綾辻作品に手を伸ばした。 ちなみにこの小説は、旧版が出ているが、新装版の方が、紙質・読みやすさ・カバーの雰囲気などで 断然優れているので、ブックオフその他で安く旧版が入手できても、新装版を買う方をオススメします。 | ||||
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読んで見ました。内容は言わずもがな、特筆すべき点があるとすれば、最後ですかね。少し内容は伏せますが、あの最後の有名な一文だけでは私は少し理解できませんでした(読解力が無いだけ?) その後の説明を聞きようやく分かりましたが、しかしハッとする所を逃してしまいモヤモヤ感が否めない。寧ろ最後の説明を無くしてあの一文だけでも良かったのでは?とも思ってしまった。考えて考えてハッとする所がミステリーの醍醐味でもあるので。 でも内容自体はとても良かったので☆4です。オススメできますよ! | ||||
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綾辻行人氏の著書は、前置きが長かったり、後から新たな情報やネタが出たり、と言うパターンが多いですね。 確かに無人島に建てられた、いわくありげな館を舞台に連続殺人が…と言うのは目を引きます。 個人的に、半分読んだあたりで、犯人の使う「トリック」が何となく分かってしまったのですが、「流石にこんなトリック使わないだろう」と思ってたら、その通りだった事に落胆。 「館シリーズ」は個人的に好きな方ですが、その他ミステリーを好んで読まれてる方は、途中の「伏線」でトリックが分かると思います。 | ||||
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犯人は島に来た人なのか、否か。 この問は2択なのか、2択でいいのか。面白かったです。 | ||||
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ほとんどミステリーを読まない私にもとっつきやすく楽しめた。 同シリーズもいくつか読んだがこれが一番面白く感じる。 特に大ファンとかでなければこれだけ読めばよいきが気がする。 | ||||
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医学の知識がある人なら、最初から「あいつが怪しい」と思えたのではないか。それはおいておいて、カップまでdecagonalにしてあり、作者のこだわりを随所に感じる本作、最終的には面白いといえるだろう。 Entertaining Worth spending time. At the end where the tricks are revealed, you will know what the pivotal scenes were. For me, it was fun. | ||||
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例の一行が楽しみで読みすすめていった。 物語はスムーズに進んでいくので読みやすい。 | ||||
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文章のテンポが良く、引き込まれた。ただ、もし完全犯罪として結論付けるのであれば、幾つか説明不足であったと思う。例えば、犯人は現場にいないアリバイを作っているが、常識の範疇で疑問点あり。①殺害された六人の内、少なくとも一人は旅行前に同行者全員の名前を誰かに伝えているはず。特に女性は。②犯人のおじが島の所有者。彼は甥が島に行った事を知っているはずだし、所有者の甥が被害者らと同一サークルであれば、ここから足が付くはず。又、犯人が使ったボート、購入した灯油、大学から盗んだ青酸類など、証拠をワンサカ残しており、普通に考えたら警察は調べます。やはり完全犯罪は困難だし、犯人は大学生ゆえ、手落ちがあったんだね、と解釈しております。 | ||||
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「どんでん返しのミステリ」とかで検索すると必ずヒットする本作。今さらながら読んだのだが、なぜこんなに高評価なのか全く理解できない。 以下ネタバレ * * * * * 登場人物たちがいきなり変なあだ名で呼び合う不自然な展開から、本名がトリックの一部を成すのだろうという予想はあっさり的中。無人島で孤立した若者たちが1人、また1人と死んでゆくのだが、犯人は夜な夜な、みんなに隠れて本土と孤島を往復してました!・・・って、かなり脱力するオチ。終盤出てくる謎の死体もストーリーの本筋と無関係。犯人の動機が、「大学のサークルのコンパで、急性アル中で恋人が死んだのは、同席した連中のせいだ!」というトンデモな逆恨み。そもそも舞台である館が十角形である必然性なし。 | ||||
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まず、叙述ミステリーと言われてますが探偵役がいないため今一つ謎解きの魅力には欠けます。 また、各キャラクターの魅力や犯人の心理描写などが物足りないと感じました。これは明確な欠点と言えそうです。 このため、皆さんが言う「あの一文」以降は物語の尻すぼみ感が否めませんでした。 ただ、「あの一文」は効果的に使われていましたし、プロット自体はシンプルで好きです。 | ||||
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次々といなくなる参加者、結末を見せないラスト 「ありきたり」から、これは「金さん」や「暴れん坊将軍」のような、分かっている結末を楽しむ面白さなんだと分かった。 「ホームズ」や「二十面相」にも、依頼者が犯人という作品がいくつかあったが、そのような面白さがあった。 解説が戸川安宣という、片棒にしてライバルが書いた意図を汲み、近視眼的な、やれ綾辻だ、やれ北村だ、などという、勝ち負けや道の違いなどではない、新本格という事象に思いを馳せたくなった。 | ||||
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よく評価されている名作として今更ながら読んでみたが、確かに良くできた小説といえると思う。ミステリー初心者には良いものの大分経っているだけあり、驚きは少なめ、割と優しく素直な話だと感じた。 | ||||
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言うなれば凄くよくできた叙述トリックもの。 しかし、推理ミステリーものとしてはトリックナシの雰囲気ヨシ、です。 全ての情報を開示し、さあ犯人はだれだ?トリックはなんだ?どうしてこれを行ったんだ?と読者に迫るものではありません。 しかし、叙述トリックものとしては最高クラス。 所謂文章中に不自然さが垣間見えるようなものではなく、敢えて文章を読み辛くして隠していたりするものでもなく、数ある中でも抜群のクオリティを誇ります。 この小説は、孤島での連続殺人の臨場感、そして「誰もがアッと驚く一文」を楽しむものであり、それ目的であれば★5をつけてもいいと思います。 私は本格を期待していたので肩透かしを食いました。 | ||||
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