ミスター・ヴァーティゴ



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    初公開日(参考)2001年11月
    分類

    長編小説

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    ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)

    2006年12月22日 ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)

    「私と一緒に来たら、空を飛べるようにしてやるぞ」ペテン師なのか?超人なのか?そう語る「師匠」に出会ったとき少年はまだ9歳だった。両親なし、教養なし、素行悪し。超然とした師匠の、一風変わった「家族」と暮らす奇妙な修行生活のなかで、少年がやがて手にしたものとは―。アメリカ文学界きっての語りの名手が編む。胸躍る歓喜と痛切なる喪失のタペストリ、心に迫る現代の寓話。 (「BOOK」データベースより)




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    No.17:
    (5pt)

    アメリカの人種差別

    アメリカの差別問題を赤裸々に描いた秀作である。アフリカ系アメリカ人、ユダヤ系アメリカ人、ネイティヴアメリカ人が差別され、迫害受ける厳しい現代アメリカ社会が鋭く描出されている。白人至上主義者たちの差別・暴力問題を考えさせる現代的な作品である。
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    No.16:
    (5pt)

    軽く読める。

    名作揃いのオースターの中で、これが万人に勧められる隠れた名作。
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    4102451099
    No.15:
    (5pt)

    誰もが抱える痛み

    空を飛ぶ? 出だしはいつものオースターさんとは違う作品かと思いました。 でも読み続けて思ったのは、芯は一緒だと思いました。 誰もがかかえる愛する人間を失う痛み。 うまくいかない焦燥感。 でも悪いことは長くは続かない。 かと言って良いことばかりではない。 パワーのある物語でした。 きっと柴田さんのテンポの良い翻訳も関係していると思います。
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    4102451099
    No.14:
    (3pt)

    後半の展開はもっと長くてもよかった。

    ポール・オースターの作品を読むのは久しぶりになる。多くの純文学がストーリーの面白さから乖離してしまっているような現状で著者の「お話はおもしろくなくてはならない」という信念が本作からもつたわってくる。そしてその話の作り方の巧さは本作も例外ではない。だが、「空を飛ぶ少年」というメインのモチーフで、どこまでストーリーを引っ張っていけるかなと思いながら読み進めていたのだが、そのボリュームがやや広がり過ぎ、オースター作品の中では比較的冗漫に感じた。〜大きな夢をかなえたところまでも主人公は様々な苦労を乗り切るのだが、本作のテーマはそこから転落してしまってからが、大きなポイントになる。多くの読者の方とは意見がことなるかもしれないが、僕はその転落後の人生のほうが興味深くよめたし、著者の描写の巧さもその展開になってからの方が--そこまでも巧いことは巧いのですが--全体として明晰でしっかりした構造をもち、うまく描けているとおもう。
    主人公はそこから現実としっかりリンクし、本当の成長がはじまっている。古い言葉だが、ポール・オースターはビルディング・ロマンを描きたかったのだのだろう。そのスタイルで作品をしあげるのであれば、夢かなう部分をもうすこし短くし、夢やぶれた以後の展開をもっとしっかり書き込めば、ラストの感銘ももっと説得力をもち、全体の完成度もいまより高い作品にしあがったと思う。
    追記・しかし柴田元幸氏の訳は本当にうまいですね。著者ほどの存在は今の日本には見当たらないでしょう。
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    No.13:
    (5pt)

    映画化されへんかな〜

    はじめて読んだときはバリクソおもろかったし感動したけど、三年後に読み返したら… けっこうおもろかった。

    映画化されんもんかね〜

    ハリウッドではオースター作品は金にならんという定評ができあがってるんかな

    空中浮揚の芸っていうのは、歌、ダンス、演技、ラップ、バレエ、漫才、落語なんかのメタファーになってるなあ。

    だれだって挫折とかあきらめはあるけど、そこで終わりなんやなくて、どんな環境でもしっかり生きていくんやゆうアティテュードを、表現してる作品やな〜

    誘拐されたり

    復讐のため殺したり

    友人が殺されるのを見たり

    大成功したり

    大失敗したり、

    お話のなかでしかできないことを目一杯やってみましたっていう作品やな〜

    あとは…レディマリオンのキップのよさが爽快

    あと、ウォルトの奥さんになるひとの描写がステキ

    あと、師匠とのやりとりがステキ

    翻訳は…まあ文句なしだな

    会話の自然さの演出が日本でいちばん上手いわ

    あとは…ジャケットすてき

    ウーン、映画化はされへんか

    残念

    それにしてもオースターってアメリカではあんまりビッグやないらしいけど、文学としてはどれくらいのもんなんかな

    まあ、物語として楽しめたら文学なんてどうでもええんやけどね

    それにしても、自伝的でない小説が代表作になるなんて、小説家冥利につきるな〜
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