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異次元の館の殺人
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異次元の館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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●物語の端緒から大がかりなSFガジェットが登場する。先ずSP ring-8やNanoTerasuを連想させる 大型放射光施設「霹靂X」。次に(これがメインテーマなのだが)量子論の「シュレーディンガーの ネコ」という思考実験。どちらも理系ネタでハードすぎて消化不良のところに完全なる密室殺人事件 が発生。えっ!SFとミステリーの核融合小説?とびっくり。 何といっても圧巻は「ネコ」の立場になった主人公のパラレルワールドジャンプ。パラドックスに 対するヘルシンキ解釈を紹介しながら、ドタバタ喜劇にも似たカオスの渦へと飲み込んで行く技巧は 流石。ツッコミどころも多かったが、難解で理解困難な量子論の興奮を味わえた。 ー蛇足ー 余計なお世話だが表紙イラストに”うさぎ”が描かれているが、あれは絶対”猫”でなきゃいけないで しょう!それとも、それまでが目くらましですか? | ||||
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森江春策シリーズを好んでいます。現代本格派の一人ですが、芦部さんとは同じ推理小説好きの仲間として議論したこともあり、彼の作品収取しています。本格派好きの方はご一読されるのも良いでしょう。 | ||||
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