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カレイドスコープ島「あかずの扉」研究会竹取島へ



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カレイドスコープ島「あかずの扉」研究会竹取島への評価: 3.43/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

満足

良かった
カレイドスコープ島―“あかずの扉”研究会竹取島へ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―“あかずの扉”研究会竹取島へ (講談社文庫)より
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No.6:
(5pt)

二つの島における大がかりなトリックが炸裂

霧舎氏のメフィスト賞受賞のドッペルゲルンガー宮に続く、あかずの扉研究会シリーズの2作目でシリーズでは最もページ数が多い大作。
霧舎版獄門島というのがキャッチフレーズだが、さほど横溝的な世界観や展開はなぞらず、まあ因習の残る孤島ものという体裁である。
1作目でも採用していたメンバーが二つに分断され二つの場所で事件が並行展開する。今回はもともと火山が原因で出来たひとつながりの二つの島という設定がトリックに絡んでくる壮大なスケールのトリックはシンプルだが効果的でなかなか魅力的なアイデアである。
新本格系が好きなら間違いなく満足できる作品。これが面白くないという人は新本格系推理などもともと読む適正がないと言うべきだろう。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
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No.5:
(5pt)

面白いです

ミステリー初心者ですが、スケールの大きいトリックとか、二転三転して最後の最後まで目が離せないとことか好きです
これは結構古い作品ですが、今読んでも(個人的には)全然いけるミステリだと思います
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
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No.4:
(5pt)

日本人のアレンジセンスには脱帽

 《あかずの扉》研究会シリーズの第二作。私的には一番お薦め。非合理な因習が支配する封建的な孤島に向かったメンバー達。そこで
お決まりの惨劇に巻き込まれる。いやお決まりすぎる。。と言うのもやはり、著者の一番の特徴でもあるんですが、古今東西の本格ネタを
織り込んだあまりにマニアックな仕上がりなのです。徹頭徹尾です。微に入り細を穿つとはこのこと。網の目状に張り巡らされた伏線の
巧みさとも合わせて、本格推理小説のファンにはあまりに愉しい一冊。
そもそもが、冒頭に掲げられた引用文は横溝正史の『獄門島』から。この名作での超然とした凶行と動機を踏襲したかのような展開・犯人
が本作でも繰り広げられる。好いのよね犯人が(笑)。もちろん現実のリアリティに則せば救いようがないのよ。へどが出るような万華鏡。
ただ本格推理小説のリアリティに則れば絶賛できる。あまりに容赦がない。こちらは極彩色の万華鏡。
本作みたいな作風にふれると本当に日本人で良かったなと思わずにはいられないのが率直な感想だったりする。ここまで精神的に柔軟に
なれるものなのか。凄い。ちょっとこの感覚は良くも悪くも型に嵌らない日本人の感性がなきゃ解んないよね。。捌けないんだよね。。
新本格の親分ともいえる島田なんかも、映像的な方向へ走ったアメリカのミステリ事情なんかとは違う可能性として、対照的に日本の
本格ムーヴメントは生き残れるんだと説いていたが、これも良くも悪くも納得。革新的ではないと批判する人間もいるがやはり面白い。
日本人のアレンジセンスは文化そのもの。それを得心させる霧舎巧のセンスは万華鏡の如く。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

ドッペルゲンガー宮より随分良くなっている

「あかずの扉」二作目。一作目の「ドッペルゲンガー宮」より格段に読みやすくなっています(学園ラブコメが(これでも)減っているから)。これも本格推理的部分には随分力が入っていて、良くできています。「あかずの扉」の面々はどのみち書き割りなので、こっちから読んでも問題なっしんぐ。
それにしても、新本格ブーム当時ってこの長さの本を集中して読む時間的/精神的余裕があったんだなあ。煉瓦本全盛だったなあ。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
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No.2:
(5pt)

良質のオマージュ

《あかずの扉》研究会シリーズの二巻目にあたり、横溝正史『獄門島』のオマージュである。
洋上の隣り合った小さな二つの島に主人公達が隔離され、その島にまつわる奇怪な伝説とそれに絡んだ連続殺人。
まさに『獄門島』のパターンを踏んでいる。
二つの“舞台”を行き来し、探偵役も二人というのは前作同様で、このシリーズの確立されたスタイルです。
探偵の二人が性格も捜査手法や推理ロジックが異なるために、同じ事件に二種類の見方が提示される二元性が特徴的。
しかしそれを理解するのには、読者に読解力が求められます。
じっくり読む作品なので、西村京太郎さんや内田康夫さんのようなストレートな作品が好きな方には向いていません。
でもキャラクターがとても魅力的で、事件と並行するカケル君とユイちゃんのつたない恋模様も楽しいです。
推理小説というよりも読み物として楽しめる作品です。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
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No.1:
(5pt)

またまた面白い!

「《あかずの扉》研究会」シリ-ズ第二弾!私の大好きなこのシリ-ズ、今回霧舎版金田一耕助の『獄門島』といった感じの話。竹取島と月島という2つの島を舞台にまたまた研究会のメンバ-が事件に巻き込まれ、事件解決にのり出します。トリックのほうも前作に勝るとも劣らぬ複雑さ…ざすが本格派。今回もカケルと由井のドタバタコンビを始めとして研究会メンバ-の個性が大爆発してます。彼らが居るからこのシリ-ズは面白いんですよね。前作『ドッペルゲンガ-宮』を読んでない人は是非そちらを読んでから読んで欲しい。推理小説が苦手な人にもオススメの一品です。
カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:カレイドスコープ島―《あかずの扉》研究会竹取島へ (講談社ノベルス)より
4061821105

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