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異次元の館の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
異次元の館の殺人
異次元の館の殺人 (光文社文庫)

異次元の館の殺人の評価: 3.13/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

シュレディンガー

森江春策シリーズの一冊。
シュレディンガーの猫をモチーフとしたミステリだ。ただ、それがぴったりはまっているようには思えないのだが……。
 かなりメタがかっており、パラレルワールドものでもある。そのあたりがジョークとして処理されているのは楽しいが、本当はこの作品はやっつけで書かれたんじゃないかという疑惑もぬぐえない。
 結末やトリックについて云々言うべきものではない。世界観を楽しむべき一冊だろう。
異次元の館の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人 (光文社文庫)より
4334773508
No.3:
(3pt)

異次元の館の殺人を読んで

綾辻先生の館もの、西澤先生のSFものにバカミスの要素まで加えて、詰め込みすぎです。
本格ものとしておもしろくはありますが。
異次元の館の殺人Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人より
4334929613
No.2:
(3pt)

普通だった

異次元とか書いてあるのでもっと複雑な構成かと危惧しながら読み始めたが、割と単純で読みやすかった。ミステリーとしてはせいぜい普通レベルと思う。
異次元の館の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人 (光文社文庫)より
4334773508
No.1:
(3pt)

いちいち「宇宙の意思」の配慮が細かくて(笑)

SFじかけな本格ミステリであります。
犯行の説明はつくんだけれども正解ではなかった推理(いわゆる「捨て推理」ですな)をヒロインが披露するたび、普通のミステリなら推理の不備や反証が見つかってやり直しとなるところ、本作では宇宙の意思(?)によってパラレルワールドに飛ばされる形でリセットされてしまいます。推理が成立しないようにドアが改装されたり、凶器が変更されたり、いちいち「宇宙の意思」の配慮が細かくて(笑)。
ひと通りの説明をつけることができても、それで結論ということにはならないよ・・・・・・という作者一流の本格ミステリへの皮肉なのかとも勘繰ったり。
事件が起こるまでがけっこう長かったり、ヒロインの女検事が、素なのか気取っているのか、毒説な語り口に辟易させられたりで前半がなかなか進まず、設定の妙や中盤の謎解き×4のループ展開は素晴らしいんですが、結末の真相にそれまでの推理を乗り越える魅力が乏しいのが残念。発端となる毒殺事件再審の扱いもあまりに雑で拍子抜け。
異次元の館の殺人 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:異次元の館の殺人 (光文社文庫)より
4334773508

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