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侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)
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侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ご都合主義な部分が多くてあまりストーリーに集中できませんでした。 北九州の事件を題材にされているのかな 事件のwikipedia読んでた方がまだ面白いです。 | ||||
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北九州連続殺人事件、尼崎連続殺人事件、オウムのマインドコントロール、あの辺りのルポを選んでいれば、適当に設定を借りてきた作り物にしか思えない。他の方のレビューにも多々あるように不自然な点が多くストーリーに入り込めなかった。この方の本は何作か読んだがどれも若者にウケそうなストーリーを目指しているのかやたら残虐だったり衝撃的な描写があったりするが結局内容が薄っぺらくてまた読み返そうとは思えない作品だった。この作品がその中まだミステリー要素がありマシなものの、やはり無料で読んだらもういいかという作品だった | ||||
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末っ子長男の死を境に、皆川家はとうとう一家離散状態になってしまう(一応父親以外は同居してる)。 死んだ末っ子長男とよく似た感じの放置児とその「母親」「叔父」に皆川家は乗っ取られ、洗脳され…。 主人公の次女が実の母親から疎まれている理由は最終的に「一応」明らかになるが、理由付けとしては乏しい気もする。そしてなぜ三姉妹が全然仲良くもないのかもイマイチ納得できない理由。互いに「そりが合わない」くらいであそこまで徹底的に嫌いあうのか不思議。 乗っ取った「葉月とその息子」「その弟」の生い立ちも終盤に明らかにはなるが、一気に不気味さが薄れ逆に哀れさが目立ち、加害者から被害者風に描かれるが、皆川家の乗っ取り以前に起こしていた事件についてはボヤっとあいまいだし、その年齢でいくつものよその家庭を洗脳して略奪できるようなある意味才能を、「前任者」から引き継いだのかもあいまいに感じた。 優しくおっとり優雅な葉月に皆川家が心開いていくうちに、「浸蝕」されていく描写は恐怖をあおられるし、最後まで葉月たちは徹底的に異常者・その生い立ちも詳細に説明してほしかったのに、終盤はテキトー感が否められない。正直タイトルと、帯の誇張に煽られて期待しすぎたかもと少々ガッカリしました。 | ||||
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読み始めて、偉そうなことを言いますが…まず言葉の表現力の低さに嫌になってしまいました。 子どもをなくした母親が、見ず知らずの子どもを受け入れる状況に、すでに感情移入できませんでした。母親の心が壊れてる描写は目一杯、されていたように感じるんだけれども。 以降、家族関係も理解はできるけど、ある意味できすぎていて、作者に都合よくつくられたコマに感じられ、やっぱり同情も感情移入もできませんでした。 ところどころ流し読みしながら最後のページまでたどり着きましたが、内容というより何か、作者の強引さというかあくどさにイヤな感じしか残りませんでした。エラそうでごめんなさい。 | ||||
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※ネタバレ含みます。 まず序盤の時点で家族間の関係が破綻寸前というのはいかがなものでしょうか。 そこに部外者が乱入したところで、言わば糖尿病の患者がついでに網膜症を発症しました程度のことで深刻さがイマイチです。 幸せな日々を送っていた人がある日突然重い病に…ぐらいの衝撃が欲しいところです。 主犯となる厚化粧の女、被害者の家族に関しては違和感のオンパレードです。 厚化粧の女は過去数十年に渡り、幾つもの家を破滅(殺害)に追い込んでいますが、1度も捕まるどころか警察の捜査線上にさえ登ることが無かったのは不自然としか言えません。 3姉妹に関しては、お互いに嫌っていますがなぜそうなるに至ったかの根拠が乏しい為、創作感を感じずにはいられません。 息子を亡くしたショックで家庭を放置した母親、家庭を顧みないどころか挙げ句の果てには不倫までした父親。 家族全員の仲が悪い、取り付けたような不幸を抱えている家庭は少なくとも一般的とは言えず、感情移入の点で自分としてはマイナスポイントでした。 また、厚化粧の女が施す相手の睡眠時間を削り精神を支配するというマインドコントロールは、作中の肝となる部分であるにも関わらずお粗末なものです。 睡眠時間に話しかけられる程度の事で極度の睡眠不足に陥れる事が果たして可能でしょうか。 描写を辿る限りでは寝る隙はいくらでもありますが…。 肝心のマインドコントロールの過程においては、家族が厚化粧の女の言うことに従順すぎてまるで赤ん坊をあやしているかのようです。 抵抗も虚しく取り込まれていた…そのような恐怖を求めていた為、残念でした。 終盤付近の加害者と被害者の立場が入れ替わるシーンはあまりにも唐突すぎて描写に無理があると思いました。 立場逆転自体は良いとして、そのきっかけの部分が弱い。 加害者の弱みを握った訳はなく、被害者が武器を手に入れた訳でもないに関わらず、急に被害者が窮地を脱します。 批判を書き連ねてきましたが、物語の「オチ」に当たる部分はまだ救いがあり整合性も取れている為、良かったと思います。 雫井脩介さんの「火の粉」より一家洗脳ものにハマり、当作もレビュー評価が高かった為期待していましたが、やはり人が読み手である以上作品が合う、合わないがあるなと思いました。 | ||||
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尼崎事件の「洗脳」され崩壊した家族の悲劇を思い起こさせて、最後までイライラします 主人公の痛めつけられ、理性を失っていく様が痛々しく、 角田美代子のような犯罪者達は連続大量殺人事件を引き起こしていながら、 何一つ、反省をせず、欲望の赴くまま。 少年法の無力、民事不介入の滑稽さを痛感します! | ||||
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