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異次元の館の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
異次元の館の殺人
異次元の館の殺人 (光文社文庫)

異次元の館の殺人の評価: 3.13/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

量子論のパラドックスに振り回された

●物語の端緒から大がかりなSFガジェットが登場する。先ずSP ring-8やNanoTerasuを連想させる
大型放射光施設「霹靂X」。次に(これがメインテーマなのだが)量子論の「シュレーディンガーの
ネコ」という思考実験。どちらも理系ネタでハードすぎて消化不良のところに完全なる密室殺人事件
が発生。えっ!SFとミステリーの核融合小説?とびっくり。

 何といっても圧巻は「ネコ」の立場になった主人公のパラレルワールドジャンプ。パラドックスに
対するヘルシンキ解釈を紹介しながら、ドタバタ喜劇にも似たカオスの渦へと飲み込んで行く技巧は
流石。ツッコミどころも多かったが、難解で理解困難な量子論の興奮を味わえた。
ー蛇足ー
 余計なお世話だが表紙イラストに”うさぎ”が描かれているが、あれは絶対”猫”でなきゃいけないで
しょう!それとも、それまでが目くらましですか?
異次元の館の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人 (光文社文庫)より
4334773508
No.1:
(5pt)

芦辺拓ファンです

森江春策シリーズを好んでいます。現代本格派の一人ですが、芦部さんとは同じ推理小説好きの仲間として議論したこともあり、彼の作品収取しています。本格派好きの方はご一読されるのも良いでしょう。
異次元の館の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人 (光文社文庫)より
4334773508

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