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ゴールドスティン



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ゴールドスティンの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

1931年のドイツ・ベルリンを舞台にした警察小説

ナチスがドイツを支配する直前の1931年のベルリンを舞台にした
警察小説。

アメリカからFBIがマークしている人間がドイツに入国したという
情報が入るところから物語が始まります。
ユダヤ系の「殺し屋」とFBIが疑っている
「ゴールドステイン」の監視を命じられた、主人公・ラート警部。
なぜゴールドステインはベルリンに来たのか?

共産党と社会民主党と、反ユダヤ主義者
そして、ベルリンの裏社会で暗躍する2つのグループ。
2つのグループともに、トップが行方不明に。
それは、ゴールドステインの仕業なのか?
さらに、コソ泥を生業とする、少年と少女。
ラート警部の恋人(婚約未満)
それらの人々の物語が交錯していきます。

捜査といっても指紋と血液型くらいしかない時代。
どうやってラート警部は事件を解決していくのか?

銀行の破たん騒動や、水晶の夜を彷彿とさせる事件もあり
否応なく、そのあとの人々の運命を考えてしまいます。

巻頭に、当時のベルリンの地図が添付されているのですが
「ンデンブルグ門」と最初の文字が欠けたまま掲載されているのが
本当に残念。
(ちなみに、ブランデンブルグ門ではありません)
地図があっても、本文中に出てくる地名の7割は地図にないのも残念。
それがなければ、星4つにしました。
ゴールドスティン 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールドスティン 上 (創元推理文庫)より
4488258077

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