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(短編集)

ロシア紅茶の謎



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ロシア紅茶の謎の評価: 3.78/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

悪くは無いがとがったところも無い

同時期に読んだ法月倫太郎氏の短編と比べると、物語としての完成度はこちらの方がきれいにまとまっていて上だと思います。
その一方、謎解きとしてみると、ひねりが弱く、意外性という点で法月氏の作品に劣っているように思いました。
5点満点でいろいろな項目に分けて採点するなら、法月氏の作品が5点をつける項目もあれば、1点もあるのに対して、有栖川氏の作品はどの項目も3点がつくような印象です。
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)より
4062635488
No.6:
(3pt)

短編だった

火村先生と有栖川君との名コンビシリーズだけど、本作は短編集。 短編であるが故に様々な分野での作品が味わえる。
臨床犯罪学者・火村英生の推理 II ロシア紅茶の謎 (角川ビーンズ文庫)Amazon書評・レビュー:臨床犯罪学者・火村英生の推理 II ロシア紅茶の謎 (角川ビーンズ文庫)より
4041006406
No.5:
(3pt)

もの足りない感じ

題名に惹かれて読んでみましたが、ほかのも読んでみたいほどキャラに惹かれなかったです。
臨床犯罪学者・火村英生の推理 II ロシア紅茶の謎 (角川ビーンズ文庫)Amazon書評・レビュー:臨床犯罪学者・火村英生の推理 II ロシア紅茶の謎 (角川ビーンズ文庫)より
4041006406
No.4:
(3pt)

紅茶を飲みながら読みたい

犯罪学者と推理作家が捜査に協力しながら事件を解決していく六つの短編集。密室や暗号などお決まりのフレーズがひしめく本格ミステリである。 探偵もワトソンもバイプレーヤーも個性派揃いの、好感の持てる作品達だが、全体を俯瞰してみて、展開が些か拙速なのが、かえすがえすも惜しかった。 奇抜な着想、パズルを解かせるかのような趣向は存外に楽しめるし、ページを彩る垢抜けた雰囲気も良いのだが、多くの作品が、題材の質に比較して結末が尻窄みの感が否めない。特に、乱歩のオマージュの「屋根裏の歩行者」は、スリリングなシチュエーションに魅惑されながら頁を進めるも、ギャグ染みたオチには閉口してしまった。 ミステリの命であるトリックが偶然に頼り過ぎで、せっかくの盛り上がりが大いに削がれているのも残念だ。「ロシア紅茶の謎」の氷といい、「八角形の罠」のエレベーターといい、現実味がまるで乏しい。 ただ、「赤い稲妻」の出来映えには高得点をつけておきたい。発想の逆転を巧みに活かしたトリックは、実に鮮やかな後味がした。 意外性と論理性がもう一つ発揮されれば、他は読ませるものがあるのだから、より良質のエンターテイメントになったに違いない。 蛇足だが、読みながらどうもロシア紅茶の香味が脳裏を過り、なかなか拭うことができなかった。せめて、事前にそれを堪能してから本書を手に取るべきだったのかもしれない。
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)より
4062635488
No.3:
(3pt)

短編が好きなら

短編は大きな盛り上がりがない代わりにさらっと読めるところがいいですよね。電車の中なんかで。

タイトルにもある「ロシア紅茶の謎」は某漫画で似たようなトリックをみたことがあったので、あまりおどろけませんでした・・(こっちが先ですが。)この本で一番良かったのは「赤い稲妻」か「八角形の罠」ですね。素人ながら良くできてるなぁ・・・と(笑。「屋根裏の散歩者」とか「動物園の暗号」の暗号は、まず解けません。。

短編好きにはオススメです。
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)より
4062635488
No.2:
(3pt)

手軽に読んでみよう!な作品集

有栖川有栖は小品を書くのも巧い。その代表例が、この火村シリーズであり、国名シリーズであると思う。様々な人間に、様々な設定において火村と有栖川が難事件に立ち向かうという展開は作品集にはうってつけ。TVドラマのような手軽さは否めないが、逆を言えば手軽に読めるという評価すべき点なのかもしれない。収録作品である『八角形の罠』は、作者が原案の舞台作品が元になっているだけに、とても面白い。これは長編でもいけたんじゃないかなと思った。
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)より
4062635488
No.1:
(3pt)

食後の一杯

表題作の「ロシア紅茶の謎」ですが、ロシア紅茶である必然性がまったくないという点で肩透かしをくった感があります。氏には珍しく、人物の書き込みがあまりなされていないので、有栖川作品を「時間の空いたときになにか」読みたい向きにはいいと思います。「ルーンの導き」は内輪ネタみたいな落ちで「ふーっむ」といった感じです。もっと神秘的なトリックをイメージしていました。「屋根裏の散歩者」「動物園の暗号」は短編である良さが出ていて、なぞなぞをだされているようで面白いです。相変わらず火村センセイはさえてます。
ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス)より
4061817884

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