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双孔堂の殺人 ~Double Torus~



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双孔堂の殺人 ~Double Torus~の評価: 2.71/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

数学ばっかり

「堂」シリーズ第2弾。
前作はとても読みやすいと思っていたのですが、今回は(特に前半は)これでもか、というくらい数学についての議論ばかりといった感じで、丁寧に読むべきか、飛ばして読むべきかの葛藤があり、ストレスを感じました。
ただ後半からはなかなか面白くなってきたので何とか読み切りましたが…正直言うと、ミステリ部分は普通…ただそれを難しい数学に絡めているといった印象で、特別新しいものではなかったのかな、という感想です。
双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社ノベルス)より
4061828835
No.1:
(3pt)

専門用語の飲み込みにくさ

前回の眼球堂の殺人を楽しめたので今回も購入。
双孔堂の殺人は前作のようにこれからの展開はどうなっていくのかと、どんどん読み進めたくなるような期待感はあまり得られませんでした。

どちらかというと、謎解きを楽しみ考えながらミステリーを読む方向けなのではないかという印象でした。
私のように深く謎解きを行わず、与えられるがままにただただ読み進めるだけのタイプの者には、少々入り込みにくさを感じました。

それだけでなく、どうにもトリックや話の展開どうこうというよりも、合間合間に入り込む数学的な専門用語の容赦ない羅列が引っかかり、読みにくさに拍車をかけている気がしました。
前作ではさほど感じなかったのですが、本作では楽しいと思えたのは最初の数章で、謎解きに関わっているのだろうと理解しつつも、後になるにつれてまたかと思ってしまうような、繰り返しに感じてしまいました。
参考書を目にしている時に似た、今ひとつ理解できないけどしなくては進めない停滞感を感じました。

新しい登場人物である刑事が数学者の理論を緩和するようなこちら側の目線で話してくれようとも、どうにも専門用語たちに引っかかってしまい、テンポよくは読めませんでした。
それはこの作品と登場人物の特性というものだと言われればそれまでなのですが。

自分の中で消化し切れなかったので星3つとしました。
しかしながら登場人物たちのこれからと前回の面白さから、来年出るという次作も購入してみようかと思います。
双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社ノベルス)より
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