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(短編集)

亜智一郎の恐慌



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亜智一郎の恐慌の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

愛一郎のご先祖様。

かの亜の人の先祖が出てくる
物語です。
亜の人の先祖様もやはり頭が冴えるようだったのか
幕府の隠密、という重要な役割を
果たしていました。

亜の先祖である智一郎と
彼と同じ雲見番(隠密)3人が
奇怪な事件に立ち向かう連作集です。

ほとんどは奇妙な謎が絡んだりするものですが、
中には、極悪非道な輩が出てきていて
聖職をかさにとんでもないことをしでかす奴らがいるのです。
そしてそこには…

智一郎のほかの人物が
なかなかいい味を出しています。
中には忍者の末裔で、きちんと修行をしているものも
いますので。

ただ、ドジは少ないので、
そこのところは物足りないかな。
亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)より
4488402186
No.3:
(5pt)

あっぱれ!雲見番!

「一発逆転ストーリー」という短編集の中に雲見番拝命だけが収録されていて、はじめて泡坂妻夫さんの作品に出会うことができました。亜智一郎の実力があるのに、おとぼけで、厄介なことは避け、ハンサムなのに、ボーっと口をあけて雲を見ている姿も似合ってしまう、二枚目の課三枚目なのかはたまた・・・?なキャラクターにやられました。話の内容もそれなりに面白く、楽しめました。亜愛一郎シリーズも読んでみたくなりました。
亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)より
4488402186
No.2:
(4pt)

亜愛一郎の先祖

とぼけた味が魅力の探偵、亜愛一郎の祖先が、
幕末の頃に活躍する短編集です。歴史ものとしても、割とカッチリと書かれていますし、
あいかわらずの亜さんの活躍に、シリーズのファンの人なら、
楽しめる一冊だと思います。ただ、亜探偵シリーズは、謎解きが、牽強付会的で、
推理を楽しむというより、キャラのとぼけた味わいと、
作者の蘊蓄を楽しむ、という感じなので、
本格ミステリーを期待すると、ちょっと、物足りないかもしれません。
亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)より
4488402186
No.1:
(4pt)

愛一郎氏のご先祖様は…

雲見番の亜智一郎氏は、愛一郎氏のご先祖様です。この本に興味を持たれるのは、きっと『亜愛一郎シリーズ』のファンのかただと思います。「亜さんのご先祖様? く、雲見番!?(なんじゃそりゃー!)」と、一体どんなものか期待に胸を膨らませて読んだのですが、彼は愛一郎氏ほど浮世離れしていませんし、行動も突飛ではありません。愛一郎氏と同じようなキャラクター性を、彼に求めて読みますと、少なからずガッカリしてしまうと思います。ですが、『亜愛一郎シリーズ』とはまた違った、淡々とした面白さがありますし、登場人物たちには、ついニヤリとしてしまいます。『亜愛一郎シリーズ』を踏まえたうえで、「番外編」という扱いではなく「別物」として読まれると、調度よい作品だと思います。
亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)より
4488402186

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