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恋愛中毒
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恋愛中毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 1~20 1/8ページ
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夢中で最後まで読んでしまいました。主人公がどんな人間なのか、最後まで読んでやっとわかる展開に取り込まれます。 | ||||
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やめたいのに、やめられない。 読みたくないような、でも止められない。 | ||||
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恋人と上手くいってない状況でこの本を読みました。結果読んでよかったです。自分の行動を見直すキッカケになりました。 主人公は性格が悪いです。笑 はっきり言って主人公の良いところが何もなかったけど、人間味があふれているのかも。自分の戒めのために定期的に読みたいです。 | ||||
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この作家さんの本は何冊か読んでいて、やっぱりこれが代表作の一つかな、と思います。 一貫しているのは、この世に純粋な感情があるのか、ということだと思います。 10代のキュンキュンする恋だって、一皮むけばエゴ(独占欲)ではないか、と考えさせられます。 純粋に思えてもエゴに裏打ちされることまで暴露しなくても、と思われるでしょう。では、エゴの暴露にどういう意味があったのか、を考えると、純粋だけで狂気に至るのではなく、同じエゴをもつ人達のなかで孤独感に打ちひしがれてしまう、そのことが狂気につながっているように読んでいて感じました。 そういう点では、主人公の大学時代の友人(荻原)もキーになっていると思います。 関係性の危うさや感情、心理がこの作品では丁寧に描かれているため、この作家さんは意地悪な目線で人を観察している、と感じてしまわれる方は多いと思います。 ただ、純粋さと隣り合わせの狂気を淡々と綴るためには、徹底した意地悪さが必要なのかな、と思いました。 | ||||
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なかなか面白かったです | ||||
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自転公転、ブルーを読んだ後は時間を返して欲しいと思うほどくだらない内容でしたが、この本もくだらない内容ですがスリリングで狂気じみているのが最高に楽しいエンターテイメントでした。娘がトイレに監禁されるところなんて最高にワクワクしました | ||||
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かなり昔の恋愛小説。奥付に平成14年6月25日初版発行とある。21年前だ。21年前といえば携帯は普及していたが、SNSはmixiくらいで、YouTubeもFacebookもなく、ネット上の交流は2ちゃんとその対抗のあめぞう掲示板くらいだったと思う。結婚相手の出会いは職場中心で、外に求めるにしても昔からのキャバクラぐらい、コンカフェ、ガールズバーもなかった時代。そんな時代にさらに一昔前の昭和の恋愛をしてしまう一途な主人公、水無月美雨の半生が一人称で語られる。 結婚、離婚、妻子ある芸能人との不倫の話を通して一途すぎて不器用、令和ならキモいと言われかねない一途で、真面目で、まっすぐだけど、昭和人間からすれば昔の女性はこうだったのかなと理解できる女性の姿に面倒くさいとの思いあり、同時に共感してしまうところあり、当時のOLたちに圧倒的に支持されたのも容易に理解できます。 ラストも重く読後感も爽やかじゃないのにキャラクターの描写力が小説の成否を決めるということを徹底的にわからされた点で印象に残る小説でした。 | ||||
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自分の意思がある人は、一見普通じゃないように見えても自分の人生をきちんと生きていける。 自分の意思が無くて人に合わせて生きる人は、一見普通に見えてもきちんと生きられない。 人の幸せを願って人に合わせていると、「自分はこんなに合わせているのに、なぜ分からないのか。」と攻撃的になったり、「私がその人が幸せになるように合わせているのに、その効果が現れないのは、誰かのせいだ。」という被害妄想に陥る。 そういう、人に合わせてばかりいる人に依存して生きる人もいる。 そういうことがよくわかりました。 怖い小説でした。 | ||||
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面白かった。 なんか引き込まれる感じがあった。 登場人物の声や姿が自然と浮かびあがり、スナックとかは一度も行ったことないはないが頭の中に映像として浮かび上がる。 あまり、話はスッキリとした終わりではなないように感じた。 結局水無月さんは……?という感じ。 そこは読者がどう感じるか。なのかもしれないが……。 恋愛中毒というタイトルの通りに水無月さんは病気ということば適切にあるように感じた。 水無月さんが見ている世界がこの本から伝わってきた。羊ちゃんたちが追い出したという風に、本人に強い自覚がなくても周りからはそう見えている。 自覚がない。というのが重要に感じた。 先生の被害者意識という言葉。私にも強く刺さった。羊ちゃんたちは被害者ではなく自分の人生に向き合っていたが、水無月さんは常に誰かのことを考え、弱い自分を必要とされることを意識していた。 私だって必要とされたい。でも、それは被害者の考え方なのかもしれない。 | ||||
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ダラダラと主人公の過去の話が続いたが、共感できる部分もあり面白かった。 | ||||
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引き込まれる文章、テンポのいい展開、リアルな人間描写…面白すぎて2日で一気に読みました。 主人公の水無月は今で言う隠キャ。被害者意識や依存心の強さに「自分にもこんなところあるよなぁ」と共感しながら読み進めるのだが、エスカレートする行動にだんだんついて行けなくなり、最後はまさかの展開。 いやー、面白かった! | ||||
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決めた事を守れないことって多々ありますが、恋愛はその最たるモノかもしれませんね。 「くだらなくない恋愛なんて、あるんですか?」井口君の言葉が、爽やかに本質を突いてくれました! | ||||
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よかったです | ||||
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学生時代から大ファンで全作読んできました。 訃報を聞き、また読み返していますが、今読んでも褪せない素敵な作品です。 | ||||
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面白かった。 展開や内容や色々なものがちょうど良く混ざってる。 この方の他の本も読んでみたいと思う | ||||
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普通に見える日常の世界の皮を一枚めくったら出て来る怖さ、と言う感じ。異常な感じがジワジワと「あるかも」という範囲を押し拡げるような感じで迫ってきて、正常との差が紙一重なんだな、と思える。人間は誰しも完璧ではなく、それぞれにトラウマやら、歪みやら、発達障害や精神傾向を抱えて生きているとは思いますが、超えてはならない一線はやはり存在してます。一線を超えたら他者だけでなく自分を甚だしく損なうということが身に沁みました。 | ||||
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30代の男ですが、引き込まれる物語で一気に読んでしまいました。為末さんの諦める力に紹介されていて気になったのが読み始めたきっかけです。 恐らく誰でも原因がわからない心の闇のような、原因不明の毒のようなものを認識していると思います。意識しないで生きていられる人もいると思います。わたしはその毒の正体がこの小説を読んで少しわかった気がします。読み終えたとき(正確にはエンディングに近づくにつれて)不思議な心の軽さのようなものを感じました。けっこうぎりぎりまで、バッドエンディングなのかな?という展開で進むのではらはらしていました。このはらはらしている感情も、主役である女性に幸せになってほしいな。そしてこの女性が抱えている闇や毒が苦悩の元が、自分にも似たものがあるから自分も救いたいなみたいな感覚感情が湧いていました。 少しエヴァのシンジ君にも通じる人の毒にも似ているかもしれません。私はこの著者のファンになりました。日常生活、無味無臭で意味を感じようが人を苦しめようが自分が苦しんでいても、周りもまた変わっていきます。自分に正直でありながら人を意識的に無意識にでも、傷つけて一番自分が苦しんでいるこの主人公に、優しさが残っていて、その優しさを与えてくれた人が近づいたり離れたりする様子は、私たちの日常でも平気で起きていると思います。得体のしれない自分のなかにある毒の正体を少しでも知るきっかけがこの小説にはあると思います。 | ||||
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久しぶりに再読しました。夢中になって読めたした。ごく普通のどこにでもいるような主人公の設定がいいですね。水無月さんの人間らしい心情に共感できます。 | ||||
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展開にスピード感があり、日常なのか非日常なのか分からなくなる。登場人物も普通のような、でもしっかり魅力のある人達で、読んでいてやめられなくなった。 | ||||
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本日、山本文緒さんが亡くなっていたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。 この小説「恋愛中毒」は山本文緒さんの代表作です。 | ||||
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