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恋愛中毒



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋愛中毒
恋愛中毒 (角川文庫)

恋愛中毒の評価: 3.92/5点 レビュー 203件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
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No.28:
(3pt)

恋愛は人の本性を暴く

大人の狂おしい恋愛本かと思ったら、違った。

恋愛ほど人のパーソナリティを暴くものはないと思う。
目的は違えど互いに依存してる関係。
自分にも当てはまるかもしれない、ということが多くて恐くなった。
恋は盲目だしエゴが爆走するから、いた戒めになった本だった。
心理状況が細かく描写されていて、もしや作家さんも同じような状況に陥ったのでは?と感じるくらいだった。
依存とは恐ろしいものだ、そのやばさに気づけないから。
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4041970105
No.27:
(3pt)

繰り返す性

同じ女性として共感する部分がありました。
繰り返してしまう性。
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4041970105
No.26:
(3pt)

怖い本で不思議なストーリー

すいすい読みやすかった。
ありがちな展開ではある。
しかしわからないのは最終盤。
対象人物が再び現れたところ。
中毒症状なのはひょっとして?
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4041970105
No.25:
(3pt)

リアルな心理描写

女性のリアルな心理描写は凄いと思います。主人公の壊れ方が加速してます。物語の展開は割と平坦で、若干物足りなさも。
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4041970105
No.24:
(3pt)

主人公に共感できないが・・・

気になる作品。最初は主人公が嫌な女だと思っていたが、そのうち哀れになってきた。
なんというか、よくストーカーになってしまう人がいるが、私はどうしてもああいう人たちの心理が理解できなかった。だって、あまりに生産性がなく、自分を貶めるだけの行為だと思ったから。それをして、心が晴れるわけでもなく相手の心を取り戻せるわけではなく・・というよりさらに嫌われ嫌がられるだけなのに。
でも、そういう人の心理が垣間見えた気がした。そうしないと気が済まないのだろう。
ただ終わり方が。こんな都合のよい終わり方があるなんて信じられない。結局またつながったということだが、そんなのありかな。まあただ男女のことは当人同士しか分からないし、100組のカップルがいたら100通りの関係性があるわけなんだろうし、中にはこういうこともあるのかな。
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4041970105
No.23:
(3pt)

水無月は可愛い女

高い評価を受けている作品なので、どんなものかと読んでみたが、序盤で何度か投げ出しそうになった。というのも、登場する人物に共感できなかったし、好感を抱くどころか嫌悪感さえ覚えたからだ。出てくる男も女も、正直に言えば、薄っぺらい俗物ばかりでつまらなかったからだ。とはいえ、文章は巧みだったので、我慢して読んでいるうちに俗物どもにも慣れてきたのか、最後まで読めた。

内容については、水無月に対して嫌悪感もなければ、むしろ最後には好感をさえ抱いた。彼女は自分の感情や衝動さえ抑えられず、善悪の判断さえ出来なくなるほど未成熟で不安定な女だけれど、逆に精神が安定さえしていれば人畜無害で、全身全霊で男に尽くす女だ。彼女の不幸は、その溢れるほどの愛情を受け止められる程の器を持つ男に恵まれなかったことが最大の原因だろう。

彼女の周囲にいる男は、俗人か凡人くらいなもので、彼女の心の歪みを修正したり、指導できるだけの男がいなかった。この手の女は愛する男には盲目的に従属するものだから、適切な相手さえいれば幸福を掴めたはずだ。彼女は自分に下された判決に納得していないのは、ただ単に自分の幸福を守ろうとしただけで、犯罪を犯したという自覚がないからだ。

だから水無月が特別異常だとも思わない。愛した男に自分のすべてを投げ出せるような可愛い女だと言えるし、少なくとも個人的にはそう思った。未熟で愚かだが、それもある種の女の特権とも言える。完璧な女だと、綺麗であっても可愛くはないのだ。馬鹿な女は男次第でどれだけでも変われる。馬鹿にして言うわけではない。それが男にはない、女の嫋やかさなのだから。
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4041970105
No.22:
(3pt)

恋愛の底辺感に不快感ぎりぎり

妙齢の女性がはまり込んでしまった恋愛事情を描いた作品。

タイトルからは、次々と男性遍歴を重ねるような印象を受けるが、さにあらず。たった一人の男に、どっぷりと浸かった女性が主人公だ。

自己顕示欲が強く、自己中心的な男に魅入られてしまった主人公。妻や愛人たちの存在に感情は沸騰していく。病んでいると言ってもよい恋愛の底辺感が、不快ぎりぎりの土俵際まできてしまった。

ただ、場面転換が多く、てんこ盛り感が否めない。帯にあるような、”衝撃”といった煽り文が適切かというと、どうかなぁ・・・
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No.21:
(3pt)

あまり共感できない

尽くしすぎてるのではないか。自分のことをもっと考えれば良いのに。愛しすぎるのは良くないと思わないけれど、知らず知らずのうちに見返りを求めているんじゃないかと思った。
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No.20:
(3pt)

恋愛中毒

女性はこのようなストーリーにのめり込めるものでしょうか?
水無月のような人は実際いるかもしれませんが、自分にとっては非現実的すぎるので、
小説だとわかっていても、読んでて少し疲れてしまいました。
物語の視点が途中で変わる点は見たことがないので、新鮮に感じました。
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No.19:
(3pt)

かつて薬師丸ひろ子主演でドラマ化されましたよね?

もうずいぶん昔で何年ごろのドラマか忘れてしまいましたが、「ストーカー」なんて言葉もまだ無かったと思います。薬師丸演ずる主人公が片思いを病的なまでに募らせ危うい行動にまで至る経緯を描いていたような気がします。しかし、原作を読んでみるとその部分に割かれているページはかなり少なく、彼女が秘書として仕える女たらし作家との交流がメインになっています。私にはその男のほうが主人公に思え、ずるさと身勝手さの塊のようでいて、不思議な優しさもある、憎めない人物で微かな憧憬さえ抱いてしまいました。
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4041970105
No.18:
(3pt)

恋愛小説として読んで

個人的に恋愛小説はあまり、読まない方なので
そっち方面のものを読もうと思って手を出しました。

読んでいて、評価される作品なのはわかるのですが
個人的に楽しめなかった、共感できなかったというところで
普通の評価をさせてもらいます。
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4041970105
No.17:
(3pt)

ひとりでは恋愛をコントロールできない

恋愛小説は自分の経験や価値観の成長や変化に伴って受け止める内容がかわってきます。

主人公水無月は美人でもないし、なにかすばらしく秀でているとか仕事ができるとか
そういったことはひとつもありません。
水無月は相手に対する執着が強く、それは相手にとっては一方的な思いにしかなりません。
大好き、そばにいたい、向いてほしい、愛してほしい、尽くしたい、尽くしてほしい
もうこれは全て相手との対等な関係とはいえず、いわばひとりでゲームをしているよう。

受け入れる相手はよほど度量が大きいか、もしくは多くの相手の中の一人として扱うか
しかないのではないかと感じます。

でも、彼女は自分が思いつめていることを自覚していません。そして淡々と自分の競争
相手を追い詰め、ストーカーし、犯罪者となっていくのです。

怖い。この小説の印象です。

水無月の親との関係。肥大化した被害者意識。
かといって相手の立場に立てない共感性の低さ。心の中で悪態をつく醜悪さ。
好きな相手の気持ちすらどこにあるかわからない自己中心性。
そしてこの小説に対し作家が込めているであろう気持ちの濃さ。

もっと幸せに生きたいと思うのです。
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4041970105
No.16:
(3pt)

私にとって、エンターテイメント恋愛小説!

姫野カオルコの「ツ、イ、ラ、ク」のレビューを見ていて、次は「恋愛中毒」を読むと決めてました。
2011年の夏休み用、角川文庫のパンフレットにも、「ツ、イ、ラ、ク」の次に読む本として、「恋愛中毒」を推奨しています。

そのとおりの順に読みました。
両書から受ける印象、インパクトが全く違いました。
「ツ、イ、ラ、ク」はなかなか物語が進まない感じですが、リアリティがあり、とても強烈なものを感じました。
「恋愛中毒」は、導入から期待を持たせる書き出しで、テンポの良い文章、テンポの良いストーリー展開で楽しめました。
しかし、本書のレビューに多くあるような、深刻な訴えを感じることはありませんでした。

よくできた ラブコメ、エンターテイメント小説という印象です。
多くの皆さんと感じ方が違って、ちょっと意外な感じがしました。
(50)
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4041970105
No.15:
(3pt)

不思議な読後感の女性向け小説

脳内で、先生は玉置浩二で再生していました。
けどこんな破天荒と言うか無頼漢と言うか火宅の人というか、居ないでしょうね。周囲の女性陣の認識もすごく不思議。なぜ嫉妬とか独占とかが無い?普通だったらこんなになれ合いにならないと思う。
面白かったけど、女性だとちがった感想を持つかも。
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4041970105
No.14:
(3pt)

著者の代表作

構成も非常に面白く、読みやすいです。また、著者独特の強烈にネガティブな思考が所々にみられて読み応えがあり、刺激を受けることができます。「過去にもしを持ち込むな」などドキっとする言葉も多く登場します。
一年後もう一度読みたい作品です。
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4041970105
No.13:
(3pt)

恋愛中毒

こんなに長くて複雑な内容の回想を一気にしてたの?とまず思ってしまった。
ラストにはすっきりした。
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4041970105
No.12:
(3pt)

普通の恋愛小説と見せかけて...

新聞のコラムのせいである、私が本書を手に取ったのは。ある陸上選手の推薦図書に本書が挙げられていたのだ。推薦理由は「女性から見た時の恋愛観が良く描かれている」というもの。しかし、読み始めた私は、本書も女流作家が描くステレオ・タイプの恋愛小説だと感じウンザリした。

ところが、ヒロインの母親に対する"うっとおしい"感の余りのリアリティさに、これは恋愛小説を装ったホラー小説ではないかと疑い始めた。ヒロイン以外の登場人物は彼女の妄想(狂気)世界の住人だと。そして後半、予想通りの展開になったので自分でも驚いた。"愛と狂気は紙一重"なので、自然な進行かもしれないが。「女性の愛=男にとってのホラー」を巧みに描いた作品。

それにしても、出て来る犯罪が「無言電話」や「トイレ監禁」ではミミッチイ。ダメ男を含む大量殺戮事件にでもすれば、ブンガク性もより高まったと思う。それにしても、この作家、恋愛小説より絶対サイコ・サスペンスに向いていると思うのだが。
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4041970105
No.11:
(3pt)

ダーティーな空気の漂う恋愛模様

バツイチの30過ぎの水無月という女性が、有名人創路と

不倫して、秘書兼ドライバーをして愛人として生きていく、

波乱万丈の恋愛模様を綴った話。離婚されていますが、初婚が

どうして失敗したのか、その泥沼模様が異常で、驚きました。

不倫で、ドロドロの恋愛模様の割には、海外旅行の風景などで派手で、

きらびやかな印象でした。
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4041970105
No.10:
(3pt)

共感はできないけれど…

登場人物の誰にも共感はできなかった.

でも,小説として面白いと思うのは,やはり作者の力量だろうと思う.

ただひたすら思うのは,こんなふうにしか人を愛せなかったら辛いだろうなぁ,苦しいだろうなぁ,ということ.

たいがいの人は,自分が傷つく一歩手前でなんとかして気持ちをストップさせるから,ストーカーにも犯罪者にもならずに,自分に合った恋愛と,恋人を見つけることができるのだろうけど,この主人公は違う.

とことん人を好きになって追い詰めて,挙句の果ては自らも追い込んで,深く深く傷つく.そしてそれを繰り返す.

うーん,思い出してもやっぱり怖いなぁ.

恋愛小説じゃないですね.怖い小説です.でもぐいぐい読んでしまう一冊.
恋愛中毒 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105
No.9:
(3pt)

魅力的なキャラクター

先日、「プラナリア」を読んだとき世の中に対するひねくれた視点が
全く私には合わないと思ったこの著者の作風ですが、
こちらのデビュー作もやはりネガティブ系の女性が主人公。彼女の卑屈さや、
両親に対する屈折した思い、別れた旦那へのねっとりとした未練などに、やはり
共感できない・・・と思いつつも面白かったです。
それは、彼女が惹かれていく作家でありタレントでもある創路がなかなかに魅力的だから。
豪快で傍若無人、女性が大好きで、わがままま放題、気のむくままに生きている大男。
そのくせ、常識的な気遣いなどは心得ていて、根は悪い人ではない。
私個人は好みのタイプではありませんが、彼のセリフや、行動がすごくイキイキと
描かれていて、「あ~、こういう芸能人いそう!」と思えるキャラクターです。
普通の女性がこういう人のペースにあらがえずに、気が付いたらはまってしまっている・・・
というシチュエーションがすごくわかるなあ、と主人公の人柄や行動にではなく、
そんな状況に共感しながら読みました。
恋愛中毒 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:恋愛中毒 (角川文庫)より
4041970105

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