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追憶の夜想曲
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追憶の夜想曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 61~80 4/5ページ
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御子柴礼司と検事 岬恭平との裁判闘争。 このやり取りのうまさに、驚くばかり。 準備書面を出さないことで、法廷闘争を行う。 確かに、準備書面を出せば、面白みがなくなる。 「法律とは、罰則こそが秩序安寧の根幹だ。 どんな悪事もいずれは露見し、裁きを受けた上での相応の罪を与えられる。 その認識が秩序に直結する」と岬検事はいう。 谷崎弁護士会長は、御子柴を後継者と考えている。 宝来弁護士の担当している事案を御子柴は、宝来の非弁行為を列挙して譲らせる。 非弁行為は、日弁連の規定に抵触する。 宝来法律事務所は、弁護士2人に140人の事務員を抱えている。 過払い金返還請求など債務整理を専門とする。 御子柴のターゲットは 世田谷の津田伸吾殺人事件。被告は妻。 被告人が全面自供して、15年の懲役が決まり、量刑だけを争っていた。 津田亜希子は、全面自供をしているが、かくされたことがあった。 津田伸吾の父親要蔵は、教師で、現在は引退して、民生委員をしている。 津田伸吾は、開発部長であったが、 倒産し、しがないデイトレーダーとなっている。 負債額が、6000万円にのぼる。そして、引きこもり状態。 津田伸吾は、家庭内暴力を振るう。 二人の娘がいて、姉と妹の倫子。倫子はきちんとしつけられていた。 亜希子は守るべきものがあった。 そして、亜希子には、過去のトラウマがあり、精神的な病を持っていた。 それを御子柴礼司が、看破して、見事亜希子を無罪にする。 しかし、真実は、残酷な結果を生み出すこととなった。 途中で、亜希子が守るべきものは何かがわかったが、 もう一つの謎が、実に御子柴とつながっていたことに 流石のエンターテイメントとおもう。 被告が、嘘をつき続けても、守ろうとする御子柴。 弁護人の直感が、事件の姿をあきらかにして、 被告人の全面告白で、捜査が曖昧になっていく。 岬検事は徹底して、現場を読み切るが、事実には争えなかった。 | ||||
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この本のシリーズは全くの予備知識無しに読むべきでしょう。久しぶりに読んだ後脱力しました。この主人公はずっと見ていきたいですね。現実の自己愛・自己の肥大した雑魚とは全く違います。ただやはり著者の筆力は凄いなと感じます。普通は衰えたりマンネリ化していきますがまだまだ愉しませてくれそうです。しかし苛烈ですね。 | ||||
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本は持ってたけど、どうしてもキンドルで読みたくて買いました。 もう、3回以上読んでます。 | ||||
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という疑念が湧くくらい超リアルな描写に戦きます… 映画なら、R指定ですよね、絶対。そこを一人称で書くのは止めてくれ~、と思いながらも最後まで読み続けてしまうのは、御子柴先生の心の有り様を知りたいという思いと逆転勝訴に持ち込む鮮やかな手並みに魅せられてしまっているからでしょうか。このシリーズ、追いかけます ! | ||||
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文句なしに面白い、サスペンスのエンターテイメント、シリーズを読むのが楽しみです。 | ||||
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少年犯罪の過去を持つ、“悪辣弁護士”御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?! 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司は、 夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。 対する検事は因縁の相手、岬恭平。 御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の行方は? 以上、そんな内容の御子柴礼司シリーズ2作目(^-^*)/ もう……素晴らし過ぎてまいりました! 本当に完璧なダークヒーローでした! まずはライバルの検事が、まさか僕の大好きな岬洋介シリーズの、仲悪い父親の岬パパだなんて! そして、御子柴が圧倒的に不利な今回の事件弁護をもぎ取った真相には驚愕するばかり……。 最後、内心で恩師に語った言葉に涙溢れました……。 今作で真の意味で、前作タイトルの『贖罪』を手掛けたんだなと感じました。 加えて、終盤で御子柴が解き明かす秘密に関しては、僕がこの世で最も許せない 罪なので、よくやってくれた……!と唇を噛み締めながら拳を握るばかりでした。 以上の要素から個人的にはあまりにも素晴らしい神作品で、 同じく良かった1作目を超えた出来映えに心から感謝した次第です(^-^*)/ 次作の『恩讐の鎮魂曲』にも期待大で、こちらも近々達成する読書5,000冊目の記念作品候補で贅沢な悩みとなっています♪ | ||||
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やっぱり面白い。引き込まれて、読み終わってしまうのがもったいなかったです。 私は別に結末が予測できたとしても、なんら問題ないと思っています。だって面白いのですから。 そして、この本は途中から予測できるように、あえて書いているのかもとも思います。 なので、最後の最後まで、読み終えるまで全く先が読めない、ということを第一に考えている方にはオススメはしません。 読まないのもったいないと思いますけどね。 私はあまり考えないで読むタイプなので、あることに引っ張られて、違う複線には気づかず、そう来たか、と思いました。 読み終えたときに、次のシリーズもすぐに読みたいと思える本だと思います。 | ||||
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…が、伏線が親切過ぎた感じも有り。伏線は「その記述は情景描写として流してしまっていた」位の方が展開を楽しめる(←自分の場合は) 「贖罪~」未読です。先に読んでおけば良かったなー 事の善悪の区別ができないサイコパス系の人って基本設定なのかな? 「過剰防衛」ラインになっちゃうんだあ…、が、一番の感想でした ちなみに、自分は、どんなに優秀であっても、どんなに有能であっても、どんなに反省していたとしても、現在どんなに献身的であっても、一定のラインを超えた外道は、その後何をやっても、「チャラ」にはしない 後で「贖罪~」読む事。自分の為の覚書です | ||||
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いろいろと想像力を刺激するミステリーのシリーズ。 面白かったです。 | ||||
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1作目に惹かれて、御子柴シリーズ2作読み終わりました。一気に読んでしまうほどで、読み終えてからもまだ頭が混乱しています。 しかし、何となく消化不良のような、おなかいっぱい感が半端ありません。事実は小説よりも奇なりとは言いますが、もし、実際にこのような事件があって、このように展開するとするならば、神様は、一旦不幸になった人に、これでもかと不幸をお与えになるのかなと思いました。また、一度被害に遭ってしまうと、それはその人の生涯にわたって暗い影を落とすこと、償いきれるものではないことを実感しました。一度罪を犯してしまうと、自分の人生をかけて償っていかなければいかないという教訓のような展開のお話で、とても重いと思いました。 展開については、上記にも書きましたが、少々詰め込み過ぎで、作者が読者を驚かせるために、これでもかこれでもかとプロットを追加していったような気がして、ちょっとくどいかなと思いました。ただ、御子柴さんが、思いもつかないようなところから、論点を展開させて検察の節をひっくり返すのではなく、地道な調査をもとに、その説を覆していくのは、読んでいてリアリティーがあって面白く、読み応えがありました。最後に、御子柴氏は、確かに恐ろしい罪を犯してしまって、それは決して許されるものではないけれど、いつか彼が許されて救われるお話が書かれればよいなと思いました。3作目も読んでみたいと思います。 | ||||
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先が詠めない内に読み進み、最後にそこでこう来たかと言う終わりで読み応えが有った。 | ||||
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少年時代に少女を斬殺した過去を持つ弁護士シリーズの二作目です。 今回は夫を殺害したとされる妻の弁護を引き受けることになります。 法廷を舞台にした検事、裁判官、証人との駆け引きに、 ぐっと引き込まれること間違いなしです。 そして、まさかまさかの最後。 こんな事になるとは想像もできませんでした。 ここからどう次の三作目に続くのか。 楽しみです。 | ||||
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たいへん深い話できますね感動しました。なかなか先の読めない展開にハラハラドキドキ、ページをめくる手が止まりませんでした。 | ||||
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設定に多少無理があるが、見事、読者の裏を書く作者の意図には拍手! すばらしい。 | ||||
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鬼畜から人間に戻れる唯一の手段として、奈落に落ちた者の道標であり続けようとする御子柴。 過去の弱さや醜さも丁寧に描写されており、前作よりも更に彼の心情に触れる事ができる内容になっていたと思う。 個人的には弁護理由が明らかにされた場面もとても印象的だった。 「この世に生きる誰もが罪を犯している。 だからこそ、みんな生きている事が許されている。」 救いのない結末ではあるが、とても引き込まれた作品。 | ||||
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本書が不良弁護士・御子柴シリーズの第二弾と知らずに読んだのだが、十分に楽しめた。 裁判員制度を市民感覚ではなく市民感情と捉えた上での、岬検事との舌戦や駆け引き、独自の視点での事件の裏側の捜査は読み応えがあって一気に読んだ。 最後には意外ないくつもの真実と、金持ち専門弁護士の御子柴の本当の目的が明らかになるのだが、多くの伏線がありつつも、その内容に驚愕した。 本シリーズの第三弾である「恩讐の鎮魂曲」も出ているので、ぜひ読みたい。 | ||||
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中山七里の作品はなかなか先が読めなくて最後まで結末がわからない ことが多いのですが、本作品では比較的早めにわかってしまうました。 | ||||
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