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冷たい太陽



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【この小説が収録されている参考書籍】
冷たい太陽 (ミステリー・リーグ)
冷たい太陽 (光文社文庫 く)

冷たい太陽の評価: 3.11/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

読者を騙すことだけを目的に書かれた作品

誘拐事件をテーマにしたミステリ作品であるが、ただのミステリではない。読者をあっと驚かせるような仕掛けが施してあるのだ。大多数の読者は騙されること請け合いである。この作品には大きなトリックが二つ使われている。一つはこの物語の語り手についてのトリック。これは作品の早い段階で明かされるが、語り手が誰かというのは重要な要素になっている。もうひとつはある登場人物に関する記述、ここに最も大きな騙しのテクニックが使われているがもちろんその片鱗に触れることすらできない。これ以上はレビューのマナー上書けない(笑)。奇抜な身代金受け渡し方法など誘拐ミステリとしてのサスペンス感もあるにはあるが、テーマはいかに読者を騙すかであり、その点でのみで言えばかなり成功していると思う。
冷たい太陽 (光文社文庫 く)Amazon書評・レビュー:冷たい太陽 (光文社文庫 く)より
4334773028

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