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侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)



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【この小説が収録されている参考書籍】
寄居虫女 (単行本)
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)

侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)の評価: 3.97/5点 レビュー 39件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 1~20 1/2ページ
12>>
No.39:
(4pt)

ある意味

怖いかも。
犯罪しようとしてる人が読んだら悪用されそう。
どうなる?どうなる?って最後は一気読みしました。人との繋がりって大事なんですね(心配してくれる友人がいる事)
隣近所とも付き合いをしなくなった現代の闇かもしれませんね。
是非、読んでみて下さい
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)より
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No.38:
(4pt)

ラストが残念

途中から失速した感が否めない点、要らぬどんでん返しで☆一つマイナス。
いくつかのレビューで三姉妹の関係が分からないとあったが、それはとても幸せなことなのだと思う
実際の姉妹なんて一皮むけば血と膿が噴き出すのだと身を以て知っている人なら概ね共感できリアリティを感じた
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No.37:
(3pt)

惜しいね

暴言、暴力ではなく心を操るやり方で家に入り込むまでは面白かった。
そこから下降して最後は強引すぎる展開に冷めた。そうなると腑に落ちない点が多くなるけど、どうしてもどんでん返しオチにしたかったんだね。というかんじ。トリックがイマイチかな。
惜しい感じ
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No.36:
(3pt)

読みやすいが詰めの甘さが残念、今後に期待

文章力がありストーリーもまあ面白いのですいすい読めるのだが、全体的に詰めが甘く、読了後後の満足感が薄い。
最後のどんでん返しも強引過ぎて、驚くと言うより呆れる感じ。お膳立てはいいのではじめては引き込まれて読み進められるけれど、ラストに近づくにつれて息切れしたかのようにだれてくるのは、この著者の傾向かも?
基本的には好きな作家なので、ぜひともこの詰めの甘さを克服して一皮剥けて欲しい。
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No.35:
(4pt)

誰もが内面に持っている醜さを思い知る

似たような事件が、何年か前に北九州でありました。この作家も参考文献に上げてます。
巧妙に他人の家に入り込んで、内側からその家の家族を壊していく。家族同士で殺し合いをさせる。最も卑劣なやり方だと思うのに、自分自身もその感情に共感するところがあり、目が離せなくなる。内側からザワザワする話です。
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No.34:
(4pt)

家族が壊れていく恐ろしさが…

こんなホラーもあるのかと、感心させられました。最後のどんでん返しも見事でした。
ただ、ちょっとラストシーンで不明な点がありました。
それと僕的には、最後にもう一捻り怖いことがあると面白いと思いました。ホラー小説なので。
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No.33:
(2pt)

うーん。。。

ご都合主義な部分が多くてあまりストーリーに集中できませんでした。

北九州の事件を題材にされているのかな
事件のwikipedia読んでた方がまだ面白いです。
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No.32:
(2pt)

事実は小説より奇なり

北九州連続殺人事件、尼崎連続殺人事件、オウムのマインドコントロール、あの辺りのルポを選んでいれば、適当に設定を借りてきた作り物にしか思えない。他の方のレビューにも多々あるように不自然な点が多くストーリーに入り込めなかった。この方の本は何作か読んだがどれも若者にウケそうなストーリーを目指しているのかやたら残虐だったり衝撃的な描写があったりするが結局内容が薄っぺらくてまた読み返そうとは思えない作品だった。この作品がその中まだミステリー要素がありマシなものの、やはり無料で読んだらもういいかという作品だった
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No.31:
(1pt)

盛り上がったのに最後は??

末っ子長男の死を境に、皆川家はとうとう一家離散状態になってしまう(一応父親以外は同居してる)。
死んだ末っ子長男とよく似た感じの放置児とその「母親」「叔父」に皆川家は乗っ取られ、洗脳され…。
主人公の次女が実の母親から疎まれている理由は最終的に「一応」明らかになるが、理由付けとしては乏しい気もする。そしてなぜ三姉妹が全然仲良くもないのかもイマイチ納得できない理由。互いに「そりが合わない」くらいであそこまで徹底的に嫌いあうのか不思議。
乗っ取った「葉月とその息子」「その弟」の生い立ちも終盤に明らかにはなるが、一気に不気味さが薄れ逆に哀れさが目立ち、加害者から被害者風に描かれるが、皆川家の乗っ取り以前に起こしていた事件についてはボヤっとあいまいだし、その年齢でいくつものよその家庭を洗脳して略奪できるようなある意味才能を、「前任者」から引き継いだのかもあいまいに感じた。
優しくおっとり優雅な葉月に皆川家が心開いていくうちに、「浸蝕」されていく描写は恐怖をあおられるし、最後まで葉月たちは徹底的に異常者・その生い立ちも詳細に説明してほしかったのに、終盤はテキトー感が否められない。正直タイトルと、帯の誇張に煽られて期待しすぎたかもと少々ガッカリしました。
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No.30:
(2pt)

うーん…

読み始めて、偉そうなことを言いますが…まず言葉の表現力の低さに嫌になってしまいました。

子どもをなくした母親が、見ず知らずの子どもを受け入れる状況に、すでに感情移入できませんでした。母親の心が壊れてる描写は目一杯、されていたように感じるんだけれども。
以降、家族関係も理解はできるけど、ある意味できすぎていて、作者に都合よくつくられたコマに感じられ、やっぱり同情も感情移入もできませんでした。

ところどころ流し読みしながら最後のページまでたどり着きましたが、内容というより何か、作者の強引さというかあくどさにイヤな感じしか残りませんでした。エラそうでごめんなさい。
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No.29:
(5pt)

他人に家庭が壊されていく過程が面白い

★ネタばれ含む

最初に小さな子供を送り込むことから始まり、葉月が入り込み、弟が入り込み、皆川家の家庭を崩壊させていく。
元々壊れかけれた家族なだけに、壊すのは簡単。
巧みなマインドコントロールにより、「寝かせない」という手法で相手の思考を奪う。

やり方が汚いなぁと思いながらも、確実に相手を堕としていく様を丁寧に描いていて、そこが精神的に怖いなと思った。
でもラスト、葉月の正体が分かると、実は可哀想な人だったという気持ちにまでさせてしまうストーリーは飽きさせない展開で、一気に読みたいくなる。
久しぶりに内容にある作品を読んだような気がする。
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No.28:
(2pt)

リアリティに乏しい

※ネタバレ含みます。

まず序盤の時点で家族間の関係が破綻寸前というのはいかがなものでしょうか。
そこに部外者が乱入したところで、言わば糖尿病の患者がついでに網膜症を発症しました程度のことで深刻さがイマイチです。
幸せな日々を送っていた人がある日突然重い病に…ぐらいの衝撃が欲しいところです。

主犯となる厚化粧の女、被害者の家族に関しては違和感のオンパレードです。
厚化粧の女は過去数十年に渡り、幾つもの家を破滅(殺害)に追い込んでいますが、1度も捕まるどころか警察の捜査線上にさえ登ることが無かったのは不自然としか言えません。

3姉妹に関しては、お互いに嫌っていますがなぜそうなるに至ったかの根拠が乏しい為、創作感を感じずにはいられません。
息子を亡くしたショックで家庭を放置した母親、家庭を顧みないどころか挙げ句の果てには不倫までした父親。
家族全員の仲が悪い、取り付けたような不幸を抱えている家庭は少なくとも一般的とは言えず、感情移入の点で自分としてはマイナスポイントでした。

また、厚化粧の女が施す相手の睡眠時間を削り精神を支配するというマインドコントロールは、作中の肝となる部分であるにも関わらずお粗末なものです。
睡眠時間に話しかけられる程度の事で極度の睡眠不足に陥れる事が果たして可能でしょうか。
描写を辿る限りでは寝る隙はいくらでもありますが…。

肝心のマインドコントロールの過程においては、家族が厚化粧の女の言うことに従順すぎてまるで赤ん坊をあやしているかのようです。
抵抗も虚しく取り込まれていた…そのような恐怖を求めていた為、残念でした。

終盤付近の加害者と被害者の立場が入れ替わるシーンはあまりにも唐突すぎて描写に無理があると思いました。
立場逆転自体は良いとして、そのきっかけの部分が弱い。
加害者の弱みを握った訳はなく、被害者が武器を手に入れた訳でもないに関わらず、急に被害者が窮地を脱します。

批判を書き連ねてきましたが、物語の「オチ」に当たる部分はまだ救いがあり整合性も取れている為、良かったと思います。

雫井脩介さんの「火の粉」より一家洗脳ものにハマり、当作もレビュー評価が高かった為期待していましたが、やはり人が読み手である以上作品が合う、合わないがあるなと思いました。
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No.27:
(5pt)

怖い

めっちゃ面白かった。最後まで引き込まれて、えー!そうなの?ってびっくりして終わりました。
心の弱さ、コントロールされるのって意外と簡単なんだなって怖くなりました。
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No.26:
(5pt)

こういう恐ろしい人間が実際にいるという危険を知るためには読んだ方が良いという意味でオススメです。

現実に有り得る怖さなので凄まじく怖いし、後味も凄く悪いです。

ただ実際に昔、僕の知り合いのお母さんのママ友の娘さんに出来た恋人が、
まさに寄居虫男で、殺人はなかったものの、娘さん宅に入り込み両親もすっかり洗脳され、

知り合いのお母さんも洗脳されて大金を貸したものの、
正気に返って男性を呼び出したら、少しでも同情を得られるように自分で腕を怪我させ、血を滴ながら現れたという話を聞いた事があり、
男性も小説に出てくるような手口も用いて洗脳していったのかな?と様々考えながら読みました。

小説を楽しむという意味ではリアルな怖さと後味悪しでオススメ出来ませんが、こういう恐ろしい人間が実際にいるという危険を知るためには読んだ方が良いという意味でオススメです。
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No.25:
(4pt)

マインドコントロール

本当の葉月は死んでいたのは、ラストのビックサプライズだった。マインドコントロールの手法を身につけ被害者にも関わらず他人の家に寄生する。葉月に成りきらざる得なかったことが悲しい。
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No.24:
(5pt)

いい感じの気持ち悪さ

ぎゃ!ぎゃ、!!こわい!
ホラーミステリースキにはおすすめ!
グロくはない。
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No.23:
(4pt)

「何故人は加害者になるのか」

実際の事件を題材にしつつ、
父親が不在である機能不全家族という現代の家族病理が描かれている。
皆川家は機能不全である故、奇居女…山口葉月というサイコパスにつけ込まれてしまう。

私は学部で社会心理学を勉強していた。
そして、本書のマインドコントロールの描写は授業で勉強したそのもの。
だから、リアリティとスリルが有り、この家族の迎える結末にページをめくる手が止まらなくなり、あっという間に読破してしまった。

さらにクライマックスにはトリックが仕掛けられている。
そのトリックは、加害者と被害者は紙一重だということを巧みに訴求している。
そこで、人は何故、加害者になるのかを考察した。
犯罪心理学の授業では、非行少年の生い立ちについて取り上げられる事が多い。
機能不全家庭が直接、非行に相関しているとは言い難い。
しかし、彼等もまた機能不全家庭の被害者であった。
「山口葉月」もまた被害者であり、クライマックスに皆川家を乗っ取ろうとする心理が明かさる。それに安堵した。
「何故人は加害者になるのか」
その問いの答えに本書は、手掛かりをくれるだろう。
寄居虫女 (単行本)Amazon書評・レビュー:寄居虫女 (単行本)より
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No.22:
(4pt)

面白かったです

家族の中に他人が入ってきて、いつの間にか家の中での実権を握られ、家族は崩壊していたという怖いお話。
このようなことが起きる家族は、すでに崩壊が始まっていて そこへ付け込まれるのだと思いました。
家族と言えど、お互いが真摯に向き合い、亀裂が生じたら埋めていく努力をしなければならないと思いました。 
このお話のようにはされないまでも、こういう人(他人を操ろうとする人)は誰の回りにも棲息しているのだと感じます。
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)より
4041043360
No.21:
(5pt)

最後は普通に終わり

ましたが最初から全体的に読みやすく
ホラーありサスペンスありで満足でした。
精神的に追い詰められた人間はどうなってしまうのか
という描写はとても興味深かったです。
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)より
4041043360
No.20:
(5pt)

ゾワっとした!

いやぁひさびさに面白い本読みました。
面白くて非常に読みやすく、3日で読み終わりました。
読み終わったところで、おぉ〜となんとも言えないゾワっと感とゆうか、何かを感じました。
本当にオススメです。
面白かった!!
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)より
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