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(短編集)

シュークリーム・パニック -Wクリーム-



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【この小説が収録されている参考書籍】
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)

シュークリーム・パニック -Wクリーム-の評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

スムーズさに欠ける話運びがもったいない

13年10月から二ヶ月連続刊行の二作目は,『メフィスト』で11-13年に掲載された三篇を収録.

前の巻でもうすうす感じていましたが,やはり冗長で回りくどいやり取りが多すぎます.
面倒くさいキャラクタを描くためとか,ボケを重ねる演出であることも理解はできますが,
さすがにこの程度の薄さで,しかも連続刊行でとなると,あまり好意的には受け取れません.

また,冒頭で少し先の場面を見せ,その後,溯ってはじめから…というのが二度あるのも,
このページ数で繰り返すほどの見せ方とは思えず,こちらもいらぬ勘ぐりをしてしまいます.

ただ,三つの話自体は,コミカルながらミステリとしてはどれもうまくまとめられており,
ロジック,トリックとも「お!」と,軽くうならされるものが揃っているのは確かなところ.
それだけにスムーズさに欠ける話運びが残念で,前巻もある分,少し厳しめの評価となります.

なお,かわいらしいカバー絵は,もう一冊の『生チョコレート』とで一枚絵になるようです.
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)より
4062990008

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