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ブルックリン・フォリーズ



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ブルックリン・フォリーズの評価: 4.68/5点 レビュー 44件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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No.1:
(5pt)

Xとは現在地 "the spot"

妻と娘に見放された60歳の男、辣腕の元保険外交員。大学院を中退した甥30歳、優秀な元アメリカ文学研究者。詐欺師の友人66歳、元画廊のオーナーにして現在は古書店主。彼らブルックリンの愚者たちーfollies。元(ex)彼らが近未来に求めるのは「Hotel Existence」。それは内面の隠れ家あるいは絵空事の避難所。ではそのサンクチュアリはいったいどこにあるの? 彼らは懸命に探す。どうやら、そのX(ex)は足元の現在地"the spot"にあるようだ。「ポスト過去?」、「いまってことですよ。それと、これから。とにかくあのころのことはうだうだ考えない」。9.11。その直前の物語。私(元保険外交員)は幸福だった。わが友人たちよ、かつてこの世に生きた誰にも劣らず、私は幸福だった。「本の力をあなどってはならない」(P.オースター)。
ブルックリン・フォリーズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリン・フォリーズ (新潮文庫)より
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