■スポンサードリンク
恋愛中毒
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
恋愛中毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 41~60 3/11ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめは、井口とかいう青年の話だったのになぁ、と思いながら、水無月さんの話を夢中になって読んでいる私がいた。水無月さんの心理描写も行動も、とても興味をひいた。いや、同化しているとも言っていいくらいだった。次から次へと繰り出されるストーリーを、純粋に楽しんでいた。ただ一点、水無月さんの別れた夫への執着と、その夫の別れ際の態度がとても気になったまま、ストーリーは展開していく。 そして、終盤「恋愛中毒」というタイトルが頷ける展開を見せたとき、自身の身の上に降りかかったら、そんな悠長なことは言っていられないのだろうが、水無月さんを愛おしいと思う私がいた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才の傑作です。 ご冥福をお祈りいたします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の山本文緒さんが2021年10月13日に亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。 私にとって山本文緒といえば、やはりこの「恋愛中毒」です。普段、恋愛小説はあまり読まないし好きではないですが、この作品は例外です。というより、私は恋愛小説というより、サスペンス・スリラーと認識しています。私の頭の中の本棚では、アン・ライスの「夜明けのヴァンパイア」(インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア)の隣くらいにあるイメージ。人によっては全然違うと思われるかもしれないけれど、主人公の独白で綴られる物語の様式や、衝撃的な展開、最後の結末なんかが私としてはそっくりだなって。登場人物に共感することはないけど、怖いもの見たさで物語に引き込まれていく感じ。読みながらドン引きしつつも、人にとことん執着するその情熱に、なぜか惹かれる。どちらも好きな作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女性のリアルな心理描写は凄いと思います。主人公の壊れ方が加速してます。物語の展開は割と平坦で、若干物足りなさも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分への戒めになりました。今は刺激がなくても今の彼じゃないとダメと再確認できました。過去に大好きだったひとに私も自分が何をしてるのか分からなくなり、冷静に今考えたら水無月さんと同じストーカーです。水無月さんにのめりこみましたが、最後にあ!!!となりもう一度読み返しました。2回読むと面白いですよ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怖かった…でもなんだか少し共感している自分にも怖かった…誰しもがこんな感情を心の片隅に持っているのではないのかと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気になる作品。最初は主人公が嫌な女だと思っていたが、そのうち哀れになってきた。 なんというか、よくストーカーになってしまう人がいるが、私はどうしてもああいう人たちの心理が理解できなかった。だって、あまりに生産性がなく、自分を貶めるだけの行為だと思ったから。それをして、心が晴れるわけでもなく相手の心を取り戻せるわけではなく・・というよりさらに嫌われ嫌がられるだけなのに。 でも、そういう人の心理が垣間見えた気がした。そうしないと気が済まないのだろう。 ただ終わり方が。こんな都合のよい終わり方があるなんて信じられない。結局またつながったということだが、そんなのありかな。まあただ男女のことは当人同士しか分からないし、100組のカップルがいたら100通りの関係性があるわけなんだろうし、中にはこういうこともあるのかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書が苦手な自分でも後半はスラスラ読めましたが読後感のなんとも言えない悪さ。 水無月は完全アダルトチルドレンだし、親の態度が自分の両親と似てるし抱いてる想いは程度はあるけどほぼ自分と一緒。 私は最近、回避依存症と回避性愛着障害を自覚したのですが人との距離の取り方も似てる気がする。 夫がただの浮気か回避脱走型はわからないけどこんなにも人を狂わせるのかと思うと自分はこれから絶対不誠実なことをしてはいけないとせめてこれから出会う人には改めて贖罪していこうと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
電車の中で読んでますが、夢中になり過ぎて乗り過ごしてしまいました…。 最後まで楽しめる本です。 他のシリーズも全部読みたいと思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
unlimitedに入っていたし評価が高かったので読んでみた。 相手がいる人を愛する辛さは理解できるけど、水無月の人柄が好きになれない。誰にも敬意がない。もしかしたら人間一皮剥けたらこういう人も多いのかもしれないけど、周りの友人がこうだったら嫌だなと思った。 全て自分以外の周りが悪いかのように言ってるけどほんと逆恨みだよ。最後はホラーで引き込まれたけど疲れた。 でも水無月役をドラマで薬師丸ひろ子がやってたと知って妙にキャスティングに納得。あの方、そういう目するの上手いよねと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
別に悪い人でもないけど、どこかミステリアスで、距離を置きたくなる女性。 一緒にいて疲れる女性っているよなぁ。 なんて思いながら見てました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいて楽しいことはなく、読み終わった後の後味もとても悪い。 主人公が自分勝手で、他人に対する敬意もないので、読んでいるあいだ常にむかっとさせられる。主人公は最後まで変わらず、悪は悪のまま、ということか。 こういう小説が受けるんだな、と思うとつらい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高い評価を受けている作品なので、どんなものかと読んでみたが、序盤で何度か投げ出しそうになった。というのも、登場する人物に共感できなかったし、好感を抱くどころか嫌悪感さえ覚えたからだ。出てくる男も女も、正直に言えば、薄っぺらい俗物ばかりでつまらなかったからだ。とはいえ、文章は巧みだったので、我慢して読んでいるうちに俗物どもにも慣れてきたのか、最後まで読めた。 内容については、水無月に対して嫌悪感もなければ、むしろ最後には好感をさえ抱いた。彼女は自分の感情や衝動さえ抑えられず、善悪の判断さえ出来なくなるほど未成熟で不安定な女だけれど、逆に精神が安定さえしていれば人畜無害で、全身全霊で男に尽くす女だ。彼女の不幸は、その溢れるほどの愛情を受け止められる程の器を持つ男に恵まれなかったことが最大の原因だろう。 彼女の周囲にいる男は、俗人か凡人くらいなもので、彼女の心の歪みを修正したり、指導できるだけの男がいなかった。この手の女は愛する男には盲目的に従属するものだから、適切な相手さえいれば幸福を掴めたはずだ。彼女は自分に下された判決に納得していないのは、ただ単に自分の幸福を守ろうとしただけで、犯罪を犯したという自覚がないからだ。 だから水無月が特別異常だとも思わない。愛した男に自分のすべてを投げ出せるような可愛い女だと言えるし、少なくとも個人的にはそう思った。未熟で愚かだが、それもある種の女の特権とも言える。完璧な女だと、綺麗であっても可愛くはないのだ。馬鹿な女は男次第でどれだけでも変われる。馬鹿にして言うわけではない。それが男にはない、女の嫋やかさなのだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて山本文緒さんの作品を読みました。携帯電話がまだなくて、固定電話にお約束の留守電やすれちがいなど時代を感じましたが、ストーリーが面白いので気にせず世界に入り込めました。 読み始めてからずっと「この女性は一体どういう人なんだ」と謎解きするみたいな感じで、徐々に「ああ、こういうイタイ女の人なんだろうな」とイメージが固まってきたのを、最後の最後で「えええ!この女、やばい!」とイメージを一新されました。 この主人公みたいになりたくない、ならなくてよかったと思いつつも、過去のことを思い出すとかなり近いことをしてたり苦しい気持ちを思い出して自分も一歩間違えばこうなってたのかもと思いました。恋って恐ろしい。((((;゜Д゜))) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まるで自分と重なって救いがなくなります。 彼と煮詰まって別れようとしていた私は今、救いがない状態で読み終えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
予想外の展開もある、ひねりのある物語です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうして主人公がここまで自尊心のかけらもない、イタイ性格になってしまったのか。そこのところが説得力ある展開になってないので、意味不明のまま終わってしまった。読んで後悔した。後味も悪い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
頭がおかしくなるような恋をしたことがある人、痴情のもつれで人生に疲れたことがある人、火遊びをして痛い目を見たことがある人、など、酸いも甘いも苦いも少しは知ってる大人でないと、この小説は確かに毒だ。終盤で明かされる主人公の過去を知った後だと、元夫や両親との関係性が腑に落ちた。 以下内容に触れます。 プロローグが平和だったから丸く収まるんだろうと安心してたら最後まで金髪オヤジとオープンカーかい。そして飲酒運転かい。水無月、あんた今度こそ人生壊れるよ(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妙齢の女性がはまり込んでしまった恋愛事情を描いた作品。 タイトルからは、次々と男性遍歴を重ねるような印象を受けるが、さにあらず。たった一人の男に、どっぷりと浸かった女性が主人公だ。 自己顕示欲が強く、自己中心的な男に魅入られてしまった主人公。妻や愛人たちの存在に感情は沸騰していく。病んでいると言ってもよい恋愛の底辺感が、不快ぎりぎりの土俵際まできてしまった。 ただ、場面転換が多く、てんこ盛り感が否めない。帯にあるような、”衝撃”といった煽り文が適切かというと、どうかなぁ・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女の怖さがラストに向かい増強していく。引き込まれました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!