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(短編小説)

黄金虫



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黄金虫の評価: 3.65/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(2pt)

いまいち

どの話も前置きがダラダラと長いのだ。本題に入る前に飽きてしまう。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.25:
(2pt)

読みにくい文章は、訳文のせい???

巽孝之氏の訳で、久々にポーの作品を読んで、ポーってこんなに読みにくかったっけと思いました。
まあ、ポーの文章自体が読みにくいのかもしれませんが、翻訳がおかしいという指摘が他の方のレビューにあったので、日本語としてこなれてない訳文なのかなと納得しました。
ちなみに、他の方が指摘されている一例のさらに一部をGoogle翻訳で訳してみたら
原文
By courtesy of his creditors,
は、Google翻訳では、
彼の債権者の好意により、
との結果でした。
まあ、この翻訳者は、以前、黒い直方体がSFに出てきたら、それだけで2001年宇宙の旅に出てきたモノリスの影響を受けていると言い切る人なので、ちょっと人と違うセンスの持ち主なのでしょう。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
4102028056
No.24:
(5pt)

乱歩の「二銭銅貨」 を彷彿とさせる作品

The Gold Bug・・・和訳名「黄金虫」は、「暗号解読物」の元祖であり、
また最高傑作のひとつと評し得る。日本の読者には、乱歩の「二銭銅貨」
を彷彿とさせる作品でもある。
作品の印象は、極めて現代的であり、今日の作品として読んでも全く違和感
がない。ポー作品の代表とも評し得よう。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.23:
(5pt)

The Gold Bug・・・和訳名「黄金虫」

The Gold Bug・・・和訳名「黄金虫」は、「暗号解読物」の元祖であり、
また最高傑作のひとつと評し得る。日本の読者には、乱歩の「二銭銅貨」
を彷彿とさせる作品でもある。
作品の印象は、極めて現代的であり、今日の作品として読んでも全く違和感
がない。ポー作品の代表とも評し得よう。
アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)より
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No.22:
(5pt)

中古品の充実ぶり

中古を購入したのですが、新品同様で、リーズナブルな価格にまず満足です。内容も子供向けなので、解説が親切で、こんな良い本とは思いませんでした。大満足です。
アマゾンの良いところは、中古品がとても充実していることです。
黒猫・黄金虫 (少年少女世界文学館 13)Amazon書評・レビュー:黒猫・黄金虫 (少年少女世界文学館 13)より
4061943138
No.21:
(5pt)

アメリカ文学の古典

短編小説としてして純粋に楽しめます。定番過ぎて解説は不要かと思います。私は「アッシャー家の崩壊」が一番好きです。翻訳も良いです。気に入ったなら、英語原文を手に入れて読むことを薦めます。
アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)より
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No.20:
(4pt)

モルグ街だけ残念。

他の方も書かれていますが、「モルグ街の殺人」の訳が劣悪です。難解な単語の駆使は気になりませんでしたが、現場の状況説明の場面の訳が意味不明で、「なんとなくこんな感じな話だろう」くらいにしか想像できません。
重要な鍵を握る窓の謎についてもよくわからず、ウィキペディアを読んでようやく納得しました。

とはいえ、それ以外の短編の訳は問題ありません。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.19:
(5pt)

【猿のごとく読み、人のごとく考える・その465・458冊目】

・サノーさん一言コメント
「時代を超えて読み継がれる、全てのミステリーの出発点。あまりにも意外な犯人が、文学の新しいジャンルを切り拓いた」
【サノーさんおすすめ度★★★★★+★】
・ウノーさん一言コメント
「架空の街で起きた凄惨な事件が、この世界にミステリー小説という新しい娯楽をもたらしました。200年前の大作家が描く、奇妙な世界をさまよいます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★+★】

・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):諸説あるが、全てのミステリー小説は、この作品が出発点だったと言われている。
ウノーさん(以下ウ):密室でおきた凄惨な殺人事件、警察では手に負えない「トリック」に、颯爽と立ち向かう「卓越した観察力と分析力をもった探偵役」と語り部である「助手役」、ミステリーにおける設定やテクニックは、この作品以前には存在しません。。
サ:日本のミステリー代表、江戸川乱歩は、エドガー・アラン・ポーをオマージュしてつけたペンネームだ。多くの人に多大なる衝撃を与え、文学の歴史を変えてしまった一冊であるともいえる。
ウ:もちろん、ストーリー、登場人物、描写、トリックも、色褪せることなく、いまでも充分に楽しめます。
サ:だが、それには、この作品の舞台となる「19世紀のパリ」について、知識を仕入れておく必要がある。
ウ:世界の各地からあらゆるものが流入し、混沌と冒険が渦を巻いていた「最先端の都市」だったことを知っておくと、この作品で描かれた風景や台詞への理解が、一気に深まります。
サ:しかも、それは「アメリカ人」のイメージから、出た「パリという異世界」であることを押さえておく必要がある。
ウ:だから、幻想的で、猟奇的な「エドガー・アラン・ポーのパリ」という空間が、小説のうえで成立し、魅力的なわけです。
サ:そしてその事前情報は「あまりにも意外な犯人」を理解するうえでの、鍵となる。
ウ:これほど、突飛なのに、理論的に破たんしていない。これが「元祖にして最強」のミステリー小説といわれる理由です。
サ:この空想の事件、空想の空間において、デュパンの推理だけが、現実とつながっている。
ウ:分析と推理、なぜ、そのトリックが成立しているのかを、読者が自由に考え発想する。その「読書の新しい楽しみ方」を「新しいジャンル」として確立させたのですから、歴史的な偉業だったと言えます。
サ:ただ、その偉業により、このあとの無数の人々の時間が「ミステリー小説を楽しむ」という行為に費やされることになったがな?
ウ:それによって新しい「幸福」を手に入れたのだから、それはそれでよかったんだと思います。
【了】
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
4102028056
No.18:
(5pt)

生き埋めの恐怖…(-_-;)

「アッシャー家の崩壊」:生き埋めの恐怖は、かの「レ・ミゼラブル」を読んでいても、実感に近いものを感じましたが、この作品については、ポー、ひょっとしたら謎解きなんかより恐怖を描写することしかアタマになかったじゃないか、と感じました。訳者が解説で述べておられるように所収の作品は、恐怖物から推理物に順に配列されていて、最後の「黄金虫」:ボクはずっと<おうごんちゅう>と読むものと勘違いしていました。乱歩の黄金仮面の影響かもしれません。<こがねむし>でいいんだ、かわいいね。でもこんなに凝ったお話を書いていたら早死にするはずです。詩~ボクには解釈できません~も含めてこれらの短編集は、ポーの技量が凝縮され、惜しげもなく投入されていて読み応え十分です(=^・^=)
アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:アッシャー家の崩壊/黄金虫 (古典新訳文庫)より
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No.17:
(1pt)

日本語訳が支離滅裂

訳者には新訳云々レベル以前に、先づは日本語の勉強を希望し、また、他訳者のミステリー作品を読む事も希望。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.16:
(1pt)

表紙にだまされて買わないほうが良い

短編集<1>もだったんですが、読んでいて、”苛立ち”と”眠気”が同時にやってきます。
「読者に読ませる」為に、訳をしたというより「宿題だからいやいやながらも」ネットや辞典などをつかって、なんとか訳し終えたといった感じで、読んでいて全くその風景が頭に入ってきません。
ポーへの批判でなく、訳者への批判です。どうしても読みたい方は別の人が訳されたものを読むことをおすすめします。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.15:
(1pt)

支離滅裂な最低の訳

例を挙げます。
原文
By courtesy of his creditors, there still remained in his possession a small remnant of his patrimony;

佐々木直次郎の訳
それでも、債権者たちの好意で、親ゆずりの財産の残りがまだ少しあったので、

巽孝之の訳(この本のもの)
とはいえ、いまなお数名の債権者がいるおかげで、世襲財産のうちほんの一部分はまだ所有していたため、

「数名の債権者がいるおかげで」????意味がわかりませんね。By courtesy of his creditors,とあるのだから、佐々木直次郎のように「債権者たちの好意のおかげで」などとしておけば良いものを

入力するのが面倒なのでもう終わりにしますが、出だしの一文からもこの訳のひどさがわかります。購入を考えている方は店頭で軽く読んでみることをおすすめします。それが面倒な方には「絶対に買うな」と忠告しておきます。この人(調べたら慶應の教授だそうです。また、ネットでは妻の裁判に寄せた陳腐で下品な陳述書が読めます。)の訳はあまり信用しない方がよさそうです。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.14:
(5pt)

翻訳と最後の解説がすばらしい

西崎憲さんの翻訳がすばらしい。 最後の解説も面白かった。 日本、フランス、アメリカ、イギリス等でさまざまな評価があり、人物像も意外と下世話な感じだったりして面白かった。
エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)より
4480423214
No.13:
(5pt)

定番のミステリ

ポーの特集をTVでやっていたので あらためて読み返してみたくなり購入しました 新潮文庫は 字が大きめで 老眼の私でも読みやすかったです
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.12:
(3pt)

ネタバレ有り、既に書かれている人がいますが翻訳に?

今やポーの作品集は色んな出版社さんが手がけています。
昔の海外作品を見ると翻訳がおかしかったり、字がまぁ小さくて小さくて読みづらい文章製本だったりするのが多く
過去の物より、新装されたものをチョイスして読んでいます。
そして今回 ポーの短編集 表紙もかわいく現代風、ミステリー編と別れているご様子で購入を決意しました。

既に書かれている方もいますが翻訳がすごくわかりにくく、トリック等頭の中で図が描かれないのが多くありました。
自分の知識の浅はかさかもしれませんが。
推理物程トリック解明が解りにくいとイライラする事はありません。
(書かれたのが相当昔なので現代の人にとっては解りにくいと言われればそうかもしれませんが)

モルグ街の殺人に至っては 

鎧戸が大工達の呼ぶフェラード という形式で と書かれていてもピンときませんしフェラードについての解説はありません。
また上に上げて開封する窓がバネ仕掛けで戻るというという事を
この窓に隠しバネが、、という表現を使っている事 (誰かが故意に仕込んだ様に勘違いしてしまいました)
2つの窓枠に釘がささっており一つは釘がさびているので開閉ができることも妙にまわりくどい解説で表現しているせいか
逆に解りづらくて大変でした。
失礼ですがウイキペディアのあらすじの方が解りやすかったです。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.11:
(3pt)

翻訳文体に原文の音調がほしい

モルグ街の殺人事件 (新潮文庫)
巽さんの新訳を新潮文庫で読んでみました。ゴチック編とミステリー編の二冊です。60年来のポー・ファンとしては、巽さんの新訳に期待していました。しかし読んでいると、文体に違和感を感じました。文体が若いのです。原文の音調を映していないのです。谷崎精二訳、中野好夫訳、八木敏雄訳などと、結局、比較することになりました。ボードレールの安藤元雄訳のような訳文がほしいと思いました。原文の持つ音楽性、音調を訳出してほしかった。遺憾です。残念です。HIRAKAWA
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
4102028056
No.10:
(5pt)

良い買い物でした!

つい最近になって江戸川乱歩にのめり込み、少年物も含めて全作品を一気に読破しました。
さて次は・・・となると、やはり乱歩の源流となったポーの作品です。
「モルグ街の殺人」のトリックなどはかつて乱歩氏が少年雑誌にすら書いていましたから、
当時子供だった私にも既にネタバレではありますが、
大人になってちゃんと文学作品として鑑賞したいと思ったのです。
本書は2009年に新潮文庫から出版されたばかりの新訳版で、
薄いけれどもトリックの代表作がちゃんと網羅されています。
収録作品の説明は今更ですので、他の方のレビューにお任せします。

初めて中古品で買ったのですが、全くキズ、汚れが無くて新品同様でした。
すぐに届きましたし、Amazonで買って良かったと商品としても満足でした。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.9:
(5pt)

江戸川乱歩が夢中になった世界

所載の『黄金虫』は暗号解読小説。暗号解読の基礎が載っているのでぜひ一読を。出来れば邦訳もなるべく古いものを書い、原書の英語と付きあわせながら読むのも興味深い。江戸川乱歩が夢中になったのはこの世界だったのと想いを馳せるのもよし。『黄金虫』『壜の中から出た手記』『モルグ街の殺人事件』『マリー・ロジェの怪事件』『盗まれた手紙』以上がエドガー・アラン・ポーの探偵小説の全てである。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
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No.8:
(3pt)

翻訳が・・・・

新訳ということですが、翻訳の日本語がこなれて無く古くさく感じました。その点、光文社新訳文庫のポー作品とは好対照。ポーの怪奇的作品には多少古くさく感じる翻訳も良いのかもしれないのですが、意味不明の翻訳も散見される。特に「モルグ街の殺人」ではおかしいと感じました。念のために光文社文庫版と比較し、さらに原書にも当たって見ましたが、この新潮文庫版の翻訳では意味がよくわからないで訳しているか、訳す際の日本語の使い方がおかしいとしか思えませんでした。わかりやすい例を一つだけあげると、「網膜の内側に比べ外側では」という訳が出てきます。普通の人には、この日本語で網膜についてのどこのことを言っているはかわからないはずです。訳者が日本語でのわかりにくさを犠牲にしても、直訳を意図されたのならそれは一つの考え方でしょうが。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
4102028056
No.7:
(4pt)

おもしろいです

短編集1がゴシック編で、こちらの短編集2はミステリ編。
デュパンものの「盗まれた手紙」は、大学の授業で、
哲学者ジル・ドゥルーズの「意味の論理学」との関連で名前を聞いたことは
ありましたが、実際に読むのは今回が初めてで、なかなか楽しく読めました。
ミステリ編なので推理や暗号読解ものが収められていますが、
どれも個性的でいいです。
おすすめです。
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)より
4102028056

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