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こちら警視庁美術犯罪捜査班



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こちら警視庁美術犯罪捜査班の評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

少し誇張しすぎ

新米刑事と有能な女性上司。警視庁美術犯罪捜査班にはこの二人しかいない。そして、新米の三田村がいかに美術の知識がないか、それを明らかにするための冒頭のシーン。いくらなんでも、警視庁に採用された警察官が、モナ・リザを知らない、というのは無理がある。フェルメールや横山大観を知らないというのも。
 面白いことは面白いのだが、こうした「そんなはずはない」ことが多いと、うんざりしてしまうのも事実。新米だからといって、捜査のイロハも理解しないまま、現場に投入されることもあり得ない。最後のシーンも唐突。もう少し何とかならなかったか。この作者のファンとしては残念。
こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)より
4334772242
No.2:
(3pt)

美術品に絡む犯罪

美術品に絡む犯罪、主に、詐欺を突き止める刑事ものの小説。美人で天才的n美術に詳しい女子の上司と、美術に無知な気合いだけの男子のコンビが詐欺事件を解決する、簡単に読める内容です。コーヒーブレイクにお薦めな小説です♪。
こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)より
4334772242
No.1:
(3pt)

読みやすさ優先にしても違和感の残る幕引き

美術品という,知っているけれど実際には縁が薄く,専門性の高い題材を扱いながら,
知識はまるでない新人刑事の軽さや,デキる美人上司のいわゆる凸凹コンビであったり,
彼女の別れた夫や幼い娘,さらにはその元夫が経営する悪徳美術商が毎回事件に絡むなど,
わかりやすいキャラクタや構図を織り交ぜ,多くに取っつきやすくしている点は好印象です.

その一方,謎を考えて読むというよりは,それらにまつわる歴史や豆知識に感心しつつ,
事の成り行きを眺める作品で,『美術』はありますが『ミステリー』を謳うにはやや弱く,
その事件も全てが美術品詐欺で,真贋ばかりが取り上げられる話運びには少しずつ飽きが….

また,五篇に渡って続く悪徳美術商との対決も,勝利とはなりますが逮捕などはなく,
その決着も情に訴えてのものと,対立に元夫婦の関係が入ったことで消化不良の結果に.
加えて,それを後日談で軽く流し,話を変えてのほのぼのした畳み方にも違和感が拭えず,
わかりやすさ,読みやすさを取った結果とはいえ,これにはどうにも物足りなさが残ります.
こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫)より
4334772242

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