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BRAIN VALLEY
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【この小説が収録されている参考書籍】
BRAIN VALLEYの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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この方も当時、医大の先生をしながら執筆したもので、1998年までの論文を基に執筆したサイエンスファンタジーなので、力技とも言われてもおかしくない。 少なくとも脳科学から見る神とは? 垣間見たきもする。 ここ数年の、神はエネルギー体の考え方や、超能力を使用するには、人間の脳が最低ラインというのを盛り込んだ、早すぎた作品だと思う。 ゲームの、トロピコやシムシティ経験者には理解が早いと思うが、箱庭理論 理論の中の人から見た自分をみて憶測で書かれた本。 サイエンスファンタジー小説としては優秀 | ||||
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神がいると思えばいる。いないと思えばいない。 そんな箱庭理論もあるわけで。当時は早すぎたんだよね。。ちゃんと読んで、それなりに理解出来たのが2010年。 上巻の論文から発展させた脳科学主体内容から、雰囲気が変わっていき、科学の力を使った、脳の昨日をフル回転超能力による神の再現ともいうべきなのか。 今で言う悪役が一瞬チート展開して、能力に耐えきれず死ぬ展開があるんだけど、まぁ現状解明されきれていない以上そうなるよね的なクライマックス。 その後は未だ解明されてない以上、この後はこう言う終わりもいいよね的な感情にふれるような、取ってつけた終わりではある。 | ||||
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専門用語の羅列、興味のある方には、良いと思います。 脳のみせる奇想天外な事象の話 ハッピーエンドで、救われました。 | ||||
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中古本でしたが本の状態が良好できれいでした。プレゼントして喜ばれました。 | ||||
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この作者の作品は初めてでしたので、お好きな方はお好きなのでしょう。私には余計な描写や説明が多く、回りくどい印象が強く、まだ上巻の途中ですが断念しつつあります。 | ||||
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手垢のついた有名なエピソードの羅列。陳腐化されたストーリー。 駄作です。 | ||||
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最後の方話の筋が分かって、何か難しかった。 余り、よくないです。 | ||||
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脳をテーマに臨死体験やUFO騒動に科学的な理屈をつけるという 奇抜ながらも興味深い上巻とは打って変わり、どうも下巻はオカルトよりすぎるというか スケールがでかすぎて何がなにやら分からないまま終幕といった感じで、 上巻ほどは楽しめなかったものの、総合的にみればまあそれなりに面白かった だがありきたりなグレイとの体験談などで大量にページを使ったりと、 どうにも全体的に水増し感が強かったのはマイナス もう少し登場人物を減らしてコンパクトに纏めた方が良かった 科学的な知識がある人なら専門的な話題も楽しめ、もっと評価が上がるかもしれない | ||||
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生物学的に見て興味の持てる作品です。哲学的な部分は私はちょっと苦手なのですが、生理的には面白いものです。ただ、時間がたつにつれて、「間違い」の部分もでてぃてしまうかもしれませんが。 | ||||
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上巻同様生物学的に見て興味の持てる作品です。現時点で、まだ、ここには「8月の博物館」が配架されていないので、購入できるようにしてほしいと思います。 | ||||
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ラスト近くで起こる様々な事象が、どうして起こるのか、そのようなことを起こす物理的な原動力はどこにあるのか、という説明が全くない。 人工生命の脳が、より完全な神を作り出したというのなら、なぜ大地震が起こって、北川の頭は膨張して爆発し、ブレインテックが崩れて加賀が下敷きになったのか、それに対する説明が全くない。科学的に起こりそうなことを科学的に説明して物語が展開するのがSFであり、それを全く放棄した本作はSFと呼ぶに値しない。 小学5年生にレセプターの説明をしている場面もリアリティにかける。小学5年生はイオンすら知らないはずだ。チンパンジーがASLでこんなに人間と会話できるというのも、リアリティ全くなし。生物学に詳しいものなら、こんなものはバカバカしくて話にならない。 結局、長々とした脳科学の説明は謎解きとは何も関係がなく、ただ本作の物語の貧弱さをごまかすためのものに過ぎない。次々と短い単語を使って場面を展開していくラストの書き方も、謎めいた最後の展開に科学的な理由づけを与えないようにするトリックであり、実に姑息である。 | ||||
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パラサイト・イブで華々しいデビューを飾った理系作家瀬名氏の、長編SFホラー第2弾です。 デビュー作であるパラサイト・イブにも負けないほど、最新の先端科学技術を背景とした知識と論理が詰め込まれており、神に対する信仰をめぐる壮大なテーマが展開されます。 その一方で、ややもすると理屈の洪水の中でなおざりにされがちだった人物描写等についても、デビュー作「パラサイト・イブ」よりはうまくストーリーに取り込まれているように思います。 いろいろな点を総合すると、この書評を書いている時点(2011年4月)では著者の最高傑作ではないでしょうか。 この作品の後、瀬名氏は人とロボットをめぐる心の問題に傾倒し、哲学的なうんちくを満載したSF短編集を立て続けに書かれていますが、個人的にはこの作品のような壮大で理屈っぽいSF長編に戻ってきてくれることを願っています。 | ||||
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様々な意味で、よくこれだけのものが書けるものだと思ってしまうほどの大作でした。 下調べ、基本になる創案の作成、物語の構成を作ること、 登場人物のバックグラウンドやキャラクターを決定すること、 文章を練る事・・・すべてに渾身の力をこめたと思えるような作品です。 個人的には脳科学に興味があるため、 そこそこ長い脳についてのウンチクも興味深く読めました。 宗教やUFO,超常現象についての説明もかなり長く、 物語に必要なベースであるとはいえど、 このあたりで拒否反応を示す人もいると思います。 (このあたりでマイナス0.5くらい。総合点は4.5くらいです。) ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、 まだ知られざる脳の未知の部分と神の概念を繋ぎ合わせたテーマは大変興味深かったです。 それに、こういう言い方は語弊があるとは思いますが、 理系の著者にこんな文章が書けるとは、とびっくりするほど詩的で美しい表現があり、 破綻のないすぐれた日本語をあやつることのできる著者は本当に頭のいい人なんだと思います。 自分の中では、長編では瀬名秀明の最高作品になりました。 | ||||
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本書を読み終え,数日経った現在も,余韻が冷めない.それほど刺激的で,魂を揺さぶる作品となっている. 本書の著者は,薬学部の大学院在籍中に発表した『パラサイト・イヴ』でデビューし,最新科学の研究成果をふんだんに盛り込んだバイオホラー作品として一躍脚光を浴びる.本書は前作に続く,第2弾の作品となっている.本書では最新の脳科学や人工生命の研究成果に忠実に基づき,現在の科学ではいまだ解明されていない人間の意識という問題に深く切り込んでいる. 作品として,非常に完成度が高く,また前作同様,情景,人物,心理が緻密に描写されているという点は大変評価されるべきであろう. ブレインテック研究所長の北川が言った「もし神を自由に脳の中で構築することができるようになったらどうなるだろう?我々は奇跡を思いのままに操ることができるようになるかもしれない」という言葉は,脳科学者への警鐘を鳴らしているのではなかろうか. | ||||
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日本SF大賞を受賞した、傑作《娯楽SF》です。《娯楽》であることに撤し切った、効率の良い文体には、プロ作家としての《貫禄》を感じました。ただ、娯楽としては、大変面白いのですが、内容的には戸惑いました。途中、さまざまな《疑問》が作中に現われますが、最後まで《答え》が、一切出て来ません。それなのに、《ドラマ》それ自体は、見事に、感動的に、完結しています。この作品の答えの《なさ》は、たぶん、意図的なものだと思います。むしろ、この答えの《なさ》それ自体が、《答えなんて、どこにもないよ。》という、一つの《答え》なのかも知れません。何とも言えず《眩惑的》な作品です。主要キャラの一人である巫女《船笠鏡子》が、《私が、私である》ことに気付くシーンに、作品を解く鍵があるような気がします。この作品に関して、一つだけ確かに言えることは、《面白かった》という、ただ、それだけです。何とも《不思議》な作品でした。 | ||||
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他のレビュアーも言っていますが、小説としてはなかなか力業が多く、ストーリーに無理があるのですが、その裏側にある、最新の脳科学については正しい事が書かれてあり、これだけで脳科学に関するノンフィクションを読んだのと同じくらいの読み応えがあります。 脳みそを研究するとやはり行き着くところは一つで、「やっぱりここに帰結するのね」と言うお約束の流れなのですが、この接合点にはあまり無理が無く楽しく読めました。 | ||||
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現代科学最後のBlack Box,脳をテーマに、前半は脳を徹底的に科学し、現在までに明らかになっている(10年前の時点だが)情報を提示し、後半では一点、神とはなにか?生命とはなにかを問いかける大作。バイオ領域に造詣の深い著者だからこそ正確に描写された脳のサイエンスはこの物語に深みを与えており、また後半は一転して、映画ちっくなフィクションとして、ドラマチックに作品をまとめている.商業作家として十分な力量を示した傑作である. | ||||
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斬新で面白かったです。 科学的な解説が「有り得るかも」と感じさせてくれます。脳は凄いのかもしれませんね。また、神とは何かという事は考えた事がなかったですが、斬新でした。パラサイトイヴより面白かったです。 | ||||
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専門的な説明が多々あり、普通の読者として読むには難しいです。学校で習うようなのを更に科学的観点から見た部分は、理解するのに時間のかかる部分もありました。 全体的に見れば、展開としては面白いと思います。 超常現象と科学で説明できてしまう事柄を描き、一体どちらに傾くのか、まだ読んでいない下巻を読むのが楽しみです。 科学ですべての事柄を説明しようとすると、人間はとても単純であっけない物に思えてくる。だが、それが現代科学の限界だ。 例えば人がテレパスのような力を持っていたとして、科学でどのように解決するのか、力を所有する者にとっては関係ないことかもしれない。このようなことを言うと、敬遠されるかもしれないが、超常現象は私の周りで現実に起きている。これからの世界で、超脳力と呼ばれるものが、日常的なものになる時代も来るのかも知れない。 | ||||
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神とは何か?読んでいくといつの間にか本題になっている事に気が付くと思う この本は科学から見た「人」の秘密であり「神」存在の証明になっている。専門用語や専門知識が多く出てくるがこの作品に出てくる少年にもわかる様に書いてあるので割と分かりやすい、しかし、最後になって劇的に内容が変化するので、徹夜して読もうとすると頭が追いつきません。 読むのにお勧めの人は、15歳~18歳の他人とは違うことをやりたい人かな | ||||
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