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(短編集)
シャーロック・ホームズの冒険
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの冒険の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全132件 81~100 5/7ページ
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「まだらの紐」だけは何となくストーリーを知ってたけど。ワトソン君って、いい年をしたおっさんで、助手というよりもライターなんですね。舞台は今から100年以上前の英国、でもそんなに古い感じはしないです。1編1編が短い割には、しっかりとストーリーになっていて、テンポが速くていいです。 | ||||
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作文を書くための購入なので、1円で買えてうれしい。しかもきれい | ||||
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再度読みたいと思ってました。昔かって本は家にあるのですが、再度本を買う気はしませんでした。しかしこれなら、買えました。 | ||||
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ホームズを出し抜く女性の話や奇っ怪な事件の数々。ホームズの人物像を豊かにしてくれる傑作短編集。 | ||||
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懐かしさもあって、純粋な評価にはなっていないかもしれませんが、それでもよかったです。子どもの頃読んだときの記憶が甦ってきました。そんな読み方をする人にとってはいいと思います。購入したのは電子版ですが、しおりが要らないのがいいです。 | ||||
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小学校の時、近所の図書館にあって繰り返し繰り返し借りて読んだ。これのオススメポイントは、いわゆる英国の気取った、それでいて上品な紳士であるシャーロックホームズの雰囲気がとてもよく表現できている翻訳なのだ。幾らでも翻訳されている作品なのだが、言い回し一つで雰囲気が全く違ってくる。あまりに古臭い言い回しや、意味は合っているのだけれど、ホームズはこんな言い方しないよな、といったことがこの版では非常に少なく、挿絵も白黒なのだが想像力をかき立てるリアルなものだ。ホームズの外見もまさに正典通り。後に英国BBCの不朽の名作「シャーロックホームズの冒険」連続ドラマをNHKで見たが、吹き替えの台詞はこの本の翻訳に近いものばかりだった。テレビの音声を聞きながらこの本を読んだりもした。字が大きく、行間も広い体裁なので一軒児童書に思われがちだが、このシリーズを一番推薦したい。大人にも、もちろんお子様にも。 | ||||
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新訳、ということで、皆様の評価もよく、購入しました。 中1の子の夏休み課題図書のひとつでしたが、 手にして以来、暇を見つけては夢中で読みふけています。 読み進めやすいので、ほかの宿題の時間も多く取れます(笑) どこの出版社のものにするか迷いましたが、これに決めてよかったです。 | ||||
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値段も結構するので買わずにいましたが、河出書房新社のシャーロックホームズ全集が出版社でも品切・重版未定との情報を得て急ぎ購入しました。多量の注・解説があり、今まで読んで疑問だった点が解消されるなど得るところがありました。翻訳者の東山あかね・高田寛両氏によれば、文庫本化される予定もないとのことです。中古品でなければ入手できるのは書店に有る在庫だけとなりますので欲しい人はお早目に。 | ||||
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中学生の時夢中で読みふけりましたが、大人になって読み返すとまた新鮮でした。 こちらの訳は簡潔で分かりやすく、サクサク読める感じです。ホームズをはじめて読む方にいいかも。 ただ長年親しんできた新潮の延原訳にくらべると、ちょっと雰囲気が足りないかな…好みの問題でしょうけど。 でも注釈がありがたいし、当時の挿絵がついてるし(一話につき二枚)、装丁もおしゃれで、全体的に気合い入ってます。 全部そろえたいです。 この「冒険」は、5つの短編集の中で一番人気があるようです。 面白いのもつまらないのもありますが、第一短編集だけあって勢いがあります。大胆な発想がたのしい。 ホームズとワトスンの冒険譚といった感じで、本格推理とは言えないものが多いんですが、そこがいいと思う。 計算されすぎた推理ゲームとはちがう味があるんです。 何といっても魅力的なのは、いきいきと血の通った登場人物たち。 ホームズとワトスンのみならず、依頼人まで目に見えるようです。ドイルの人物描写は巧い。 個人的には事件そのものよりも、二人の何気ないやりとりの方が面白かったりします。 事件の顛末を知ってしまってもなお、読みたくなるのはそのせいかも知れません。 | ||||
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有名すぎる名探偵、シャーロック・ホームズです。 もう150年前のお話ですが、面白いです。 旧訳は格調高い感じが良かったですが、この新訳は読みやすくて良いです。 まだ読んだことないという方は是非読んでみてください。 あ、 バーロー(笑)からはいったって方は読まなくていいです。 | ||||
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まず一般的に知られる「シャーロック・ホームズ」を頭に置いた上での「推理小説」というジャンルをどう考えるかという事です。 私がシャーロックホームズを読んだのは凡そ14年程前で、現在はホームズクラブの会員でもありますが、読む前に思っていたのは 「この小説は誰かが難しい殺人をして、それを最終的にホームズが当てる小説であり、読者もその中に自分を投影して一緒に推理 をする小説である」といった、一般的に思われる様な「推理小説」を想像していました。(アガサクリスティ型の小説ですね) 実際の所、シャーロックホームズシリーズはこれらの一般的に言う推理小説とは全く違います。言うなら「推理という物の面白さ を題材としたシャーロックホームズ個人(実在はしない)の、コナンドイル創作による伝記」という形の小説です。読者が推理を 間に挟む様な余地は殆どなく、言うなればただの小説の形で読み進めていくのみの小説です。最も重要になるのは、一般的に言う 「推理小説」の様に読者が介入しないという所です。私はここに最も大きな意味があり、これがあるからこそシャーロックホームズ は今もシャーロキアンに「何度も何度も繰り返し同じ話を読まれている」のだと思っています。 単純にこれらのシリーズの面白さは「キャラクターの個性、人間味の強さ」「イギリス紳士らしい冗談や皮肉の言い合いや表現」 そして何より「推理という事の面白さの伝え方(推理の実演講習)」にあります。例えばホームズはワトスンのスリッパの裏を 見て「最近、体調が優れなかっただろう?」という様な事を言ったりします。それに驚いてワトスンがその推理の内容を聞けば、 何だ簡単な事じゃないかと言う様な解答が待っています。そしてその推理が本編よりも面白かったりする事もよくあります。 この様にストーリーの奇抜さを旨とする所謂「密室殺人事件」的な面白さの話は余り無く(赤髪組合が良い例だと思いますが) 何度も言いますが「推理と言う物の面白さとそれに対する好奇心、知識欲」がシャーロックホームズを名作たらしめている要素 であると私は信じています。 ですから例えば三毛猫ホームズとか、他には例えば、金田一少年の事件簿の様な本を読んだことがある方なら、そういった類の ジャンルではないという事を何としても私は言っておきたいのです。ただ犯人を見つけて捕まえる為に犯人探しをするという 見方ではなく、どうやればこの情報から事実を引き出せるか、という知恵ややり口の話であって、それらが題材となる小説です ので「探偵小説」というジャンルからも私は剥離していると思っています。これはただ主人公が探偵であるというだけの話です し。(というより主人公はどちらかというとワトスンとも言えますし) 結局長々となってしまいましたが、シャーロックホームズをこれから楽しむ人の為に私が言いたいのは、推理小説という枠組み とその固定的な概念を取っ払って読んで欲しい、という事です。星新一さんの小説を読むような気軽さで構いません。読者に 難しい事を考えさせる事を強要する様な本では全く無いので、どうか気軽に手にとって頂きたいのです。 そしてこれらのシリーズが非常に紳士的で理知的であることは私が保証します。 | ||||
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このシリーズは、ストランド誌の連載短編だったという事情が、 特に初期作品においてはプラスに作用したのではないかと思っています。 というのは、ホームズ物の魅力というのはいわゆる本格推理物とは違って、 時にラフに時にぶっ飛んで、フィクションならではの意外性を生真面目に ぶつけてくる、ブリティッシュユーモアか本気かわからない所に読み応えが あると思うからです。 精緻なプロットを築き上げてばかりでは、このいい意味でのラフさの勢い、 面白さが出てこなかったりします。「赤毛連盟」も「まだらの紐」も、 この連載事情だからこそ誕生した傑作ではないかと思いました。 のちにドイルはホームズを殺して生き返らせたりといった連載漫画家のような 苦悩を背負ったり、上記作品も自分でリメイクして新しい短編にしたり 人気作家ならではの紆余曲折に迷い込んでしまうところもありますが、 とにかくこの若い頃のホームズ、ワトソンの活躍ぶりはおおいに魅力的で あらゆる探偵小説の元祖と言い切れると思います。 | ||||
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ホームズ短編の魅力は何か?間違いなくその名探偵ぶりであろう。特に、冒頭でわずかな手掛かりから依頼者のさまざまな事柄を当ててしまうあたりが面白い。かなりいい加減な、推理といえるようなものではないのだが、いかにも名探偵らしくてなかなか良い。 さて、本書は最初の短編集ということで、作品ごとの出来不出来も大きい。ミステリ色の比較的強いものというか、犯罪がからむもの、例えば「赤毛〜」、「まだら〜」、「ぶな〜」などは面白い。多分、ドイルの創作意欲に、かなりむらがあったんだろうと思われる。また、各話がかなり短いので、書き込みに不満があるものも多い。これは時代のせいで、しかたのない事だが。 ドイル本来の持ち味は、多分波瀾万丈の長編作品のほう、特にその後半の伝奇部分にあったのだろう。しかし、そのストーリーテリングは短編にも間違いなく発揮されている。若干年を取ってから読むと、ヴィクトリア時代のそこはかとない雰囲気に、ドップリとひたれる。 今のミステリ読みには、とってもクラシカルであろう。でも、古典として抑えるべきものでもあるし、島田「御手洗物」好きには、その原点を見る思いがするだろう。思ったよりエキセントリックではないホームズの姿に、しばし酔いしれる作品集である。 | ||||
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他の出版社の文庫では、収録されてない短編などがあり、不満ですが、 この光文社の「シャーロック・ホームズの冒険」は申し分なく楽しめると思います。 以下、収録作。 【ボヘミアの醜聞】 なんと、短編集第一話から、ホームズ敗北。この物語のトリックは、映画「スティング」とほぼ同じで、 映画「スティング」は名作だという人もいるけど、駄作という人もいて、この短編を読んでからは、 おれも駄作と思うようになった。小説で70年前にやってたことを映画でやっただけなんですね。 【赤毛組合】 たぶん、いちばん面白いです。トリックは斬新で謎解きとして面白い。 【花婿の正体】 正直、あまりにも下世話な話なので驚きました。ホームズを高尚と思っていたおれは、 この話のような低俗な文化もホームズが網羅していることを賞賛します。 【ボスコム谷の謎】 殺人事件の推理小説の典型でしょう。 【オレンジの種五つ】 クークラックスクランが登場します。 ホームズがこんなワイドショー的要素をもっていることを賞賛します。 【唇のねじれた男】 かなり好きな短編です。まあ、試しに読んでください。 この作品がなければ、「怪人二十面相」はなかったかも。 【青いガーネット】 人の死なない推理小説の代表としてあげさせていただきます。 今でこそ、ミステリは必ず殺人事件が起こる印象がありますが、ホームズの時代はちがいます。 【まだらの紐】 過大評価されてる気もしますが、要はホームズ初の密室殺人事件です。 【技師の親指】 まあまあかな。論理の面白さはあります。 【独身の貴族】 ネタ切れ感がただよってきました。また、結婚詐欺ものです。 【緑柱石の宝冠】 ネタ切れ感がただよってきました。ホームズがイギリス王室にも感謝されている証拠となるべき作品です。 【ぶな屋敷】 第一短編集最初の話です。いちばん怖い話だと思いますが、あまり面白くありません。 | ||||
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他の出版社の文庫では、収録されてない短編などがあり、不満ですが、 この光文社の「シャーロック・ホームズの冒険」は申し分なく楽しめると思います。 以下、収録作。 【ボヘミアの醜聞】 なんと、短編集第一話から、ホームズ敗北。この物語のトリックは、映画「スティング」とほぼ同じで、 映画「スティング」は名作だという人もいるけど、駄作という人もいて、この短編を読んでからは、 おれも駄作と思うようになった。小説で70年前にやってたことを映画でやっただけなんですね。 【赤毛組合】 たぶん、いちばん面白いです。トリックは斬新で謎解きとして面白い。 【花婿の正体】 正直、あまりにも下世話な話なので驚きました。ホームズを高尚と思っていたおれは、 この話のような低俗な文化もホームズが網羅していることを賞賛します。 【ボスコム谷の謎】 殺人事件の推理小説の典型でしょう。 【オレンジの種五つ】 クークラックスクランが登場します。 ホームズがこんなワイドショー的要素をもっていることを賞賛します。 【唇のねじれた男】 かなり好きな短編です。まあ、試しに読んでください。 この作品がなければ、「怪人二十面相」はなかったかも。 【青いガーネット】 人の死なない推理小説の代表としてあげさせていただきます。 今でこそ、ミステリは必ず殺人事件が起こる印象がありますが、ホームズの時代はちがいます。 【まだらの紐】 過大評価されてる気もしますが、要はホームズ初の密室殺人事件です。 【技師の親指】 まあまあかな。論理の面白さはあります。 【独身の貴族】 ネタ切れ感がただよってきました。また、結婚詐欺ものです。 【緑柱石の宝冠】 ネタ切れ感がただよってきました。ホームズがイギリス王室にも感謝されている証拠となるべき作品です。 【ぶな屋敷】 第一短編集最初の話です。いちばん怖い話だと思いますが、あまり面白くありません。 | ||||
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シャーロック・ホームズの名はあまりにも有名ですが、探偵ものだということで今まで敬遠していました。 偶然これが短編集だと知り、それならばと思い読んでみましたが、想像とは全然違っていて驚きました。 ホームズとワトスンの日常の中の、ある事件のところのみを切り取ったような小説です。 事件そのものよりも、ホームズとワトスンの関係だったり、ベーカー街の事務所(住居)に訪れるお客さんの様子だったり、その頃の雰囲気だったり、そういった部分がメインにも感じられました。 というのも、事件自体は簡単にして奇怪なもので、読んでみればだいたいの想像がついてしまいます。ドロドロした人間の憎悪といったものが掘り下げられるわけでもないし、ホームズの名探偵ぶりが詳しく書かれるわけでもないです。 そっけないようにも読めるし、親愛に満ちたようにも読める、ワトスンの手記と思い読むから、良いのだと思います。 ホームズというと難しい文章というイメージを持たれるかもしれませんが、とても読みやすい小説です。 だから、小説が苦手な方にはぴったりだと思います。 私個人的には、新訳ではなく、古めかしい文章で読んでみたいなと思いました。 | ||||
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この本に出会ったのは、少年時代。おそらく日本の探偵物語全盛期にあきあきしていた時代であった。 この作品と出会ったのは 「探偵小説」と「推理小説」への移行期であったろう。 江戸川乱歩、横溝正史らの時代に、この書と出会った少年は幸せであった。 文学界(?)において、「探偵小説」というジャンルがあった。 その後、「推理小説」というジャンルのスタートがきられた。 この作品は それらの流れの最先端をきった天才の名作。 コナン・ドイル! 以後 シャーロック・ホームズとその友人ワトソン氏の話を読みまくった。 そして、コナン・ドイルの生きた時代を想像したのであった。 今も 時々 読む。 そして驚く。 偉大なり コナン・ドイル。 日本の少年たちに 大きな 想像力をプレゼントしてくれた傑作。 老人になっても しみじみと 新しい発見をするのだから。 偉大なる書。 | ||||
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シャーロックホームズの冒険譚を初めて読んだのは小学校二年か三年の頃である。したがって、もう大昔だ。ポプラ社だったか偕成社だったかで少年少女向けの全集本を出していた。その当時もまた夢中であって、手に入るものは全部読んでしまったが、大人になって、だんだん酸いも甘いも経験してしまってから「大人版」を読み直すと、これがまた格別。19世紀末のロンドン、あるいはその郊外の光や空気。しばしば黴臭いような風景、人物描写を味わっていくと、なぜか、自分の子供時代に見たはずの情景というか、そういったものが「ぷうん」と蘇る気がしてくる。おまけに、大抵の事件の背景はごくごく人間くさい欲得愛情絡み。大英帝国の黄昏時だし、ドイルの経歴も大いに手伝ったのだろう、植民地関係の事件も多いから、そもそも非常に国際的であって、現代とも響き合う。古いのに、新鮮なのだ。シャーロックホームズの本はそして、なぜかいつでも読める。仕事などで、目前のドタバタに気ぜわしく追われている時はその限りではないが、ふと訪れる句読点のような時間さえあれば、自宅だろうが旅先だろうが、すぐさま不思議なレトロ世界にいざなわれる。かつて、開高健が『オーパ』のなかで、アマゾンを下る船上、ハンモックに揺られながら「シャーロックホームズを読む」としていたが、蓋しそういうものなのである。いつでも読み返せる、いつでも読み返したい名作だ。 | ||||
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One of my favorite books is “The Adventures of Sherlock Holmes”by Sir Arthur Conan Doyle. Probably almost everyone has heard of it, and most people have read it. I first read it when I was about ten years old and I have enjoyed detective stories ever since.I was surprised at the idea that being a detective could be someone's job,becauseit was so difficult from all the other jobs I had heard of.I was also very impressed by the way Holmes could tell, when he met people, what kind of work they did, orwhere they had been recently. I like Doctor Watson, too. He is nice, butso ordinary that Holmes seems even more remarkable. the stories are very original. I read them again from time to time, and I still enjoy them a great deal. | ||||
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ロンドンのベーカー街は現在もそこにある。 地下鉄のサークル・ラインに乗れば、ベイカーストリート駅もある。 しかし、ホームズの住んでいた大英帝国の香りがするロンドンは、今はない。 あっても、おもかげくらいしか残っていない。 たとえばこうだ。 ワトソン博士はアフガニスタンで負傷した軍医さん。 そういえばチャーチル首相もアフガニスタンにいったことがあった。 なんとか連隊からかんとか連隊に配属替えになってといった話はぴんとこないが、 英国人はフフンとかヘヘンとか感じるものがあるのだろう。 本巻にも帝国の諸地方が登場する。 依頼人のおじさんの財産が、ニュージーランド公債だというのは、 当時のジェントルマンの投資形態を自然に描写したものだろう。 「ボスコム渓谷の惨劇」で殺されるマッカーシーさんは オーストラリアのメルボルン近郊の金山近くで襲われた 馬車の御者で、名前からしてアイルランド系移民なのだろう。 金鉱の地名が事件を解くカギになっている。 こうした地名がみな「自国」の領地なのだから、 英国人が読んでいてさぞ気分が良かったろう。 インドもアフガンもカリブ海も・・。 オーストラリアなんかまだひとつにまとまらず 個々の植民地だったから、原文はコロニーズと複数形だったりする。 (訳文でも州とか植民地とか苦労が見える) 推理の面白さに加えて、こうした時代背景や地理にも 興味が持てる。 | ||||
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