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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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本編とはあまり(直接の関係は)ない、市井の人々の物語。 それももしこの作品が、無名で、これだけ人に期待されている作品の続きというか一部でもなかったら、単なる「ひとりよがりの地味なつまらない短編集・深いとか何かを感じ取る人はいるかもしれないが、実際つまらない」という印象。 本編でも飢饉や天変地異があり、結構ハードモードの世界なのだが、そのハードモードを乗り越えたりひっくり返したりできるのが主人公レベルの王&王候補生や麒麟たちなので、今回描写されるような一般や下級の仙の公務員たちはただただ災厄に対して耐えたり負けたり「彼らのできる範囲で」少しばかり抵抗したりすることしかできない。 そのような、一般人の様子を知ることで、元のシビアなファンタジック作品に厚みが出る、と思われる読者の方もいるかもしれない。 が、長年待ってこれか…という購入者としての素直な嘆きもまた、はっきり言いたいと思う。 もっと本編の雄大な事象と絡めれば。凶悪犯の始末判決を悩む官吏にもう少し前向きな事象が起これば。絶滅寸前の植物を一公務員そして何も知らぬまま託された人々が何だか分からないままに都へ運ぶ話も、運搬リレーのところでいきなり人の良い人物の手に次々と渡っていって、勢いはあるけどそれまでの栽培の苦労の部分とのバランスが…? この本には、希望と明るさの量がもう少し足りなかったと思う。 長編がコンスタントに出ている間に、たまにこういう話が入ると「いつもの壮大なものに対して掌編も良い」と感じられたかも。 今回の短編集として発行するなら、「王の休日(お忍びで市場に出て、一般のちびっこと出会ってほのぼのする話)」的な主要キャラのサブストーリー集などの、印象が柔らかく、長らく本棚に入れたままだった本編キャラの様子を懐かしく思い出して本編をもう一度最初から読み直したくなるようなものの方が良かったと思う。 | ||||
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全体的に、暗いです。 本編自体どうしようもない状態で止まっているのに、拍車をかけるように暗い番外編。 いつもなら自分で買った本を何回も読み返す私ですが、今回の本はもう一度読み返す気になりませんでした。 同じ番外編でも、私的には「華胥の幽夢」のほうが好きでした。 本編に期待、かなー。 | ||||
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まあ色々言いたい事はあるんですが、総じて「くどい」です。 よくもまあ同じ事をぐるぐると延々と鬱鬱と・・・。 もっと惹きつける文章のうまい人だったと思うのですが、読んでるうちにどうでも良くなってしまいます。 しかも「暗い」・・・せめて陽子即位2〜3年後の様子がうかがえるような話があればいいのに。 ほめたたえてる人たちは心の底からそう思ってるのでしょうか? 小野さん自身が年老いて来ているのはわかりますが、くどくてどうでもいい描写が作家としての終焉を感じます。 そういうのを何人か見てきました。 | ||||
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「落照の獄」ですが、うつ病の人は読まない方がいいです。 私自身、うつ病で苦しむ人間ですが、読んだ後に余計うつがひどくなりました。 話にはぐいぐいひきこまれましたが、かなり不気味で、後味が悪いです。 読み終わった後はうつ病がひどくなってしまい、その後は読まずじまいです。 うつ病の人が全員そういう気持ちになることはないと思いますが、わたし自身がひどくなったことを念のため書いておきます。 入院しているような重度の精神病患者の人に、この本を読ませないように気をつけて下さい。 「落照の獄」を読んで、心が明るくなることはまずありません。 絶対に読ませないで下さい。 精神を病んでいる人は買わないか、「落照の獄」は読まない方がいいです。 「落照の獄」以外は普通に楽しめます。 精神病ではない人は普通に読んでも楽しめます。 その点は進めておきます。 | ||||
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短編がいくつか入っています。 でも、今までの続きものではなく、十二国の中で起こっていた事柄が書かれています。 以下、多少のネタバレあり。 たとえば、慶のはなしがきた!と思ったら、慶の新王登極の際の行事の作り手の話とか、ある州で起こった残忍な殺人者の処遇を決めかねる官吏の心境の話とか…。 これはこれで奥が深いとも思うけど、なんというか、ファンタジー的な要素の続編や番外編を期待していたので、残念でした。 | ||||
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最近になって過去の十二国記が新潮文庫で出てたので、前々から噂(?)のあった続編が 出るんだーと期待に期待してた分がっかり感も半端なかった。 タイトルをみるといかにも!という感じで期待をしていまうじゃないですかー 読み始めて「慶」とでれば陽子は?景麒は?と早く早くと思っていたけど いつまで待っても出てこない〜 全く関係のない市井の人の話なんか知らんがな!!!と 十二国記の世界観としては良く分かるし、別話としては面白いのですよ? しかし、あれだけ先が気になるまま放置で十二年も経った(十二国に掛けてんの?)今これはないと思う。 期待しているファンの為にお願いしますよ! 作者死亡で読めなくなるとかは勘弁です。 | ||||
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十二国の世界の、べつにどうでも良いお話が4編。 私が読みたかったのはコレジャナイ。 「十二国記」のタイトルが付いていなければ買わなかったと思います。 | ||||
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