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侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)



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【この小説が収録されている参考書籍】
寄居虫女 (単行本)
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)

侵蝕 壊される家族の記録(寄居虫女)の評価: 3.97/5点 レビュー 39件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(4pt)

ある意味

怖いかも。
犯罪しようとしてる人が読んだら悪用されそう。
どうなる?どうなる?って最後は一気読みしました。人との繋がりって大事なんですね(心配してくれる友人がいる事)
隣近所とも付き合いをしなくなった現代の闇かもしれませんね。
是非、読んでみて下さい
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)より
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No.28:
(4pt)

ラストが残念

途中から失速した感が否めない点、要らぬどんでん返しで☆一つマイナス。
いくつかのレビューで三姉妹の関係が分からないとあったが、それはとても幸せなことなのだと思う
実際の姉妹なんて一皮むけば血と膿が噴き出すのだと身を以て知っている人なら概ね共感できリアリティを感じた
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No.27:
(4pt)

誰もが内面に持っている醜さを思い知る

似たような事件が、何年か前に北九州でありました。この作家も参考文献に上げてます。
巧妙に他人の家に入り込んで、内側からその家の家族を壊していく。家族同士で殺し合いをさせる。最も卑劣なやり方だと思うのに、自分自身もその感情に共感するところがあり、目が離せなくなる。内側からザワザワする話です。
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No.26:
(4pt)

家族が壊れていく恐ろしさが…

こんなホラーもあるのかと、感心させられました。最後のどんでん返しも見事でした。
ただ、ちょっとラストシーンで不明な点がありました。
それと僕的には、最後にもう一捻り怖いことがあると面白いと思いました。ホラー小説なので。
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No.25:
(5pt)

他人に家庭が壊されていく過程が面白い

★ネタばれ含む

最初に小さな子供を送り込むことから始まり、葉月が入り込み、弟が入り込み、皆川家の家庭を崩壊させていく。
元々壊れかけれた家族なだけに、壊すのは簡単。
巧みなマインドコントロールにより、「寝かせない」という手法で相手の思考を奪う。

やり方が汚いなぁと思いながらも、確実に相手を堕としていく様を丁寧に描いていて、そこが精神的に怖いなと思った。
でもラスト、葉月の正体が分かると、実は可哀想な人だったという気持ちにまでさせてしまうストーリーは飽きさせない展開で、一気に読みたいくなる。
久しぶりに内容にある作品を読んだような気がする。
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No.24:
(5pt)

怖い

めっちゃ面白かった。最後まで引き込まれて、えー!そうなの?ってびっくりして終わりました。
心の弱さ、コントロールされるのって意外と簡単なんだなって怖くなりました。
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No.23:
(5pt)

こういう恐ろしい人間が実際にいるという危険を知るためには読んだ方が良いという意味でオススメです。

現実に有り得る怖さなので凄まじく怖いし、後味も凄く悪いです。

ただ実際に昔、僕の知り合いのお母さんのママ友の娘さんに出来た恋人が、
まさに寄居虫男で、殺人はなかったものの、娘さん宅に入り込み両親もすっかり洗脳され、

知り合いのお母さんも洗脳されて大金を貸したものの、
正気に返って男性を呼び出したら、少しでも同情を得られるように自分で腕を怪我させ、血を滴ながら現れたという話を聞いた事があり、
男性も小説に出てくるような手口も用いて洗脳していったのかな?と様々考えながら読みました。

小説を楽しむという意味ではリアルな怖さと後味悪しでオススメ出来ませんが、こういう恐ろしい人間が実際にいるという危険を知るためには読んだ方が良いという意味でオススメです。
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No.22:
(4pt)

マインドコントロール

本当の葉月は死んでいたのは、ラストのビックサプライズだった。マインドコントロールの手法を身につけ被害者にも関わらず他人の家に寄生する。葉月に成りきらざる得なかったことが悲しい。
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No.21:
(5pt)

いい感じの気持ち悪さ

ぎゃ!ぎゃ、!!こわい!
ホラーミステリースキにはおすすめ!
グロくはない。
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No.20:
(4pt)

「何故人は加害者になるのか」

実際の事件を題材にしつつ、
父親が不在である機能不全家族という現代の家族病理が描かれている。
皆川家は機能不全である故、奇居女…山口葉月というサイコパスにつけ込まれてしまう。

私は学部で社会心理学を勉強していた。
そして、本書のマインドコントロールの描写は授業で勉強したそのもの。
だから、リアリティとスリルが有り、この家族の迎える結末にページをめくる手が止まらなくなり、あっという間に読破してしまった。

さらにクライマックスにはトリックが仕掛けられている。
そのトリックは、加害者と被害者は紙一重だということを巧みに訴求している。
そこで、人は何故、加害者になるのかを考察した。
犯罪心理学の授業では、非行少年の生い立ちについて取り上げられる事が多い。
機能不全家庭が直接、非行に相関しているとは言い難い。
しかし、彼等もまた機能不全家庭の被害者であった。
「山口葉月」もまた被害者であり、クライマックスに皆川家を乗っ取ろうとする心理が明かさる。それに安堵した。
「何故人は加害者になるのか」
その問いの答えに本書は、手掛かりをくれるだろう。
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No.19:
(4pt)

面白かったです

家族の中に他人が入ってきて、いつの間にか家の中での実権を握られ、家族は崩壊していたという怖いお話。
このようなことが起きる家族は、すでに崩壊が始まっていて そこへ付け込まれるのだと思いました。
家族と言えど、お互いが真摯に向き合い、亀裂が生じたら埋めていく努力をしなければならないと思いました。 
このお話のようにはされないまでも、こういう人(他人を操ろうとする人)は誰の回りにも棲息しているのだと感じます。
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No.18:
(5pt)

最後は普通に終わり

ましたが最初から全体的に読みやすく
ホラーありサスペンスありで満足でした。
精神的に追い詰められた人間はどうなってしまうのか
という描写はとても興味深かったです。
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No.17:
(5pt)

ゾワっとした!

いやぁひさびさに面白い本読みました。
面白くて非常に読みやすく、3日で読み終わりました。
読み終わったところで、おぉ〜となんとも言えないゾワっと感とゆうか、何かを感じました。
本当にオススメです。
面白かった!!
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No.16:
(5pt)

おっかねえ!

いやはや、おっかねぇ!
本作が尼崎連続変死事件を元にしているのは間違いないだろう。
家族の間に生じたほんの微かな隙間。そこに見ず知らずの他人が入り込んでくる。子供の来訪を手始めに、彼らは一家の中に根を下ろし、いつの間にか「住人」として住み込んでしまう。その過程は「不自然な自然」とでも言うべきか、流れるようなテンポで進んでいく。これが筆者の武器だ。極めて優れたリーダービリティと、奔放なアイディア、想像力。一つの家は家族の憩いの場所から、恐怖の密室劇に変貌していく様はさながら恐怖映画を観ているが如く、読者を掴んで離さない。読み始めたが最後だ。ページターナーの魔力が一気呵成に読者をクライマックスへ導いていく。
確かな構成と文章力に裏打ちされた物語。じわりじわりと侵蝕されていく家族。色を添えるは一家に入り込んだ「悪魔」を追いかける一人の青年だ。
熱にうなされるが如く一気読みは必至。
凄まじい一冊だ。
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No.15:
(5pt)

本当に怖くて切ないです

北九州監禁連続殺人事件を彷彿とさせるんだけど最後は切なくて泣けました。
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No.14:
(5pt)

ここまで不快になる本なんてない

ずっと気になっていた本でした.
読みやすさもあり、半日もかからず読み終えました.
ここまで残酷なのか、ここまで人を憎めるのか、身近にありそうな恐怖にゾッとしつつも、読み進めても増して行く不快感に引き込まれました.
少しでも気になった方には読んでみて欲しいです.
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No.13:
(5pt)

止まらず一気に読み終えました

友人に薦められて読みました。薦められる際に「実際にあった
事件を題材にしている」と言われたのですが、TVをみる習慣が
ないせいか、事前に尼崎事件のことは何一つ知りませんでした。
それゆえに、話の根幹部分が実際の事件を題材にしているなど
とは最後の最後まで信じられませんでした。

そのくらい内容がぶっとんでいます。

寄居虫女に普通の家族が崩壊されていく様を読む度に、
何でこんな女ごときにこんなことになってしまうのかと
歯痒い思いでしたが、最後に主人公が壊れそうになるの
を読んだ時に、「ああ、間違っていたのは自分の方だ。
実際に自分がこの立場にいたら間違いなく壊れている
だろう」と確信してしまいました。

初めのイライラから、最後の確信(諦め)までの感情を
たった一冊の本で読者に引き起こせる小説は滅多にないの
ではないかと思います。
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No.12:
(4pt)

怖かったあ

とにかく親が弱すぎます。息子ともみが死んだことは共感します。私も一人息子を亡くして二年しか経ておらず。時には無茶苦茶な行動をして赤ん坊を見たら誘拐したくなります
でも私の息子ではないし犯罪はダメね。死んだ息子が哀しむでしょう。死んだ息子のためにも強い気持ちを常に持ち、あなたは死んだが私は死ぬまであなたのお母さんだよと。だから間違えたことはしない頑張り通して供養しながら天寿全うするからいつかそちらで会ってほしい。と思わないといけません。このなかの ともみのお母さん娘三人もいるのに話にならない。母は強く死ぬまで強く母でいなければと更に勉強になりました。最適でした
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No.11:
(4pt)

改題して、ようやく手に取りました。

「寄居虫女(やどかりおんな)」として単行本で売っているときに、この手の
寄生して家族を乗っ取る、
家族ごとマインドコントロールする、
という内容の本を読みあさっていたこともあって
タイトルからして狙いすぎだと思い、購入を見送りました。
今回文庫化に伴って改題されましたが、
改題して正解ではないかと思います。
ヤドカリ女では家族を操っていく過程よりも
「奇異」な「ヤドカリ女」ばかりにスポットが当たってしまい
ちょっと作り物っぽくなりそうだからです。

この本がおもしろかった人には
クリーピー(前川裕)
鬼畜の家(深木章子)
もおすすめしたいです。
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No.10:
(4pt)

現実にもありそうで怖くなる。

家族にいつの間にか入り込み、寄生して思いのままに操る悪魔のような女たち。怖いですね。確かに端から見れば抵抗すればいいのにと安易に考えがちですが、閉鎖された逃げ場のない空間で、家族間の微妙な行き違いを巧みに利用していくあたり、崩壊劇には納得させられました。
家族なんて、各々が口には出さないだけで、いろんな感情を抱えていますものね。特に親にはなかなか逆らえない。共感できました。
途中までは崩壊していく家族が可哀想でどうなることやら、と飛ばして読みたいのを我慢してあらすじを追っていましたが、大体の人が一応のハッピーエンドを迎えられて本当によかった。。
じわじわ系のホラーだけでなく、最後にミステリ要素もあったのが嬉しかったです。
3時間ほどで一気読みしました。
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