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恋愛中毒



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋愛中毒
恋愛中毒 (角川文庫)

恋愛中毒の評価: 3.92/5点 レビュー 203件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全203件 61~80 4/11ページ
No.143:
(5pt)

恋する女が底に持っている感情が表現されている

「共感できない」というコメントを意外と多くて驚いています。わたしも書いていて、「こんな女はいない」と言われるなど同じように酷されることが多いので、どんなに素晴らしい構成や描写であっても一定数「わからない」という評価はあるのだと思いました。
面白いです。。。「恋愛中毒」
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4041970105
No.142:
(3pt)

あまり共感できない

尽くしすぎてるのではないか。自分のことをもっと考えれば良いのに。愛しすぎるのは良くないと思わないけれど、知らず知らずのうちに見返りを求めているんじゃないかと思った。
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4041970105
No.141:
(4pt)

主人公の薄気味悪さ。

最初はさっぱりと離婚した後慎ましく暮らしている様子の主人公かと思いきや、ライバルをあの手この手で蹴散らしていく感じは全く痛快ではなくむしろ不穏な空気で薄気味悪い。
母親の毒親加減は私も経験していて
劇団のくだりは数度テレビ出演をした事がある私の辛くて苦い思い出を呼び覚ましてくれた。
恋人との距離のとり方が未だにわからず
の私。水無月と藤谷の電話での会話は私が数度の別れ話で相手に問いかけた文言と全く同じ、相手のつれない返答も同じだったので
ぞっとした。
依存してのめり込んだら同じことをしてしまうのだろうか。
後半心を揺さぶられるような気分のまま一気に読み終えた。
あんなことがあってもまた近寄ってくる創路と以前と打って変わって余裕さえ見せる水無月には共感できなかった。
多分私は手前まで、あの向こう側には怖くて行けないんだろうな。
一人旅、国際線で読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。
誰にでも勧められる話じゃない気がしたから星1つマイナスで。
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4041970105
No.140:
(4pt)

本当の恋愛中毒者とは?がわかります

後半のたたみかけは見事でした、想像できなかったです。
恋愛で好きな人に執着することはよくあること?と思いますが、
ジェラシーから生まれる行動はパンチ強いですね!

山本さんの本は大袈裟ではなく現実にありそうな範囲でストーリーが描かれているのでノンフィクションを読んでいる気分になります。
おもしろい!
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No.139:
(5pt)

良かった

Twitterでおすすめしているのを見て読んでみた。すらすらと流れるように読めて良かったと思う。
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4041970105
No.138:
(1pt)

「非常によい」と記載がありましたが、シール値札のはがし後や、帯破れなどあり残念でした。

「非常によい」と記載がありましたが、シール値札のはがし後や、帯破れなどあり残念でした。商品の発送も、本を直接封筒に入れる形で、発送中に角が折れたりしたように見えました。いずれにしても残念です。
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No.137:
(5pt)

イタすぎていまだに忘れない強烈さ

山本文緒を読んだのはこれが初めて。もう10年近く前か。
例の「どうか、どうか、私」のくだりの一文を読んだ途端、うわ、私みたい、と衝撃を受けてすぐに買ったのを覚えている。
さすがに通常は水無月ほどのストーカー犯罪者にはならないし、性格や経験値にもよるが、人を愛しすぎない自分になりたいとか、誰かを愛するくらいなら自分を愛したほうがましだとかいう感情は、ひどい失恋経験や裏切られた経験のある女性なら一度は抱いたことがあるんじゃないかと思う。
この一点のみに関しては私は共感派。
ただ、創路(破天荒だったころのビートたけしのようなイメージで読んだ)や元夫のような男が大嫌いというのもあるが、さすがにあそこまで疲弊してもなお自分をもはや愛していない相手にしがみつく水無月が理解できない。
たしかにどの登場人物にも共感できないし人として嫌いなタイプばかりだ。
荻原社長に関しては、なんで水無月とは社長と従業員の関係なのに彼のほうが彼女に気遣っているようにみえるのかとか、なぜ翻訳の仕事を彼女に依頼したりとかの特別扱いをしているのかと不思議だったが、読み進むうちにそういうわけだったのかとわかる。
また、幼少時代の親との関わり方はその後の人生に確実に影響を与えるのだなとも思った。
娘のアイデンティティを無視し、自分の見栄体裁のためだけに着せ替え人形のごとく扱ってきた母親のせいで、たぶん水無月は異常なまでに「愛されたい」「認めてもらいたい」という強い意識を持つようになり、それが徐々に高じてストーカーとなってしまったのかもしれない。
そう思うとかわいそうだが、私なら人にじゃなく趣味とか夢の実現にそのぶんの情熱を注ぐね、と思う。
ラストはまったくの想定外で、びっくりというより呆れた。
この女は一生こうだな、あと何回お縄になるんだろうな、と。
まさにこのラストシーンのためだけについた「恋愛中毒」というタイトルだなと思った。
「群青の夜の羽毛布」のさとるもまあまあイタいが、この水無月ほどでは全然ない。

ちなみに、読んだ1~2年後に統合失調症の当時の文通相手にこの本を紹介したら、図書館で二度も借りて読んだらしくものすごく感謝された。
やっぱり水無月に共感できるところが多かったのだろうなと思った。
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No.136:
(5pt)

そして私も、女。

もはや今更私なぞの口コミは必要ないかもしれませんが、山本文緒さんの作品を初めて読み、こんなすごい作家がいたのかと驚愕しました。
この物語に出会えたことは幸せなのか、はたまた不幸せなのか…
ぐわしと心臓をつかまれた気分です。
読み進めるのが苦しい、でも先が気になって気になって仕方がない、
風邪っぴきで微熱の最中、イッキ読みしてしまいました。
熱が上がりました。
しばらくこの物語が頭から離れないと思うので、風邪も長引きそうです。
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No.135:
(5pt)

夢中で読みました

怖い。怖すぎる。
でも、とても他人事とは思えない。。
読み進めていくうち、この女に共感している私自身に気が付いて、ぎょっとしてしまいました。
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No.134:
(5pt)

はっとしたり、ゾッとしたり、共感したり

まだ恋愛を覚えた駆け出しの頃、同じような体験をしました。
この教訓を自分に当てはめ、どうかもっと大人になれるようにと唱えたものです。
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No.133:
(1pt)

つまらなかった

ファンには申し訳ないが、率直な感想を述べる。
一部で評価の高い本だったので読んでみたが、つまらなかった。

全体を通して感情移入できないムカつくキャラが多く、主人公の女性も何を考えているかわからない。
有名人の男性を独占できる期待もあって離れられないのはわかるが、
男性側からあれ程あしらわれても固執するのが理解できず、
後半で、かつての結婚生活などから女性の性格も明かされるが、
それも考えても納得できるものではなく、終盤に有名人男性の娘に対して酷い仕打ちをするものの、
その後特に改心した描写もなく、のほほんと翻訳の仕事に戻るなど全く面白みがない。
ダメな女はずっとダメなままだ、とでも言いたいのか、と思わせる物語だった。

結局、途中から読むのが辛くなり、ただ一部の伏線が気になるためザックリとだけ読んでみたが、
最後まで読んでも、つまらないの感想は変わらなかった。
普通のシンプルな恋愛小説が好きな人には、絶対に楽しめない一冊です。
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No.132:
(1pt)

胸くそ悪い

不倫小説を読もうと思って、どこぞのキュレーションサイトみたら、おすすめの不倫小説10選のなかにこれが入っていました。

まあそうなんだけど、こういうんじゃなくって、みたいな。

なによりも主人公のお相手の男の、タレント作家で金持で女いっぱいいてみたいな設定が気持ち悪いというか胸くそ悪くて、読むに耐えずに途中で捨ててしまいました。
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No.131:
(4pt)

ひとは理屈でなく感情のいきものですね。

ひとがひとである所以の嫉妬や依存や虚勢が生々しく描かれていて綺麗でした。

私の周りにも「ええ歳をした人」が、隠しているつもりでも隠しきれない不倫をして、そして不幸になっていきますが、傍から見ているととても恥ずかしいのですが、当人たちには分からないのでしょうね。
もしくは、この水無月さんのように、感情では止められないのでしょうね。

ラストもとても人間らしくてほのぼのとしました。
面白かったです。
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No.130:
(5pt)

まさに中毒

本棚にあった単行本をなんとなく再読。そういう時期だったんだろう。
初回(いつか覚えてない)読んだ時に強烈な印象があったものの内容はほとんど覚えていなかったので、またもショックを受けながら読みすすめた。
たぶん初回に読んだ時よりのめりこみながら。
私もすごく人を好きになってしまう(外側に愛情を求める)からここまではやんないけど、すごくわかる
いや、もしかしたら、ここまでやっちゃうかも? と苦笑い。
それでも以前、読んだ時よりもラストに救いをかんじたような気がします。
恋愛の甘さと苦さと懲りなさ。
私も先生のような人がいたら、ふりまわされちゃうだろうな。
もっと私も自分を愛そう。
今度はいつ読むかな。
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No.129:
(1pt)

どこが最高傑作なのか

登場人物たちの心情が理解できなかった。
行動はイタイし、それを表現する文章もイタかった。
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No.128:
(5pt)

これだけ人を愛したいわ。

この本だけど読んでいるうちにグッと引き込まれて、
時間が分からなくなっちゃうほどだったわ。
これだけ人を愛したいと思ってしまったわ。
この小説は、面白い。ハマってしまう。
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No.127:
(5pt)

共依存症

水無月は、共依存タイプの恋愛依存症であり、その苦悩が描かれている。結果的に犯罪者となるが、彼女からしたら「自分は被害者」という認識しかない。

共依存症とは、簡単に言えば「自己愛がないため、他人に必要とされることで自分の価値を初めて見い出す、他人がいないと生きていられない精神疾患」である。そのため、他人に必要とされるための行動がプロ級であり、他人のために生きているのである。一見、良さそうに見える性格の持ち主だが、距離をとられることを極端に嫌がり、相手に尽くす事で相手を陥れ、自分に依存させようと支配しようとしているのだ。

依存症は、自分でわかっていてもやめられない。この小説は、苦しくなるとわかっていても、苦しい状況へと自分を追いやってしまう苦悩が鮮明に描かれている。しかし、恋愛依存や共依存を全く知らない人には、その心情は全く理解不能だと思うだろう。

しかし、少しでも恋愛依存や共依存の傾向がある人には、その症状が極端になってしまった場合の末路がここに描かれている。
自分の恋愛依存や共依存を客観的にみてみたいという人には、とてもオススメでいる小説である。
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No.126:
(5pt)

おもしろい でも痛い でもおもしろい。

いろんな伏線が最後にはっとさせます。
淡々と進んで行く話なんですが。

男性の描写が、、こういう人、業界によくいるよね!って感じでリアル。
主人公は、多分近くにいたらちょっと薄気味悪い人なのかな。
なんて考えさせるくらい入り込んで読めます。

この方の本は、いつも痛い感じですが、面白いです。いつも女性に厳しくて温かい書き方。最後には希望があるんですよね。
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No.125:
(3pt)

恋愛中毒

女性はこのようなストーリーにのめり込めるものでしょうか?
水無月のような人は実際いるかもしれませんが、自分にとっては非現実的すぎるので、
小説だとわかっていても、読んでて少し疲れてしまいました。
物語の視点が途中で変わる点は見たことがないので、新鮮に感じました。
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No.124:
(4pt)

献身の甘美さは自己満足だと理解しないと危険です

水無月は、元夫にも創路にも自分の時間や自分自身の願望を犠牲にして献身的に接し相手の機嫌を損ねないように気を配る事で、相手が自分無しでは生きられないように縛り付けようと、益々彼らの都合に合わせた生き方をする。
でも、彼らも水無月との蜜月時代を過ぎれば、その献身に慣れ別の誰かに興味を持ち、それすら許されるのが当然だと思っている節がある。
創路については、最初から自分だけのものではない事を知っているので、邪魔な他の女たちを用意周到に創路から引き離したつもりだったが、そう信じていたのは自分だけだった。
自分がしたくてしていた献身もそれが報われ無かったと知ると相手をなじる。相手は頼んでやってもらった訳じゃない、むしろ恩着せがましくて窮屈だったと最初は居心地良かったはずの事は忘れて水無月を否定する。
元々ストーカー気質だった彼女は、常軌を逸した行動に出てしまう。
元夫も創路(は、最初から知っていたかは不明だが)もそんな彼女の過去を知っていながら結婚したり、娘の世話をさせたりして、かなり楽観的過ぎると思う。
最初の男でもある社長は自身も被害者だったのに、面倒見が良くて凄いと思う。

献身はそれ自体甘く切ない気持ちになりがちなので、少しでも見返りを期待した時点でそれは既に献身では無いと自覚して生きないと自分も相手も不幸になることを再認識させてくれる小説です。
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4041970105

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