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ブルックリン・フォリーズ
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ブルックリン・フォリーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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単行本2012/5/30初版で読了、 訳文はオースター作品を一手に担う訳者なのでとても読みやすい、 半年前に読んだリバイアサンとは作風はだいぶ違うものだった、 本作は向こう三軒両隣レベルの範囲に起こる細々した身辺雑記が退屈かつ冗長に綴られる純文学調、 主人公は肺がんで余命宣告された大手企業退職者、余生は懐かしい場所で過ごし、その日を迎えようと郊外からブルックリンに引っ越すわけだが、当人も係累も関わりを持つ近所の連中も、みなトラブルメイカー体質なために彼の身体は休まる暇がない、 余計なことを考える暇がないのが幸いするのか、病気を抱えながらも彼はなかなか活発にあれこれ取り組んでゆくが、ページをどんどんめくらせる推進力が湧いてこないタイプだったので一月かけてゆっくり読み進んだが、最後の50ページほどでとつぜん物語が急展開してゆくのだった、 エピソードも登場人物たちもいろいろとメタファーになっていると推察するが、深読みする程の気力は残念ながら湧いてこない物語だった、 私のセンスでは”こすっからい””悪賢い””小狡い”と感じることを平気で実行できる鈍感さが主人公ネイサンにはある、 作者の分身でもあるのだろう主人公に信仰がないらしいのもうなずけるのだった(いちおうはユダヤ教徒らしいが)、 本作が面白かったら、これから季毎にオースターを一冊読もうと考えたのだが、とりあえずしばらく距離を置こうと思う、 | ||||
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期待しすぎたというか 色んなことが起こるけど、考えさせられることはあんまりないかなあ ちょっとしたトレンディドラマみたいなものかな、と 主人公(作者)の、特に女性に対する視線がちょっと気持ち悪くて自分も気を付けようと思いました | ||||
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微妙な感想。うまい書き手だとは思うが、人名や人間関係を思い出したりするのが脳トレみたいで読んでいて疲れる。細部の描写というか、結局どうでもいいことが多すぎて、そういうごちゃごちゃした出来事の寄せ集めを味わうことが読書だと思える人向き。 | ||||
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