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妃は船を沈める
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妃は船を沈めるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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毎度おなじみ火村とアリスが大阪を舞台に活躍するお話ですが、作りがちょっと凝っています。前半はある殺人事件と、英国の作家ウィリアム・W・ジェイコブス作、怪奇小説の古典名作である「猿の手」に関する解釈の話。そして幕間をはさんで、2年半後の後日談ともうひとつの殺人事件が描かれています。 この作品の中心は妃沙子という女性です。生保レディで稼いだお金を投資して莫大な財産を築き、40代だけれど30代半ばにしか見えず美しく、いつも若い男性たちを取り巻きとして集めている裕福な女性です。このように要約されると、年下男性からも愛されるカリスマ性のある美魔女が思い浮かぶのですが、「ある種の魚類を思わせる大きすぎる口」と言ってみたり、「家具はどれも高そうだが、さほど洗練された趣味でもない」とけなしてみたりで、だんだんと何かしらいびつなものが浮かび上がってきます。なにかにつけて「おお!」とおおげさな感嘆詞を使う不自然な話し方、それに実際、その若い男性たちの中でも特に気に入って養子縁組までした潤一は”ママ”にうんざりしている様子(その本当の理由は後でわかってきますが)。 若い男性たちは、彼女の取り巻きというよりは、言わば若さをお金で釣っているだけで、彼らにとってはただ得だから彼女のそばにいるにすぎないのでは?というように見えてしまいます。結婚せずにそうした生活をしていることについては、彼女自身に「自由でいたい、男女が結婚して縛りあうのは好きではない」と言わせています。 そんな彼女が後半では一転して、年上の夫を愛する貞淑な妻になって再登場します。以前はかわいい猿顔の年下男性を寵愛していた彼女が、一見”猫科の猛獣”のようなお金持ちで大柄な年上男性を熱愛する、このあたりの変化がどうも不自然で・・・どうしてなんだろうと考えてみたら、夫の描写が少なく、人物像があまりよく見えてこないからでは・・と思ってしまいました。夫とラブラブの様子を描写されても、年下男性キラーだったと書かれても、どうしてもちょっとイタイおばさんのようで、魔性の美魔女には見えてこないのです。もしかしたら作者は、意図的にその異様さを浮かび上がらせることで妃沙子のいびつさを表現し、ゆえにこのような事件を2つも引き起こす原因になったと言いたかったのだろうかと思ってしまいました。 前半では、「猿の手」の解釈の仕方をめぐって火村とアリスが論争しますが、これは有栖川氏と北村薫氏の間で実際にあったことだそうです。この怪奇短編小説は既読だったので、こんな解釈の仕方もできるのか、と驚き、楽しめました。 また、後半では事件の背景になったのは大阪府北部の地震です。この本は2008年の作ですが、自分が読んだのが2018年の7月で、偶然6月に大阪北部地震が起きたばかりでした。アリスが大阪市内で揺れを感じるシーンや、「ブロック塀が壊れたりして5人も死者が出ている」「大阪北部で地震が発生するとしたら、有馬ー高槻断層帯や京都西山断層帯が震源になることが予測されていた。しかしこの度の地震はそれらとはまた別の未知なる活断層が動いたために起きたらしい。」と書かれているあたりがまるで予言のようで、大阪北部在住の自分にはとても小説の中の話とは思えず、ぎくりとさせられました。 前半の事件の真相は意外なもので、後半では犯人探しが二転三転しますが、最後には納得のいく説明になり、どちらもよかったと思います。中心になる妃沙子像をどう感じるかで小説の印象が変わってくると思いますが、全体としてはかなり好きな作品でした。相変わらず、火村とアリス、それに大阪府警の鮫山と森下のかけあいもおもしろいです。 | ||||
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二つの話をつなげていますが、あまり必要性を感じません。しかし、キャラクターの存在感、テンポのよい流れ、事件解決のロジック、さすがです。安心して読めます。 | ||||
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どうも私は火村シリーズの作品には(江神シリーズの作品に比べ)評が辛くなりがちなのだが、本書についてはレビュータイトルどおりイマイチに思う。 読みやすいが、物語としての起伏が(江神シリーズに比べ)乏しく面白みに欠ける。ジェイコブの「猿の手」の引用は面白かったが、しかしこれは文字通り引用で、本書そのものの面白みではない。 前半の「猿の左手」は、メイントリックはまずまず満足できるもの。しかし、それを火村が看破するのがジェイコブの「猿の手」の解釈談義からというのは、かなりこじつけくさい。 後半の「残酷な揺り籠」については、巻末解説でも述べられているとおり、誰が犯人かについての興味は乏しい。犯行はどのようにして行われたか、そして火村がそれをどのように推理するかが焦点となるが、結論はイマイチ。 火村の推理(犯人はなぜ窓ガラスを割ったか)は唯一無二の解釈というほどのものではなく、他にもこじつけようと思えば何とでも出来そうなものだが(それこそ地震で割れたとか)、にも関わらず犯人がそれで降参するというのも何だかなぁ。 作者がまえがきで本書の執筆の経緯をいろいろ書き並べており、結構気に入っているようだが、単に自己満足なだけではないかと思う。 | ||||
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一応長編作品という体裁だが、前半と後半で別々の事件が起こり、それらに同一人物が絡むという連作といった方が良いような構成。事件や殺人トリック自体は比較的地味な展開だが、有名過去著作のネタを絡めたりと趣向を凝らしてあり、なかなか楽しめる。火村シリーズの最初の1冊にはやや地味だが、シリーズのファンなら納得の出来である。 | ||||
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火村、アリスシリーズの2つの短編がみごとに1つの長編かのようになっていました。 ほんとに見事ですね。やっぱりこのシリーズはいいですね。楽しめました。 | ||||
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有栖川による火村英生もの(作家アリスもの)の長編。前書きを読むと、もともと中篇だった第一部「猿の左手」と、後から別に執筆していた中篇を途中から合体させたもの、というものらしい。 例によって舞台は大阪。かなり特異な人間関係を維持している「妃」こと妃紗子の周囲で事件が発生。関係者一同、アリバイがあったり、歩行困難であったりなど、誰にとっても犯行は不可能だったように思えるのだが・・・。終盤、火村により古典「猿の手」の暗示をもとにしたどんでん返しの推理が披露される。これはなかなかのスカッとやられた感。 さて第二部は舞台を大邸宅に移す。これまた奇妙な状況でおきる射殺事件。第一部との関連が暗示されつつ、有力な容疑者が浮上するのだが・・・。またまたやられましたという感じだ。説明を聞くと、確かに状況からそれしかありえないので、その状況を必要とする理由を考えていけば必然的に犯人はわかるはずなのだが。本作は、のんびり読んでいると途中であれあれということに成りかねないので、なるべく一気に読んだほうがよいだろう。 閑話休題。第二部から登場する女性刑事、いまのところ、この人でなければ!という活躍描写でもないのだが、今後の作家アリスシリーズでの展開に期待、というところなのだろうか。 | ||||
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最後、犯人を追い詰めようとする火村と シラを切り通そうとする犯人の対決が楽しかった。 他の作家アリス作品では火村は余裕の態度を 崩さないことが多いように思うけど、 今回は犯人に若干ふりまわされているようにも見えました。 そこが面白かった。 火村にはこういう「食えない」性格の犯人と また対決してほしい気がします。 | ||||
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中編集のようで、長編のようでという、少々凝ったというか、風変わりな作品。 はしがきで著者が述べているように、前編と意識せずに執筆された前半の中編に続くような形で後半の中編が執筆されたということである。 そのせいか、統一感という点では物足りないものがある。 しかし、それを割り引いても、著者のミステリは完成度が高い。 本作も短めの長編といった感じで、文章も読みやすい だが、そこはクイーン信者の著者のこと、相変わらずの論理が展開される。 こういう理詰めのミステリ、最近では少なくなった。 本アリスシリーズ(火村シリーズ?)と学生アリスシリーズ、好みが分かれるところだが、それぞれに良さがある。 本シリーズには、学生アリスシリーズのミステリに淫したような論理と甘酸っぱい青春はない。 その分、本シリーズは大人の会話がアダルティーだ。 傑出した作品、という訳ではないが、このレベルの作品をコンスタントに創作できる、というのはさすがだ。 著者のミステリに大きな当たりはずれがない。 当初意図しなかったという凝った構造もまた、ミステリの遊びの一つである。 コンパクトだが、本作も安心して読めたし、楽しめた。 | ||||
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2008年に出た単行本の新書版化。 「猿の左手」と「残酷な揺り籠」の2本の中篇ミステリが収められている。同じキャラクターが登場し、「はしがき」や「幕間」を書き加えることで、一本の長編のようにも読めるようになっている。 「猿の左手」はジェイコブズの怪談「猿の手」を下敷きにしたもの。テーマや切り口はおもしろいが、肝心のトリックはパッとしない。 「残酷な揺り籠」もなんだかなあ。 | ||||
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う〜ん… 個人的には微妙でした 僕が読んだ有栖川さんの小説の中で、事件も、登場人物も薄い印象でした 物語にリアリティーを求めすぎたんじゃないでしょうか ミステリアスで、ぶっ飛んだ事件が好きなので、ちょっと… 小説の中くらいは、現実と解離した別世界でもいいような気もするんですが… 妃というには、あまりに現実味があり、ホストクラブに通う寂しい成金女のような格好悪いイメージがどうしても抜けなかったです そのせいか、物語全体がチープな印象になり、キャラクターに魅力を感じられなかった 背景というか…雰囲気作りにリアリティーを求めすぎて失敗したんじゃないかなと思いました 例えば、真っ昼間の明るみで観るホラー映画って、何故か怖く感じないですよね そのシチュエーションや場の雰囲気がスパイスや出汁になり、物語の面白み、恐ろしさを実際以上に引き出していたりするんだと思います その「雰囲気」が、弱かった印象 | ||||
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火村シリーズの中編連作。 作者曰く、 書いてるうちに偶然というか、 何となく同じ登場人物がでることになった。 そこで、 その2作をつなげることにした。 妖しくも、美しい、 「妃」と呼ばれる女。 彼女は、 余りある財産を持ち、 若い男たちをかしづかせることで、 若さと、美貌を保っていた。 文字通りそうであったわけではなく、 精神的な意味合いが強いのだが・・・。 しかし、それは、 奇妙な人間関係であることは、 間違いない。 そんな彼女の周囲で起きた、 “事件”。 それが“事件”なのか、 “事故”なのか、はたまた“自殺”なのか・・・。 深まるなぞを解く探偵役は、 火村英生。 シリーズの中でも、 これほど敵意を漂わせた彼がいただろうか。 出会った時から、 何か感じるものがったのだろうか? 論理的思考の持ち主が、 インスピレーションに感情が動かされるとは思えないが、 なぜか、最初っから、 「妃」に対しての態度は、冷たい。 それに関して、 ラストまで説明はないのだが、 彼の“意識”を感じるのは、 僕だけだろうか。 またしても、 本格ミステリーとして、 良質の作品になっています。 待望の長編と思って読める構成も、 うれしかったです。 | ||||
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火村シリーズの中編連作。 作者曰く、 書いてるうちに偶然というか、 何となく同じ登場人物がでることになった。 そこで、 その2作をつなげることにした。 妖しくも、美しい、 「妃」と呼ばれる女。 彼女は、 余りある財産を持ち、 若い男たちをかしづかせることで、 若さと、美貌を保っていた。 文字通りそうであったわけではなく、 精神的な意味合いが強いのだが・・・。 しかし、それは、 奇妙な人間関係であることは、 間違いない。 そんな彼女の周囲で起きた、 “事件”。 それが“事件”なのか、 “事故”なのか、はたまた“自殺”なのか・・・。 深まるなぞを解く探偵役は、 火村英生。 シリーズの中でも、 これほど敵意を漂わせた彼がいただろうか。 出会った時から、 何か感じるものがったのだろうか? 論理的思考の持ち主が、 インスピレーションに感情が動かされるとは思えないが、 なぜか、最初っから、 「妃」に対しての態度は、冷たい。 それに関して、 ラストまで説明はないのだが、 彼の“意識”を感じるのは、 僕だけだろうか。 またしても、 本格ミステリーとして、 良質の作品になっています。 待望の長編と思って読める構成も、 うれしかったです。 | ||||
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「運命の女」というべき一人の女性と、三つの願いを叶えてくれる「猿の手」がからむ二つの中篇を、ファドが流れる「幕間」がつなぐ構成。 第一部は、なんといっても火村が披露する名作短編「猿の手」の解釈が読みどころ。いかにも無神論者の彼らしいが、三番目の願いで消えてしまうのはなぜ?・・・という点にも論理的説明の欲しいところ。 第二部で犯人を指摘するのは、まさに「ガラスのロジック」。フーダニットでは犯人があくまで合理的で最善の手を打つことが前提になるのだろうからまあ仕方がないのか... 大阪府警のニューフェイス女性刑事が行動を共にするが、火村に対する観察眼が鋭く、今後の展開が気になるところ。 | ||||
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「運命の女」というべき一人の女性と、三つの願いを叶えてくれる「猿の手」がからむ二つの中篇を、ファドが流れる「幕間」がつなぐ構成。 第一部は、なんといっても火村が披露する名作短編「猿の手」の解釈が読みどころ。いかにも無神論者の彼らしいが、三番目の願いで消えてしまうのはなぜ?・・・という点にも論理的説明の欲しいところ。 第二部で犯人を指摘するのは、まさに「ガラスのロジック」。フーダニットでは犯人があくまで合理的で最善の手を打つことが前提になるのだろうからまあ仕方がないのか... 大阪府警のニューフェイス女性刑事が行動を共にするが、火村に対する観察眼が鋭く、今後の展開が気になるところ。 | ||||
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結論から言うと有栖川有栖のファンであれば、買っても後悔はしないと思います。 火村准教授とアリスが出てくるシリーズで、内容も読みやすいですし、トリックそれなりにアッと思わせます。 猿の手の話も十分怖さを醸し出していて(僕が原作の「猿の手」を読んでないのが残念でしたが)、有栖川作品のお約 束シリーズとして安心して一気に読み進める事ができました。 ただ、過去の長編のような純粋なトリックや動機付けに対する奥深さがイマイチ感じられない点が少々残念であり、 この作品を有栖川作品の最初に読もうと思ってる方には薦められません。過去の有栖川作品を読んでからどうぞ。 という事で星3つとさせていただきました。 | ||||
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結論から言うと有栖川有栖のファンであれば、買っても後悔はしないと思います。 火村准教授とアリスが出てくるシリーズで、内容も読みやすいですし、トリックそれなりにアッと思わせます。 猿の手の話も十分怖さを醸し出していて(僕が原作の「猿の手」を読んでないのが残念でしたが)、有栖川作品のお約 束シリーズとして安心して一気に読み進める事ができました。 ただ、過去の長編のような純粋なトリックや動機付けに対する奥深さがイマイチ感じられない点が少々残念であり、 この作品を有栖川作品の最初に読もうと思ってる方には薦められません。過去の有栖川作品を読んでからどうぞ。 という事で星3つとさせていただきました。 | ||||
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敢えて難から言えば、犯行の動機に若干ひっかかる点があるほか、冒頭の「はしがき」で筆者自身が言及しているとおり、2部構成にして中編2つを繋げる必要があったのか?という疑問が読後に湧いた。 とはいえ、どこか正体が掴めない火村准教授(主人公)と、それにつきあう有栖先生(助手兼語り手)のコンビという、ドイル的なキャラクター設定が個人的に好きなので許せたし、小難しいことを考えず、素直に活字を追えば十分に楽しめるミステリである。 幸いにしてW.W.ジェイコブスの「猿の手」を既読だったので、主人公二人が意見をたたかわせる場面は特に感情移入して読めた。これから本書を手に取る方には、事前の一読をお勧めしたい。 | ||||
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敢えて難から言えば、犯行の動機に若干ひっかかる点があるほか、冒頭の「はしがき」で筆者自身が言及しているとおり、2部構成にして中編2つを繋げる必要があったのか?という疑問が読後に湧いた。 とはいえ、どこか正体が掴めない火村准教授(主人公)と、それにつきあう有栖先生(助手兼語り手)のコンビという、ドイル的なキャラクター設定が個人的に好きなので許せたし、小難しいことを考えず、素直に活字を追えば十分に楽しめるミステリである。 幸いにしてW.W.ジェイコブスの「猿の手」を既読だったので、主人公二人が意見をたたかわせる場面は特に感情移入して読めた。これから本書を手に取る方には、事前の一読をお勧めしたい。 | ||||
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途中までは楽しめましたが、結末はちょっと納得いかない感じでした。 トリック(作中のと作品自体の両方)もありがちでしたし。 ヒロイン(?)に好感が持てるかどうかで読後の印象が変わってくるかと思われます。 あと、無理やりくっつけて1本の長編とするより、 素直に2本の中編として出した方がよかったと思います。 | ||||
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途中までは楽しめましたが、結末はちょっと納得いかない感じでした。 トリック(作中のと作品自体の両方)もありがちでしたし。 ヒロイン(?)に好感が持てるかどうかで読後の印象が変わってくるかと思われます。 あと、無理やりくっつけて1本の長編とするより、 素直に2本の中編として出した方がよかったと思います。 | ||||
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