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ドッペルゲンガー宮「あかずの扉」研究会流氷館へ
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ドッペルゲンガー宮「あかずの扉」研究会流氷館への評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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著者のデビュー作にして、“あかずの『扉』研究会”シリーズの第一作。 シリーズの特徴としては二人の探偵役がいて、主人公はそのワトスン(記述者)君という形。 研究会のメンバーはそれぞれに特徴があってとても魅力的です。 島田荘司さんのお弟子さんだけあって凝った仕掛けの建物が出てきます。 『斜め屋敷』みたいなね。 探偵が二手に分かれて同じ事件を謎解きをしていくというスタイルをとっています。 ドッペルゲンガーとはよく言ったもので、両方の視点がなくては謎解きが困難なように工夫してあります。 入念に作りこまれたお話とトリック、それに平行して主人公達研究会のお話も盛り込まれて飽きなかったです。 少々細かい部分で状況説明がくどく感じる部分はありましたが、そんなことが気にならないくらいのストーリー力があります。 夢中になって一気に第一部全巻を買ってしまいました。 | ||||
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著者のデビュー作にして、“あかずの『扉』研究会”シリーズの第一作。 シリーズの特徴としては二人の探偵役がいて、主人公はそのワトスン(記述者)君という形。 研究会のメンバーはそれぞれに特徴があってとても魅力的です。 島田荘司さんのお弟子さんだけあって凝った仕掛けの建物が出てきます。 『斜め屋敷』みたいなね。 探偵が二手に分かれて同じ事件を謎解きをしていくというスタイルをとっています。 ドッペルゲンガーとはよく言ったもので、両方の視点がなくては謎解きが困難なように工夫してあります。 入念に作りこまれたお話とトリック、それに平行して主人公達研究会のお話も盛り込まれて飽きなかったです。 少々細かい部分で状況説明がくどく感じる部分はありましたが、そんなことが気にならないくらいのストーリー力があります。 夢中になって一気に第一部全巻を買ってしまいました。 | ||||
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6年ぶりに読んでみましたが、やはり評価は変わりません。 推理小説としては、登場人物が多く視点が変わるので、とても読みにくいです。謎は魅力的ですが文体が軽いためか散漫といった印象を受けます。重みがないので読者を引っ張る力が弱いと感じました。 そのため、ポイントとなる場面の印象が薄く、伏線が存在感あるものとは思えなかったです。軽さとは別の問題になりますが、10代の少女が被害者というのも、陰惨さが感じられて好きにはなれませんでした。 1997年までの乱歩賞全作品や、江戸川乱歩・横溝正史・島田荘司・綾辻行人・北村薫・京極夏彦と順番に?読んできた私には今ひとつというミステリです。 とくに横溝が好きな方にはお勧めできません。本格物の形をした新本格作品とでも言えばよいのでしょうか……。 あくまでも個人的な感想ですが、大学生が主人公の小説が好きな私は、ミステリとしてよりも、完全な青春小説として読んでみたかったです。 予知能力のような物を持っている女性など、登場人物の造形は興味深く、彼らの会話などはとても楽しめました。 | ||||
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なんだか物足りない1冊でした。探偵役2人が推理していくのが悪いわけじゃないけど、素直に頭良すぎ。穏やかそうな2人だから、キャラがぶつかることもなく淡々と進んでく感じ。開かずの扉研究会としての、キャラの個性はいいとは思うんだけど。 | ||||
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何通りも出てくる推理のどれもが魅力的だが、真実に行き着くまでが長くて疲れてしまい、最後まで読んでもすっきりしない。登場人物は個性的で分かりやすいが、どこかマンガっぽくて冷めてしまう。センスはいいと思うので残念だ。 | ||||
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殺人事件が起こる館の中と外にそれぞれ名探偵がいて2人が別々の手がかりから事件を推理していく展開が非常に面白い。主人公と仲間達のキャラクターも個性的で魅力もありトリックの奇抜さもあいまって非常に面白い傑作となっている。本格派の推理小説が好きな方なら、まず満足できる内容かとこの後に続く、この作者のシリーズ作品よりもこの初作が一番面白く、オススメです。 | ||||
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講談社ノベルズ「ドッペルゲンガー宮」の文庫版。ノベルズ版のレビューに色々と書いてあるので詳しく知りたい人はそちらをどうぞ。 霧舎巧のデビュー作がこれ。人間を書いている本格物。 キャラそれぞれがかなり特殊でおもしろいのでそれだけでも楽しめるが、やはり本格。トリックもとんでもない。島田荘司の名作「斜め屋敷の犯罪」に出てくる「流氷館」と同じ名前を持つ館で起こる連続殺人事件を書いたものだが、霧舎の「流氷館」は傾いてはいない。全く別種のとんでもない仕掛けが施されているのだ。この後続く「館物」の第一作で仕掛けが少々複雑で理解に苦しんだりもしたがそれでもなお、お気に入りの一冊。 | ||||
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あっと驚くような、機械仕掛けと前時代的ゴシックロマンの設定を最近流行の大虐殺物につけたような作品人が大量に出てきて、死んでいく様は小説を読んでいると言うよりは消費させられているという雰囲気が漂うのですが・・・ | ||||
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島田荘司氏の弟子らしく大仕掛けな館物を第一作に持ってきました人物の書き分け悪くポイントが絞り切れていないのが難点 | ||||
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名探偵が2人。どちらも失敗しない。上記の設定を以後も忠実に守ろうとするので全作品につき破綻をきたしている作者の「あかずの『扉』研究会」もの探偵群たちの個性のかき分けも全くうまくいっていないので正直言って読んで内容を理解するのはつらいですがこの作品はトリックがメインで後の作品に見られるような、作者の鼻につく推理小説論を聞かせられることがないのが★が2つになっている理由です | ||||
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「《あかずの扉》研究会」シリ-ズ第一弾!それまで推理小説が余り好きでなかった自分を変えてくれた一冊です。個性的な研究会のメンバ-6人のキャラクタ-にとても好感が持てました。新本格派と名言しているだけあって、トリックに関しては一切妥協無しの複雑なモノなんですが、そんな事に悩まされることなく読めたのも研究会メンバ-のノリのよさみたいなものがあったからでしょう。推理小説マニアな方には「研究会メンバ-のじゃれ合いが鬱」とほざいている人もいるみたいですが…そんなさびしい事言うなよと言ってやりたいですね。ライトノベルしか読んだ事のない人にこそ私はこの本を読んで欲しい。新しい発見がきっとあるはずですよ。 | ||||
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主人公が無個性な感じなのは、ワトスン役としてはいいと思います。でも、その主人公と仲良くなる女の子が極めてサムい……。このキャラクターだけでも、読むのを止めようかと思ったぐらいでしたが、とにかくミステリーがメインなのだから、と考えラストまで読みました。このトリックはOKなんですか?本格推理って、笑っちゃうぐらい奇想天外なトリックのある作品のことですか? | ||||
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デビュー作。少年マンガのような御都合主義的で仁義重視の人物設定は辟易するし、警察官の描き方も類型的。もっとも、本格推理としての骨格部分は充実していて、なかなか書ける人という感じは伝わる。 | ||||
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