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乱鴉の島



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【この小説が収録されている参考書籍】
乱鴉の島
乱鴉の島 (講談社ノベルス)
乱鴉の島 (新潮文庫)

乱鴉の島の評価: 3.38/5点 レビュー 42件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(4pt)

クイーン張りのロジックが嬉しい

シリーズ初の孤島もの、紛うことなき本格推理です。
良かったのは技術的・知識的にかなり新しいテーマを積極的に調べて取り入れていること。
それと同時にエドガー・アラン・ポーという推理小説の原点がモチーフとして登場するのは、現代と過去との対比として面白かったです。
また、「時間」が一種のテーマになっているように感じたのですが、その捉え方が綺麗で有栖川先生らしいなあと思いました。
そして、何よりもロジック。
初期クイーン作品を髣髴とさせる論理が愛しくてしょうがありません。だから有栖川先生が大好きです。
冗長な推理は苦手という方には敬遠されてしまうかもしれないのですが、ロジックがしっかりした作品が好きな方にはお勧めしたいです。
ちょっとイマイチだったかな、と思ったのは動機の部分を意味深に何度も問いすぎたことでしょうか。少々くどかったように思います。
その動機自体も、実感として理解するのは難しかったです。 美しいとは思いましたが。
乱鴉の島Amazon書評・レビュー:乱鴉の島より
4104308021
No.1:
(5pt)

孤島ものでした

孤島で起こる殺人事件ですが、事件そのものは、そんなに恐ろしくないです。
孤島ミステリによくある見立てとかもないし、怖くない。
作者は、ミステリじゃなくって、人の刹那の恋愛を賛美したかったのかな?と思いました。
「朱色の研究」や「マレー鉄道の謎」を読んだときと同じように感じましたね、ロマンチストだなーっ!と。
乱鴉の島Amazon書評・レビュー:乱鴉の島より
4104308021

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